本ページはプロモーションが含まれています。
ニキビ・ニキビ跡

気になる「うなじニキビ」。市販薬で治らないときの原因と対処法は?

首回りやうなじに、ポツンとできたニキビに悩んだことはありませんか?

うなじニキビは自分では気づきにくいものですが、知らずにふと触って、痛みを感じることも多いニキビです。

髪の毛をアップすると目立ってしまうので、何とかして治したいものですが、「毎日市販のニキビ薬を塗っているのになかなか治らない」なんてこともありますよね。

なぜ薬を塗っても改善しないのか、そういった場合はどうすればよいのかをご説明します。

うなじニキビの特徴

うなじニキビは、繰り返しできやすく、治りにくいのが特徴です。

また、顔に比べて、大きくて固いニキビができやすいという傾向があります。

強い痛みを伴う場合も多く、赤く腫れてしまうこともあるので目立ってしまいます。

そのため一度できてしまうと、非常に厄介なニキビなのです。

うなじニキビの原因

整髪料やシャンプーによる刺激

首は汗や皮脂の汚れが残りやすく、摩擦などの刺激を受けやすいパーツ。

この汚れや生活の中で受ける刺激が、ニキビの原因となってしまいます。

中でも注意しなければならないのが、整髪料やシャンプーによる刺激です。

整髪料やシャンプーには油脂成分やシリコンが多く含まれており、すすぎが不十分だと肌に残ってしまいます。

これがニキビを引き起こす、アクネ菌の餌となってしまうのです。

また、シャンプーの際に肌をゴシゴシと擦ってしまうと、肌のバリア機能が損なわれて傷ついてしまいます。

シャンプーには強い洗浄成分を含むものもあるため、肌への負担が大きく、ダメージが蓄積する可能性もあるため注意が必要です。

血行不良や不規則な生活

血液やリンパの流れがよくないと、肌の新陳代謝が悪くなり、ニキビができやすくなります。

デスクワークなどで、長時間同じ体勢で過ごすことが多い方は要注意です。

首や肩の血行が悪くなり、皮脂や老廃物が溜まりやすくなって、その結果うなじニキビができてしまうのです。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスによって男性ホルモンの分泌が活発になると、ホルモンバランスが乱れて、肌のターンオーバーが正常に機能しなくなります。

その結果肌の調子が悪くなり、ニキビができてしまうのです。

また、睡眠不足や食生活の乱れもホルモンバランスを崩す要因となります。

十分な質の良い睡眠をとり、バランスの良い食事や適度な運動を心掛けることが大切です。

ニキビ薬が効かない理由は?

市販のニキビ薬は、皮脂やアクネ菌に効く成分が配合されているので、塗れば一時的に症状が改善します。

しかし、肌の表面にしか作用しないため、根本的な治療にはならず、ニキビが繰り返しできてしまうのです。

ニキビ薬は、あくまでも対処治療となります。

市販薬を塗ってもニキビが治らない場合は、根本の原因を取り除く必要があるといえます。

特に治りが遅いうなじニキビは、生活習慣を見直して、体質改善に取り組むことが大切なのです。

薬で治らないうなじニキビの対処法

食生活の改善

健康な肌を保つためには、バランスの良い食事が大切なポイントとなります。

インスタント食品や外食ばかりでは、どうしても栄養が偏ってしまいます。

野菜や果物、魚などもきちんと食べて、好き嫌いなく様々な食材を摂取することが望ましいといえます。

また、健康な皮膚を保つビタミンA、皮脂の過剰分泌を防ぐビタミンB2、コラーゲンの生成を助けるビタミンC等を含む食材を、意識して食べるとより効果的です。

ビタミンAは人参などの緑黄色野菜、ビタミンB2は卵や納豆、ビタミンCはレモンやピーマンに多く含まれています。

睡眠をしっかりとる

睡眠は、肌と深い関わりを持っています。

人は寝ているときに成長ホルモンが分泌され、それによって新陳代謝が活性化して、身体が再構築されていきます。

そのため睡眠不足だと身体の再構築が十分に行われず、肌の健康が損なわれて、老化を早めたりニキビができる原因となってしまいます。

十分な睡眠をとることが健康な肌を作るのです。

特に、午後10時から午前2時の間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンが最も活発に分泌される時間です。

午後10時までには、布団に入る習慣を付けることがおすすめです。

肌を清潔に保つ

うなじニキビを治すためには、ニキビができにくい肌環境を作ることが大切です。

シャンプーはすすぎ残しがないように注意し、衣類や枕などの寝具は、こまめに洗濯して清潔な状態を保ちましょう。

首を洗うときは、しっかり泡立てたせっけんで、包み込むように優しく洗うのがポイントです。

汗をかいたらこまめに拭くなど、首周りを清潔に保つことを意識するだけでも、随分と違ってくるはずです。

ストレスを溜めない

ホルモンバランスの乱れに繋がるストレスは、肌にとって大敵です。

ストレスを溜め込まないように運動や趣味で発散し、リラックスできる時間を持つようにしましょう。

心も健康でいることが、ニキビ予防に繋がるのです。

保湿ケアをする

ニキビができる部分は、肌の角質層が弱まっている可能性があるため、保湿ケアが重要です。

コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を含むクリームで、しっかりとスキンケアを行いましょう。

市販薬で治らないうなじニキビには早めの対処を

市販薬を使っても治らないうなじニキビには、生活習慣が深く関わっている可能性があります。

薬で肌の表面だけをケアしても一時的な効果しか得られないため、内面に潜む原因を取り除く必要があります。

今一度、自身の生活習慣を見直してみましょう。

また、ニキビの炎症が進むと、赤く腫れあがってしこりになり、治療にかなりの時間が掛かってしまいます。

そのため、症状の軽いうちに皮膚科を受診するなどの、早めの対処が重要です。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
関連記事