さまざまな肌トラブルの中でも特に厄介なのが、しつこく繰り返す「大人ニキビ」。
日頃からスキンケアを頑張っているのに、思ったような効果が出なかったり、なかなか自分に合った化粧水が見つからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、できてしまった大人ニキビにも、大人ニキビ予防にも効く化粧水を紹介します。
大人ニキビに効く化粧水ランキング20選
頑張ってケアしてもなかなか治らず、何度も繰り返しできる厄介な大人ニキビ。
そんな人にこそ試してほしいのは、大人ニキビ対策用の「化粧水」。
大人ニキビケアにおすすめの化粧水をランキング形式で紹介します。
あなたにぴったりの化粧水がきっと見つかるはずです。
【1位】ファンケル アクネケアライン
ファンケルのアクネケアラインは、皮膚科学研究から誕生しました。
厚生労働省が許可した有効成分が配合されている「医薬部外品」に指定されており、その効果には信頼性があります。
実際に、ファンケルのアクネケアラインは90%という高い満足度を誇っています。
ツルツルすべすべの肌を育むためのポイントは、大きく4つあります。
- 肌のバリア機能を高める「漢植物エキス」
- 毛穴づまりを解消する「プルーン酵素エキス」
- ダメージ跡をケアする「アケビアエキス」
- 肌の負担になる殺菌剤・防腐剤などの成分の不使用
これらによって大人ニキビが解消され、健やかな肌に近づけます。
通販限定の「無添加 ファンケルドクターシリーズ アクネケアたっぷりおためしキット」なら、たっぷり1カ月分試してたったの1000円。
まずは試してみてはいかがでしょうか。
【2位】オルビス クリアシリーズ
25年の研究の末に開発されたのが、オルビスのクリアシリーズ。
繰り返すニキビの原因である「肌のバリア機能の低下」にアプローチして、ニキビの根本的な解決を目指します。
繰り返すニキビのケアにおいて重要な役割を果たすのが、肌のコンディションを整える「紫根エキス」と、発生しているニキビの悪化を防ぐ「甘草エキス」。
さらに、100%オイルカット処方によって乾燥ストレスから肌を守ります。
オルビス クリアシリーズを試すなら、おすすめは3ステップケアをすべて試せるお得な「薬用トライアルセット」。
約3週間分のミニセットで、通常価格1,200円です。
このセットを注文すると、洗顔後のデリケートな肌を守る「ふわふわ抗菌タオル」も付いてきますよ。
【3位】ビーグレン ニキビケア プログラム
美容誌やファッション誌など各メディアで話題となっているのが、ビーグレン ニキビケア プログラムです。
そして、一気に話題沸騰した理由がビーグレンならではの新しい洗顔方法。
マイナスイオンを利用することによって、掃除機のように汚れを引き付けて肌から優しく取り除きます。
ビーグレン ニキビケア プログラムの4ステップは、ナノサイズの天然クレイで毛穴をきれいにする「クレイウォッシュ」、乾燥や毛穴のつまりを防ぐ「クレイローション」、高濃度ビタミンCを配合した「Cセラム」、そして肌トラブルができにくい肌へ導く「QuSomeモイスチャーゲルクリーム」。
どれも肌に優しい成分でできているため、敏感肌の人にもおすすめです。
なお、ビーグレンは365日返金保証があります。
初めてでも安心して注文できますね。
【4位】富士フィルム ルナメアAC
ニキビケアをしていても、「刺激が気になる」「効果が実感できない」などと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいのが、独自のアプローチで大人ニキビを予防する富士フィルム ルナメアACです。
富士フィルム ルナメアACのポイントの1つ目は、毛穴のつまりを優しく除去してくれる「ファイバースクラブ」。
植物繊維が、ニキビの原因となる古い角質や毛穴の汚れを絡めとってくれます。
もう1つのポイントは、浸透力を高める「アクネシューター」。
独自のナノ化技術を用いて作られた成分であるアクネシューターが、有効成分とうるおい成分をニキビにダイレクトに届けてくれます。
