飽きっぽく新しいもの好きな私は、これまでに何度もダイエットに挑戦しては失敗してきました。
というのも、長続きしないのが最大の原因でした。
そのため、とにかく続けることを目標に、1週間という短期間でダイエットを始めました。
1週間であれば続けられるだろうと思ったのと、結果もそれなりに出せるだろうと考えたのです。
ここでは、私が1週間で3キロ落とした体験談を紹介します。
ダイエットを成功させるには、運動・食事・メンタルが重要
ダイエットを成功させるために重要なのが、運動、食事、メンタルの3つの要素です。
これらの要素をどの程度ダイエットに盛り込むかは人それぞれでしょう。
私の場合は、自分が我慢できる範囲で食事の制限をし、時間の許す範囲で運動をし、ダイエットのことばかりを考えずに済むよう息抜きも取り入れるようにしました。
こうした特別メニューを作ることが、ダイエットを始める第1段階だと言えるでしょう。
計画通りに行かないとすぐに諦めてしまい、1から始めようとする性格な私は、はじめから1日1食のみや何キロものランニングなどの無理な計画は立てず、できることを広げていくことに力を注ぎました。
短期間でダイエットを成功させる秘訣~運動編~
自分に合った運動を見つける
短期間でダイエットを成功させる体験談はさまざまありますが、私の場合、運動はそれほど得意ではなかったため、できる限りにとどめました。
はじめからランニングやヨガなどを取り入れてしまえば、できなくなることは目に見えていたからです。
また、ランニングやウォーキングは天候や気温に左右されます。
これまで何度もダイエットに失敗してきた中には、雨の日や寒い日はそれを言い訳にして運動をせず、計画倒れでダイエットを諦めることも少なくありませんでした。
そのため、今回のダイエットでは「今の自分にできること」「できるだけ毎日取り組めるもの」を中心にメニューを組むことにしたのです。
自分自身に対する言い訳をなくす
私が今回の短期間ダイエットで取り入れた運動は、ウォーキングと踏み台昇降、それからストレッチです。
このうちウォーキングと踏み台昇降に関しては1日のうちにどちらか1つ行えば良いというルールにしました。
晴れの日はウォーキング、雨の日は踏み台昇降という風に、好きな方を行うことで「やらない言い訳」をなくすようにしたのです。
ストレッチに関しては、ウォーキングや踏み台昇降で疲労した筋肉をほぐすため、加えてマッサージにより血流を良くし、冷えからくるむくみを取り除く役割も担っていました。
ストレッチは寝る前や入浴時のリラックスタイムに行うことで、「やらなければならない」ではなく、「やるのが楽しみ」と思えるようにしたのもポイントです。
いくつかの運動を組み合わせる
ウォーキングは、これまでのダイエットでは寒い日や風の強い日に行い、辛い思い出しかなかったのですが、今回は始めたのが4月と気候も良かったため、桜並木の公園を散歩したり、心地良い夜風に当たりながら散歩したりと、苦にならずに済みました。
短期間のダイエット、と決めていたので、ウォーキングの場合は私にしては少し長めの1時間から1時間半行うようにしました。
踏み台昇降は主に雨の日やウォーキングにそれほど時間を取れない日に行いました。
踏み台さえあれば特別な器具は必要なく、手軽に始められるのが私にとってはありがたかったです。
踏み台昇降は、天候や時間に左右されず、家の中でできるためわざわざ外出着に着替える必要もありません。
その上「ながら運動」ができる点や、踏み台昇降はウォーキングよりもカロリー消費量が多く、冷え性に対しても効果があったため私にはぴったりといえる運動でした。
短期間でダイエットを成功させる秘訣~食事編~
さまざまな制約を設ける
1週間という短期間のダイエットだったため、食事に対してはできる範囲でさまざまな制約を設けました。
まず、夜7時以降は食べないことです。
なるべく自炊を心がけ、外食する場合もカロリーの低そうなものを選ぶようにしました。
ただし私の場合、極端に食事を制限しがちで、これまでのダイエットでも低血糖に陥ることも度々でした。
そのため低血糖にならないよう、めまいや血の気が引く感覚がしたら何か口に入れるようにしていました。
ただし、毎回それがきっかけとなって食欲を刺激してしまい、少しのはずがダイエットを忘れて食べ過ぎてしまうことがあったため、今回は多少食べ過ぎてもいい黒糖飴を常に持ち歩くようにしました。
