おしりにブツブツが出来てしまうおしりニキビが気になっている人は多いですが、おしりニキビの原因はどこにあるのでしょうか。
いくら薬などを塗っても原因が分かっていないと繰り返してしまいます。
おしりニキビの原因をしっかりと把握して、おしりニキビが再発しないためのケア方法を詳しく紹介していきますので参考にしてみてください。
おしりニキビって?
ニキビというと思春期の人が顔や背中にブツブツと赤く出来てしまうものを想像する人が多いですが、ニキビは顔や背中以外にも出来るのです。
中でも意外と悩んでいる人が多いのが「おしりニキビ」で、おしりのほっぺの部分や、おしりと太ももの境目周辺などにもよく出来る傾向にあります。
このおしりニキビは男性よりも女性の方が出来やすいとも言われています。
また1度出来てしまうと白ニキビで終わらず炎症を引き起こすまで悪化してしまうことも少なくないのが特徴です。
おしりニキビの原因は?
おしりニキビの原因はどこにあるのかというと、普通のニキビと同様に皮脂の分泌が過剰になることにあります。
また、おしりは蒸れやすい部分なので清潔に保ちにくいのもニキビができやすい原因と言えるでしょう。
特にデスクワークが多い人や、受験勉強など1日中机に向かって勉強をしているという人は蒸れやすいのでおしりニキビが出来やすいです。
おしりニキビが悪化しやすいのはなぜか?
おしりニキビは白ニキビのまま自然と治ってしまう事が少なく、対策を取らずに放置してしまうと赤く炎症したり悪化しやすいのが特徴です。
なぜおしりニキビは悪化しやすいのかというと、おしりは体の中で最もと言って良いほど擦れる場所だからです。
1日中立って生活する人は少ないですし、立ち仕事の人でも休憩中や食事の時は座ることが多いでしょう。
座るということは、どのような座り方をするにしてもおしりが擦れてしまうということです。
擦れてしまう上に蒸れやすい場所なので、おしりニキビは非常に悪化しやすいニキビということになるのです。
おしりニキビのケア方法
おしりニキビが出来てしまった場合のケア方法ですが、まず最も基本となるのがおしりを清潔にするということです。
汗をかくこと自体はニキビ改善に良い効果が期待できるのですが、汗をかいたままなど蒸れた状態にしてしまうとニキビが悪化しやすい状況になります。
まずはお風呂やシャワーに入った時に、皮脂汚れを残したままにせず優しくきれいに洗ってあげることが大切です。
この時使用する石鹸やボディーソープは洗浄力が低いものを使用しましょう。
きれいにするのであれば洗浄力が強い方が良いのではないかと考える人もいるかもしれませんが、洗浄力が強いものを使用してしまうとお肌への刺激も強くなりますし、皮脂を取り除きすぎることによって乾燥を招き、皮脂の分泌をより促してしまうことになります。
ニキビが出来てしまっている人用のボディーソープなども販売されていますので、低刺激性の洗浄剤で優しく洗いしっかりと洗い流すようにしましょう。
きれいに保つことも大切ですが、おしりニキビケアには下着の選び方も重要です。
蒸れはおしりニキビの大敵ですが、ピッタリとした通気性の悪い下着を着けてしまうと蒸れやすいので通気性の良い素材のものを着用すると効果的です。
女性におしりニキビが多い要因がこの下着にあると言われていて、ガードルや補正下着など締め付けが強いものだと血行も悪くなり余計におしりニキビができやすくなってしまいます。
また、汗をかきやすい人やスポーツの後であれば、通気性の良いものを使用するだけではなく下着を履き替えることもおしりニキビ対策になります。
おしりニキビになりにくくするには
おしりニキビになりにくくするには血行を良くする必要があります。
おしりニキビは座りっぱなしの人によく出来る傾向がありますが、ずっと座った状態というのはおしり周辺の血行が悪くなっているのが簡単に想像できるのではないでしょうか。
血行が悪いとおしりニキビになりやすく、また悪化しやすいので注意が必要です。
仕事の関係などでどうしても座りっぱなしになってしまうという人もいるかもしれませんが、その場合でも1時間に1回程度少し歩いてみたり、おしりの周辺を軽くマッサージしてみるだけでも効果は期待できます。
また、湯船に浸かることも効果的です。
シャワーだけで済ますのではなく、湯船に浸かることで血行が良くなり老廃物を排出しやすくなるので面倒がらずに湯船に浸かる習慣をつけると良いでしょう。
血行が悪くなってしまうと、おしりニキビが仮に治ってもニキビ痕が色素沈着で残ってしまうことがありますので、出来る限り血行を促進するようにすることが大切です。
おしりニキビは蒸れ対策と清潔さが重要
女性に特に多いおしりニキビは、皮脂の過剰な分泌や蒸れ、座った時の擦れなどが原因で出来てしまったり、それが悪化してしまうケースが多いです。
ケア方法の基本としては、出来るだけ清潔に保つことと新陳代謝を促すために血行を良くすることが大切です。
ただし、洗浄力が強すぎるものや、運動後に汗をかいたままにするのは逆効果になります。