富士フィルム ルナメアACを試すなら、おすすめは「ルナメアAC 1週間お手入れキット」。
1,080円で、たっぷり14回分お試しできますよ。
【5位】ノブ ACアクティブシリーズ
臨床皮膚医学に基づいて考えられたスキンケアが、ノブ ACアクティブシリーズです。
30年のニキビ肌研究を経て誕生したシリーズだけに人気も高く、シリーズ累計販売個数は100万個を突破しています。
ノブACアクティブシリーズは、全商品で「ノンコメドジェニックテスト」を実施済み。
ニキビの原因になりにくい原料を使用しているため、ニキビになりやすい人でも安心して使用できます。
また、「セラミド」「ヒアルロン酸」「リピジュア」の3つの保湿成分と美白有効成分ビタミンC誘導体を配合しています。
これらの成分によって、もちもちで透明感のある肌に導きます。
ノブACアクティブシリーズを試すなら、7日間のトライアルセットがおすすめです。
最短翌日お届けなので、ぜひすぐにでも試してみてください。
【6位】テアテ
日本一を目指して作られたニキビケア「テアテ」は、2018年ミスユニバースジャパンGIFUにて認定された公認化粧水。
実際に使用した人の95.4%がその効果を実感しています。
テアテには、厳選された9種類のハーブ「セージ」「レモングラス」「レモン」「ごぼう根」「オウバク」「オランダカラシ」「ヒオウギ」「セイヨウキズダ」「サボンソウ」が含まれています。
これらのハーブの力によって肌を清浄化することで、きれいな肌を実現します。
おトク定期便なら、以下の4つの特典が付いてきます。
- 全国どこでも送料無料
- ニキビの後対策パーフェクトガイドの無料プレゼント
- 2回目以降も4,000円OFF
- テアテBBクリームを定期価格で購入可
テアテを購入するときには、ぜひおトク定期便を検討してみてください。
【7位】プロアクティブ+
ニキビケア化粧品の代表的なブランドが、プロアクティブ+です。
愛用者の数は、世界中でなんと2000万人。
日本国内でも280万人を突破しており、ニキビケアでは14年連続日本売り上げナンバーワンとなっています。
プロアクティブ+は思春期ニキビに効くのはもちろんのこと、大人ニキビもしっかりケアしてくれます。
さらに、乾燥肌や敏感肌にOKなのも嬉しいところ。
天然由来の植物成分をバランス良く配合しているため、どんな肌タイプでも安心して使用できます。
プロアクティブ+でニキビケアをするなら、まずは「3ステップセット」から始めましょう。
基本のニキビケア3ステップを30日間お試しできます。
使い切った場合でも適用される「60日間全額返金保証」があるのは、プロアクティブ+の自信の証拠だといえるのではないでしょうか。
【8位】ライスフォース アクポレス
ユーザーアンケートで実に96.6%の人が「効果を感じた」「使い続けたい」と回答したのが、ライスフォース アクポレスです。
実際に、2018年4月度のリフレッシュスキントナーマキアオンラインスキンケア部門では堂々の第1位を獲得しました。
そして、ライスフォース アクポレスに含有されている有効成分が「ライスパワーNo.6エキス」。
医薬部外品として、日本で初めて皮脂分泌の抑制効果があることを認められた成分です。
この成分によって余分な皮脂分泌が抑えられるため、ニキビを予防・改善することができます。
ライスフォース アクポレスでは、「混合肌しっとりベーシック本品セット」と「脂性肌さっぱりお手軽本品セット」の2種類を用意しています。
自分の肌質に合わせて選んでみてくださいね。
【9位】シーボディ VCシリーズ
シーボディ VCシリーズは、有名な口コミサイトである@cosmeのスキンケアキット部門で第1位を獲得しました。
また人気雑誌でも何度も取り上げられており、累計販売個数はすでに120万個を突破しています。
そして、シーボディ VCシリーズが注目されているのは「VC200」という成分が含まれているためです。
VC200には過剰な皮脂分泌を抑制する働きがあり、さらに肌に浸透しやすいため非常に効率的に効果を得ることができます。
さらに肌への刺激も少ないといわれており、ニキビケアにはぴったりの成分だといえるでしょう。
