顎ニキビの原因になりやすい食事の内容について知っておこう

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

大人になると増えやすい顎ニキビは、普段の食事と密接な関係があります。

食材によっては体に負担がかかって、顎ニキビができやすくなることも少なくありません。

今回は顎ニキビができてしまう原因となる食事について紹介します。

普段何気なく食べているものがニキビの原因となっていることもあるので、どんな食材が影響するのか知っておきましょう。

目次

小麦粉は胃腸に負担がかかりやすい

パンや麺類など小麦粉が使われる食事が、顎ニキビの原因になることがあります。

これは小麦粉に含まれているグルテンが、胃腸にはりついて膜のようになってしまうのが原因です。

はりついたグルテンは胃腸でなかなか消化できないため負担がかかってしまい、体内の老廃物を上手く排出できなくなります。

その結果、毛穴に排出できない老廃物が詰まってしまうことで、顎ニキビになるのです。

乳製品は皮脂の分泌が促される

牛乳などの乳製品は脂肪でできているので、飲みすぎると毛穴がつまりやすくなります。

バターやアイスクリームなど牛乳が使われた動物性脂質の食品などは、ホルモンが活発に働いて皮脂を過剰に分泌させることがあるので注意しましょう。

血糖値が上昇しやすい砂糖の食べ過ぎには注意しよう

砂糖はさまざまな料理に使われている調味料ですが、顎ニキビの原因になりやすいです。

まず、砂糖を摂取すると糖分が体内で分泌され血糖値が上昇します。

この血糖値の上昇を抑えるために、インシュリンを腎臓から分泌するのでホルモンが増えてしまうのです。

ホルモンが増えることで皮脂が分泌されやすくなるので、顎ニキビができやすくなります。

また、ミネラルやビタミンが吸収されて細胞が緩くなり血流が悪くなるのも砂糖の特徴です。

血の流れがスムーズでなければ肌のターンオーバーが乱れてしまうので、顎ニキビにつながります。

新陳代謝に問題があると顎ニキビの原因でなるだけでなく、ニキビ跡もできやすくなるので気をつけましょう。

さらに、砂糖の影響でエラスチンやコラーゲンが糖化して、肌から弾力やハリがなくなってしまいます。

肌の水分をキープするために大事な役割を果たしているコラーゲンが糖化してしまうと、保湿力がなくなり肌が乾燥します。

乾燥することで毛穴が詰まってしまい、炎症したニキビになります。

カフェインは栄養素を排出してしまう利尿作用に注意

チョコレートなどカフェインが含まれている食品は、食べ過ぎると顎ニキビができやすくなるので注意が必要です。

まず、カフェインは利尿作用があるので尿の排泄が促され、ミネラルやビタミンが排出されてしまいます。

特に水溶性のビタミンCやビタミンB群と、ミネラルの亜鉛は排出されやすいです。

ビタミンB群は皮膚が分泌されるのを調整する働きがあるため、足りなくなると皮脂が過剰に分泌されやすくなります。

そして、ビタミンCはコラーゲンの生成に大切な栄養素で、亜鉛は新陳代謝を活性化させるために欠かせない栄養素です。

このような栄養素がカフェインの利尿作用で排出されると、肌の環境が荒れてニキビになる可能性も高くなってしまいます。

また、カフェインは覚醒作用もあるので摂取しすぎてしまうと、睡眠の質が低下しやすいです。

成長ホルモンは睡眠中に分泌されて肌のターンオーバーが活発に行われます。

しかし、寝る前にカフェインを摂取すると質のよい睡眠をとることができず成長ホルモンも分泌されにくくなるので、顎ニキビもできやすくなりますよ。

さらに、カフェインの覚醒作用によって皮脂が分泌されやすくなる男性ホルモンも増えるので、気をつけましょう。

刺激が強い辛いメニューは食べ過ぎないようにしよう

辛い食べ物は刺激によって血管が拡張され、皮脂腺が活発に働くようになります。

また、胃腸に負担もかけてしまうので顎ニキビにつながりやすいです。

食べ過ぎてしまうと消化機能が低下して栄養を上手く吸収することができず、老廃物がたまるので辛いものはほどほどにしましょう。

海草は食べ過ぎると顎ニキビにつながる可能性がある

海草は体全体の機能を調整したり酵素の働きをサポートするなど肌によい食品ですが、過剰に摂取すると逆効果です。

海草に含まれているヨウ素は皮脂腺から余分なものを排出しますが、摂取量が多すぎると脂分などが過剰に出てニキビができてしまうことがあります。

アルコールは摂取しすぎないようにしよう

洋菓子などのアルコールが多く含まれている食品は摂取しすぎてしまうと、毛細血管が広がるため皮脂腺が刺激され皮脂の分泌量が多くなります。

また、アルコールは代謝に時間がかかるため、肝臓に負担がかかり毒素を上手く排出できなくなるのです。

肌に大切なビタミンBも失われてしまうので、顎ニキビになりやすいですよ。

さらに、アルコールが原因で脱水症状になると体から水分が失われてしまうので、肌にも悪影響です。

熟睡することもできず睡眠の質も低下するため、ニキビが悪化してしまいます。

普段の食事を見直して顎ニキビ対策をしよう

今回は顎ニキビができてしまう原因となる食事について紹介してきました。

食べ過ぎたりしなければ肌に良い影響を与える食材も多いので、上手く調整しましょう。

また、自分の体調と相談しながら良タイミング良く食べることもポイントですよ。

顎ニキビを増やさないためにも、まずは毎日の食事の時間やメニューを見直してみましょう。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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