1週間後に大切な用事があって、どうしても短期間で痩せたい!という緊急時におすすめしたいのが「もち麦ダイエット」です。
私が実際にやってみて、1週間で3.5キロのダイエットに成功しました。
もち麦は、テレビやネットで紹介され話題となり、コンビニやスーパーの惣菜コーナーでも関連商品が置かれるようになり、手軽にもち麦を入手できるようになりました。
この記事では、私自身の体験談をもとに、効果的な方法とおすすめのもち麦メニューを紹介します。
もち麦ダイエットの方法
私が実際に行った「もち麦ダイエット」の方法は、普段食べているお米や麺、パンなどの炭水化物をもち麦に置き換えるだけです。
十割で炊いたもち麦をサラダやチャーハン、おにぎりにして毎日食べていました。
甘いジュースは飲み過ぎない、油分の多いものを食べ過ぎない、暴飲暴食しないなどダイエットをする上で基本的な注意事項を守れば、あとは普段通りの食生活でOKです。
私の以前の食生活は、とにかく炭水化物をたくさん摂っていました。
お米も麺もパンも大好きです。
これを全てもち麦に変えることで、身体にたくさんの変化が起き、1週間でマイナス3.5キロのダイエットに成功しました。
1週間で効果を出す!もち麦ダイエットのコツ
短期で効果を出すには、もち麦を十割で炊いたものを食べるようにしましょう。
お米を混ぜた三割炊きや五割炊きなどは食べやすく、気軽に挑戦できます。
長期的なダイエットや健康目的にはおすすめの方法ですが、短期で結果を出したい人には向きません。
もち麦を十割で炊くと多少独特なにおいがありますが、慣れてしまえば美味しく食べることができます。
美しいボディを手に入れるために、頑張って十割で炊いたものを食べましょう。
もち麦って何?
もち麦は大麦の一種で、食物繊維が白米の約20倍、玄米の約3倍含まれています。
白米よりもカロリーは低く、カルシウムや鉄分、カリウム、ビタミンB1などの栄養素が含まれ、ダイエットだけではなく美肌効果も期待できます。
また、食欲を増進させるグルテンというたんぱく質が含まれていないこともダイエットにつながります。
もちもち、プチプチとした食感で、少し独特なにおいがあるのが特徴です。
体験談!もち麦を食べると便秘が解消される
冒頭でも説明したように、体重は1週間で3.5キロ減らすことができました。
主にやっていたことは、十割で炊いたもち麦を主食にし、その他の炭水化物は一切禁止、砂糖の入ったジュース類も飲みませんでした。
それに加えて、軽いウォーキングと筋トレを毎日続けていました。
体験談ですが、身体の変化で最も顕著だったのが、便秘が解消されたことです。
以前は2日に1回のペースでの排便でしたが、もち麦ダイエットを始めた2日目から、1日に2回も出るようになりました。
便秘が解消されてぽっこりお腹がへこんだのが嬉しくて、筋トレの腹筋メニューもいつもより頑張れました。
排便のペースはその後も落ちることなく、気づけば1週間で3.5キロ痩せていました。
どれだけ溜め込んでいたのだろう、と自分でも驚きです。
もち麦を食べて便秘解消できた理由は?
もち麦には、水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維がバランスよく含まれています。
不溶性食物繊維は便のかさ増しになり、腸を刺激してくれます。
水溶性食物繊維は胃の中で水分を含みジェル状になり、便を柔らかくする働きがあるので、便秘の解消につながります。
この性質により、もち麦を食べる時は水を意識的に飲むようにすると、水溶性食物繊維が便に水分を与えて便が出やすくなります。
このダイエットのつらいポイント
このダイエットで何よりもつらいのは、お米や麺などの炭水化物が食べられないことです。
もち麦に置き換えているので、お腹は膨れるのですが、どうしても大好きなお米や麺が食べたくなってしまいます。
普段から炭水化物をたくさん食べている人ほどダイエットの効果は出やすいですが、それに比例して、好きなものを我慢するつらさも大きくなります。
もち麦をよく噛んで食べて満腹中枢を刺激し、目標の日程までお米や麺、パンなどは我慢しましょう。
私はもち麦の食感が好きで、においもそれほど気にならなかったのでもち麦を食べること自体は苦痛にはなりませんでした。
もち麦のにおいがどうしても苦手な人にはこのダイエットは向いていないかもしれません。
おかずはバランスよく食べましょう!