シーボディ VCシリーズでニキビケアを始めるなら、まずは「お試し1週間スターターセット」を試してみてください。
料金は1,800円で送料無料、さらに安心の30日間返金保証付きですよ。
【10位】エトヴォス 薬用アクネVCローション
エトヴォス 薬用アクネVCローションは、ニキビケアをしつつ美白も叶えてくれる薬用化粧水です。
シリコン、パラベン、オイル、界面活性剤、鉱物油、香料、タール系色素などは使用されておらず、敏感な肌も優しくケアしてくれます。
エトヴォス薬用アクネVCローションの特徴は、ニキビを防ぐ有効成分。
浸透力が高いビタミンC誘導体の「VCエチル」とニキビを防ぐ「甘草エキス」が、健康な肌へと導きます。
また、ビタミンC誘導体にはメラニンの生成を抑える作用があるため美白ケアも同時に行うことができます。
さらに、「ヒアルロン酸」「リピジュア」などの保湿成分もしっかりと配合されています。
これらの成分によって、肌をニキビの原因となる乾燥から守ってくれますよ。
【11位】プリモディーネ シーバムコントロールVCローション
プリモディーネ シーバムコントロールVCローションは、高い濃度と浸透力が特徴の、まるで美容液のような化粧水。
リピートしたい人の割合は96%にも上り、累計販売本数は28万本を突破しています。
人気の秘密は、配合されている高浸透型ビタミンC誘導体「APPS」。
即効性と浸透力の両方を兼ね備えた優秀なビタミンC誘導体で、さらに肌に強い刺激を与えません。
この成分によって肌にしっかりとアプローチし、肌トラブルを根本から解決します。
なお、プリモディーネ シーバムコントロールVCローションはリニューアルされたばかり。
以前よりもさらに濃く、そして肌に優しくなっています。
初めての人はもちろんのこと、使ったことがあるという人もぜひもう一度試してみてはいかがでしょうか。
【12位】fサインディフェンス バランシングプライマー アクネ
繰り返す大人ニキビを速攻で根本からケアしてくれるのが、fサインディフェンス バランシングプライマー アクネです。
これまで多くの雑誌に掲載されており、2014年上半期には美的クラブベストコスメのニキビ&吹き出物部門で1位を受賞しました。
速攻ケアのポイントは、「ハマメリスGL」「オウバク抽出エキス」「ビワの葉抽出エキス」の3つの成分。
大人ニキビの原因に直接アプローチしてくれます。
そして、根本ケアのポイントは「和漢バリアアクト成分」。
肌のコンディションを整えることによって、ニキビを繰り返さない健康な肌へと導いてくれます。
fサインディフェンス バランシングプライマー アクネを初めて試すなら、まずはミニボトルで14日間利用してみてください。
通常価格は1,400円、初回であれば980円で購入できますよ。
【13位】草花木果 / 整肌スキンケア(どくだみ)
あちこちで見かけるどくだみですが、実は「十薬(じゅうやく)」の異名を持っており、昔から傷や吹き出物のケアのために使用されていました。
そして、そんな古くから伝わるどくだみの力をニキビケアに応用したのが草花木果の整肌化粧水・どくだみです。
整肌化粧水・どくだみには、ニキビを防ぐための有効成分が豊富に含まれています。
1つ目は「どくだみエキス」で、肌のうるおいバランスを整えてくれます。
2つ目は「ACコントローラー」で、毛穴のつまりの原因となる古い角質にアプローチします。
3つ目は「オウバクエキス」で、アクネ菌の増殖を抑えます。
そして4つ目は「大豆由来の成分」で、肌の水分・油分バランスを整えてくれます。
草花木果の整肌化粧水・どくだみは、さっぱりとしっとりの2種類からお好みで選べます。
ぜひ自分の肌質にあった化粧水で、ニキビケアを始めてみてくださいね。
【14位】ラ・ミューテ
ラ・ミューテは、女性ホルモンに着目した新発想の化粧品です。
ファッション誌をはじめとした多くのメディアに掲載されたため、SNSでも話題になりました。
大人ニキビの根本原因は、大きく3つあります。
女性ホルモンの乱れ、乾燥・バリア機能の低下、そして毛穴のつまり。