それ以外にも甘栗や干し芋など、腹持ちするものを持ち歩くようにしていました。
良質なたんぱく質を取る
食事に関しては良質なたんぱく質を取ることを心がけました。
納豆や豆腐、魚類や赤身の肉はそれほど控えることなく食べました。
ダイエット中といえど、筋肉を落とさないようにすることも大切です。
さらに朝起きてコップ1杯の白湯を飲む習慣をつけました。
胃腸を刺激するのと同時に、食べ過ぎを防ぐ効果や便通が良くなる効果も感じられました。
もともと冷え性でしたが、少し温かめの白湯を飲むことで冷えが緩和したように思います。
朝起きるとまず白湯を作るのですが、こうした1日の始まりのルーティンができたことで、朝からダイエットに対してやる気が出せました。
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無理のないダイエット計画を立てる
ダイエットにおいて何よりも重要なのが、諦めないことです。
そのためには、無理のない計画を立てることが大切でしょう。
私の場合は、運動も食事もそれほど厳しい制限を設けませんでした。
ウォーキングができなければ踏み台昇降を、どうしても空腹に耐えられなかった場合は黒糖飴でしのぐ、という風に、比較的自由に行ったことで続けられたように思います。
ダイエット期間の設定も成功するためには重要です。
これまでのダイエット失敗の経験から、私はやる気になるとのめり込むのが早い分燃え尽きるのも早いため、何よりも継続することに力を注ぎました。
気持ちは盛り上がるものの、その盛り上がった気持ちを維持することは難しいものです。
今回の1週間のダイエットはまさに飽きっぽい私にぴったりの期間設定だったと言えるでしょう。
鏡を見る習慣をつける
ダイエット継続のためにメンタル面で行ったことは、鏡を見ることです。
鏡を見て、少しでも効果を感じられたら継続する気力にも繋がりました。
また、これ以上太りたくない、という抑止力にも繋がったと思います。
鏡は起床時と夜の入浴時にチェックしました。
朝起きるとお腹周りがスッキリして見えるためやる気になり、夜は空腹に悩まされる時間ですが、鏡を見ることでもっと頑張ろうという気になれたのです。
不思議なことに、鏡を見ることで自分自身を客観視でき、より美容に意識を向けたり、美しい所作について考えるようになりました。
ダイエットとの相乗効果か、単に痩せたね、と言われるのではなく、キレイになったね、と言われることが増えたのも、鏡を意識するようになったからだと思います。
のめり込めるものを見つける
もう1つ、メンタルを維持するために行ったことがあります。
それは、息抜きにドラマを見ることです。
元々ドラマを見ることが趣味だったのですが、ダイエット期間中はより没頭しました。
のめり込めるため空腹を気にせずに済み、ドラマを見ながら踏み台昇降やストレッチなどの運動もこなすことができました。
ドラマに限らず、のめり込める趣味があることはダイエット以外に意識を向けられるため、ちょうど良い息抜きになると言えるでしょう。
1週間のダイエットで行ったことと体重推移
1週間取り組んだダイエットでは、まず初日に0.5キロ減りました。
ここで少なからず体重が落ちたことで、やる気に繋がったと言えます。
初日から徐々に慣らすつもりでウォーキングとストレッチを始め、2日目の朝から白湯の習慣を始めました。
3日目には1.5キロ落ち、鏡を見るのも楽しくなってきました。
ただし低血糖の症状が現れたため、黒糖飴を常備し、貧血予防に鉄分の多い食生活を心がけました。
低血糖でのふらつきが心配だったため4日目以降はウォーキングではなく室内でできる踏み台昇降をメインにしました。
5日目には2.5キロ、7日目には3キロと順調に体重は落ちていき、ついにダイエットに成功できたのです。
すぐに結果を出したいなら、短期間でガッツリ取り組もう!
短期間ダイエットのメリットは、期間設定によってやる気が増すことです。
私の場合は燃えやすく冷めやすい、典型的な飽きっぽい性格だったため、短期間でガッツリ取り組むダイエットが向いていました。
痩せることが楽しく感じられるようになってからは空腹の辛さも我慢できるようになってきたので、「楽しむ」ことも大事なポイントでしょう。
まずは短期間でダイエットを始めてみませんか。