おかずをしっかり食べられるのがこのダイエットの魅力です。
大好きなお米や麺を我慢するつらさをおかずを食べて乗り切りましょう。
基本的には普段通りのおかずでも主食をもち麦にしていれば効果は出ますが、油っこいものやお肉ばかり食べるなど、バランスの悪い食事は禁物です。
より短期間で効果を出したい場合は、おかずの栄養成分とカロリーにも気をつけましょう。
おかずもなるべく低糖質なものを選ぶと、さらにダイエット効果が増します。
脂質、糖質少なめの高タンパクメニューを主菜にして、副菜として野菜もたっぷり食べましょう。
飲み物も、ジュースなど砂糖の入ったものは控えて、ダイエット期間中は水やお茶飲みで過ごしましょう。
もち麦の炊き方
もち麦の炊き方は簡単です。
炊飯器で炊く場合は、もち麦と倍量の水を釜に入れて、30分~8時間浸し、普通炊きをするだけです。
水の量が違うだけで、お米の炊き方と変わりません。
十割のもち麦だとどうしてもにおいが気になる、という人は、炊く前にオリーブオイルを少量混ぜると食べやすくなります。
もち麦は傷みやすいので、炊いた後は保温状態で長い時間放置しないでください。
冷凍することで2~3週間は保存がききます。
粗熱をとったもち麦を1食分ずつラップか容器に小分けにすると使いやすいです。
冷蔵保存の場合は2~3日で食べきるようにしましょう。
おすすめメニュー① もち麦サラダ
https://www.instagram.com/p/BcqZmoNnejV/生野菜をたくさん摂りながら食物繊維もしっかり食べられる「もち麦サラダ」は、もち麦メニューの中で最もダイエットに効果的です。
実際に私も1日に1回はこのメニューで食べるようにしていました。
好きな野菜をカットして炊いたもち麦を添えるだけの簡単メニューなので、時間がない忙しい時でも手軽に食べられます。
季節の野菜を使ったり、ドレッシングを変えたりすれば飽きることなく、ダイエット中でも食事を楽しむことができます。
炊いたもち麦は粘り気があるので、軽く水で洗うとサラダに合うツルッとした食感になります。
おすすめメニュー② もち麦チャーハン
https://www.instagram.com/p/BlUQTcKFdyY/もち麦の独特なにおいを消せるメニューです。
普段作っているチャーハンの材料をお米からもち麦に変えれば、ガッツリ中華をヘルシーに食べることができます。
私が様々なもち麦メニューを試した中で、一番もち麦のにおいが気にならなくなった一品なので、もち麦が苦手な人も挑戦しやすいと思います。
キムチチャーハンやピラフ風にしても美味しかったです。
おすすめメニュー③ もち麦のトマトスープ
https://www.instagram.com/p/BaC6CbHBh47/ホッと身体が温まるもち麦のトマトスープは、朝ごはんにおすすめのメニューです。
作り方は、ミックスベジタブルとダイスカットしたベーコンと玉ねぎをバターで炒め、玉ねぎが透き通ってきたら水を1カップ加えます。
コンソメキューブ1個とトマト缶半分を加えて10分煮立たせ、ケチャップ、塩胡椒で味を調えます。
最後にもち麦を入れてなじませ、完成です。
もち麦と野菜、ベーコンの量はお好みで調整できます。
多めに入れたらトマトリゾット風になるので、お腹が空いている時にはおすすめです。
併用して行うと良いダイエット
断食ダイエットや炭水化物抜きダイエットの場合は運動を控える必要がありますが、しっかり食べられるもち麦ダイエットには運動も併用することをおすすめします。
私は腹筋のトレーニングを中心に、筋トレを毎日行っていました。
このように、筋トレやストレッチ、ウォーキングなど、自分に合った運動をもち麦ダイエットと同時に行いましょう。
より早く身体の変化を感じられるはずです。
運動だけでなく、半身浴やマッサージなど、皆さんが普段から取り組んでいることと併用できるのが、もち麦ダイエットの長所です。
しっかり食べて健康的に痩せましょう
三日坊主でなかなかダイエットが続かない私でも、もち麦ダイエットで体重を落とすことができました。
現在ももち麦をご飯と置き換えたり、もち麦のアレンジメニューを食べたりして健康的な身体を維持しています。
もち麦のアレンジメニューには、この記事で紹介したものだけでなく、たくさんの料理方法があります。
いろんなもち麦メニューを試して、食事を楽しみながらダイエットを成功させましょう。