そして、ラ・ミューテはそれぞれの根本原因に直接アプローチしていきます。
ダマスクローズの芳香成分で女性ホルモンのバランスを整え、ナノ保湿成分で肌の奥までうるおいを届け、そして洗浄成分タルクによって毛穴の汚れをしっかり除去します。
初めてラ・ミューテを購入するなら、1.5カ月分試せる「肌きれいスターターキット」がおすすめ。
化粧水と美容液の2点セットで5,440円、洗顔フォームと化粧水、美容液の3点セットで6,840円の2つがあるので、お好きなコースを選んでみてください。
【15位】d プログラム アクネケア
年を重ねるにつれて、肌の悩みは多くなるものです。
ニキビができやすくなったり、肌荒れを繰り返してしまったり、普段のお手入れで肌に違和感があったり。
そんなときにおすすめなのが、d プログラムのアクネケアです。
d プログラムアクネケアのポイントは、「肌を守る」、そして「美肌を育む」。
トラネキサム酸やH-スタビライジングAを配合しており、肌荒れケアをしながら美肌を目指すことができます。
さらに低刺激設計なので、敏感肌の人も安心して使用できます。
Web限定の「d プログラムアクネケアセットWR」なら、メーク落とし(2日分)と洗顔料(7日分)、化粧水(7日分)、乳液(7日分)がセットで1512円。
さらに、次回のオンラインショップで使える500円クーポンも付いてきますよ。
【16位】ペアアクネクリーンローション
ペアアクネクリーンローションは、低刺激性肌トラブル予防薬用整肌化粧水です。
大人の肌のことを考えて作られているので、大人ニキビで悩む人にはぴったりです。
ニキビを予防してくれるのは、殺菌・消炎成分。
「イソプロピルメチルフェノール」の殺菌作用と「グリチルリチン酸ジカリウム」の消炎作用で、ニキビのない健やかな肌に導きます。
さらに、うるおい成分である「ビタミンC誘導体」と「大豆エキス」も配合。
大人ニキビの原因となる乾燥を抑え、きめ細やかでうるおいのある肌に整えてくれます。
さらに弱酸性のため、洗顔後の肌を弱酸性に整えることで肌の健康を守ってくれます。
敏感肌で肌トラブルを起こしやすい人も、安心して使用できますよ。
【17位】肌美精 大人のニキビ対策 薬用美白化粧水
クラシエから販売されているのが、肌美精 大人のニキビ対策シリーズです。
洗顔料、薬用美白化粧水、薬用集中保湿&美白マスク、薬用美白クリームで毎日ケアすることで、ニキビのない美肌を目指せます。
そして、肌美精でニキビケアをするにあたって欠かせないのが薬用美白化粧水。
殺菌成分の「イソプロピルメチルフェノール」、消炎成分の「グリチルリチン酸2K」、美白有効成分の「高純度ビタミンC」、保湿成分の「コラーゲン」、整肌成分の「ホップエキス」「オウゴンエキス」「ウーロン茶エキス」、角質柔軟成分の「キウイエキス」「レモンエキス」が、みずみずしい肌へと導いてくれます。
薬用美白化粧水だけでも効果は期待できますが、シリーズで使用するとなおよし。
大人ニキビで悩んでいる人はぜひ試してみてください。
【18位】オードムーゲ
オードムーゲは、販売開始から50年以上愛され続けているロングセラースキンケアブランドです。
繰り返すニキビや肌荒れなど、気になる肌トラブルをしっかりとケアしてくれます。
オードムーゲ薬用ローション<ふきとり化粧水>の大きな特徴は、ふきとりによる清浄効果です。
コットンにたっぷりとふきとり化粧水を染み込ませてから顔を優しくふき取ることで、ニキビの原因となる余分な皮脂や汚れをきれいに取り去ることができます。
もちろん有効成分による殺菌効果や抗炎症効果、保湿成分による水分保持効果もあり、肌を健康な状態へと近づけてくれます。
なお、オードムーゲからはオードムーゲ薬用ローション<ふきとり化粧水>のほかにオードムーゲ薬用保湿化粧水も販売されています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
【19位】アクアレーベル アクネケアライン
アクアレーベル アクネケアラインは、オールインワンが魅力。
化粧水、乳液、美容液、マスクの4つの役割をたった1本でカバーしてくれるので、手軽にしっかりケアができます。
忙しくてなかなかスキンケアに時間がかけられないという人は特に重宝するのではないでしょうか。
アクアレーベル アクネケアラインのポイントは濃密なぷるぷるのジュレ。
肌の上で化粧水に変化し、うるおいと美容成分を肌の隅々まで浸透させます。
そして、浸透した後は肌を包み込むヴェールに。
これによって、1本でうるおい肌を長時間キープします。
オールインワン化粧品はべたつきが心配だという人もいますが、アクアレーベル アクネケアラインは使い心地の良さにも定評があります。
オールインワン化粧品で肌のケアをしたいという人は、ぜひ試してみてください。
【20位】明色美顔水 薬用化粧水
明色美顔水 薬用化粧水は、明治18年に販売開始されてから実に130年以上愛され続けている超ロングセラー商品。
ブランドを代表する商品で、西洋医学に基づいた化粧水では日本初だといわれています。
明色美顔水 薬用化粧水のポイントは、W配合の薬用有効成分。
古い角質を柔らかくして除去する「サリチル酸」とアクネ菌の繁殖を防ぐ「ホモスルファミン」の2つの有効成分によって、ニキビができにくい肌へと導きます。
さらに過剰な皮脂分泌を抑えてテカリを防止する効果もあるので、テカリが気になる人にもおすすめです。
新しい明色美顔水 薬用化粧水は、10mL増量されています。
よりお得になった明色美顔水 薬用化粧水、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
大人ニキビに効く化粧水選びのポイント
厄介な大人ニキビには、適切な化粧水を使ってケアすることが大切です。
大人ニキビに効く化粧水の選び方について解説します。
20代~50代のニキビに悩む人は、是非参考にしてくださいね。
保湿力の高いものを選ぶ
大人ニキビができる原因のひとつに、乾燥が挙げられます。
ニキビを防ぐには、保湿成分が豊富な化粧水で肌を保湿することが欠かせません。
セラミドやヒアルロン酸、そのほかにはコラーゲンやアミノ酸などの保湿成分がしっかり含まれた化粧水を選びたいものです。
ニキビに効く有効成分が入ったものを選ぶ
ニキビ跡が残らないようにするには、ビタミンCが必要です。
また、大人ニキビの炎症を防ぐためには、炎症を抑制するグリチルリチン酸ジカリウムといった成分も欠かせません。
化粧水の選び方として、ビタミンC誘導体やグリチルリチン酸ジカリウムが配合されているかどうかもチェックしましょう。
肌への刺激が少ないものを選ぶ
化粧水の中には、肌への刺激が強いものもあります。
化粧水は、肌に優しいタイプを選ぶことも重要です。
クールタイプの化粧水はアルコール成分が多い場合があります。
アルコールは肌に必要な水分を蒸発させて負担がかかるので、アルコールフリーのものを探しましょう。
また動物性や植物性のオイルが含まれていると、ニキビ菌であるアクネ菌が増えます。
オイルフリーの化粧水か、鉱物油であるミネラルオイルのものであれば安心です。
さらにオレイン酸を含まないノンコメドジェニックがニキビ対策にはおすすめです。
オレイン酸はアクネ菌のエサになるので、配合されていないものが望ましいでしょう。
自分のニキビに合ったものを選ぶ
ニキビの原因や肌質は人によってさまざまです。
繰り返すニキビにはビタミンCが有効ですし、オイリー肌の人にはテカリをブロックするものがふさわしいです。
成分や付け心地などをしっかりチェックして、自分のニキビや肌質に適した化粧水を使うことがポイントです。
コスパで選ぶ
大人ニキビができやすい人は、長期間継続して化粧水を使うことが大切です。
あまり高価なものは、ずっと使い続けることが負担になってきますよね。
だからといって少量だけ使うのでは肌に馴染みにくく効果が出にくいです。
化粧水を選ぶときには、コスパも考えましょう。
【年代別】大人ニキビに効く化粧水の選び方
大人ニキビとは20代から50代にかけてできるニキビのことで、思春期のニキビとは異なります。
それぞれの年代によって、適した化粧水も変わってきます。
自分の年齢に合った化粧水選びのポイントを見ていきましょう。
20代
まだまだ若い20代は、仕事や遊びで体力的に無理をしてニキビができることも多いと言えます。
この時期にしっかりと肌ケアをしておくことが重要です。
季節に関わらず元気に野外で活動できる年頃は、紫外線や乾燥など肌への刺激も多く、そのためにニキビができることもあるでしょう。
そんな20代ですが、高い化粧水を使うのは経済的に大変かもしれませんね。
手軽に使える価格で、肌を整えてくれる化粧水がおすすめと言えそうです。
30代
30代になると、仕事でもプライベートでもさまざまな環境の変化が出てきます。
それに伴い肌はストレスを感じやすくなり、乾燥に悩む人も多いのではないでしょうか。
保湿効果が高い化粧水で、しっかりと保湿を行うことが大切な時期と言えます。
コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分に注目して、化粧水を選びましょう。
40代
突然の不調に悩まされるなど年齢を感じることが増えてくる40代は、疲れやストレスがニキビの原因になりがちです。
今までの無理が、この年になって肌に現れてくることもあるでしょう。
ニキビ跡が残らないようにビタミンCたっぷりの化粧水を使うなど、自分の悩みに応じた化粧水を選びたいものです。
50代
50代になっても活き活きと健やかな肌で有り続けるためには、エイジング効果も期待できる化粧水が良いですね。
ニキビ効果以外に、エイジングケアもできるものを探してみましょう。
常に肌が乾燥してカサつくという人も見られます。
更年期による女性ホルモンの減少も、肌の乾燥を引き起こしてしまいます。
乾燥によるニキビを防ぐためにも、ミネラルオイルや保湿成分がたっぷり配合されている化粧水が良いですね。
化粧水の正しい付け方
大人ニキビのない美肌を目指すためには、化粧水の付け方も重要です。
適当に付けていたのでは、せっかくの効果が現れにくくて勿体ないですよね。
化粧水のパワーを最大限に活かせるように、化粧水の正しい付け方について学んでいきましょう。
化粧水を手で付ける場合
化粧水を手に取って肌に付ける場合は、500円玉程度手の平に出して、頬と額から外側へと伸ばしていきます。
その後、目の周りや小鼻など細かい部分にも馴染ませます。
顔全体に化粧水が行き渡っていなければ、再度少しだけ化粧水を足して、足りない部分に補給しましょう。
顔全体を両手で包み込むような付け方がベストです。
化粧水をコットンで付ける場合
コットンに化粧水を含ませて使用する人もいますよね。
コットンを使えば肌の角質奥まで水分を浸透させやすくなります。
乾燥が気になるときには、コットンを使ってみましょう。
化粧水を含ませたコットンは、肌に軽めに当てて優しく全体へ馴染ませていきます。
順序としては、広い部分から細かい部分や凸凹箇所へと付けていきます。
コットンパックのやり方
冬場や紫外線を浴びた後などは、コットンパックをすることでスキンケア効果が高まります。
コットンパックのやり方としては、化粧水をしっかりと含ませたコットンを半分に剥がし、さらにもう半分に剥がして頬やおでこや口周りなどに貼ります。
目の周りなどの細かい部分には、コットンをさらに小さくちぎると貼りやすいです。
そのままの状態で約5分放置します。
コットンパックのタイミングと頻度
コットンパックを行うタイミングとしては、寝る前が最も効果を実感しやすいでしょう。
寝ている間に肌のターンオーバーが行われるので、寝る前にしっかりと栄養補給することで肌の調子が良くなります。
夜にリラックスして、美容パックをしてみましょう。
週に1~2回、コットンパックをすることで肌の調子が回復してきます。
絶対NG!やってはいけない化粧水の付け方
大人ニキビを防ぐためにも重要な役割を担う化粧水ですが、肌に付けるときには気を付けるべき点もあります。
どれくらいの量を使うのがベストなのか気になる人もいるのではないでしょうか。
化粧水を使う際にやってはいけないポイントについて紹介します。
化粧水の使用量が少ない
スキンケアはしなければいけないと思うものの、やはりお金もかかります。
節約のために化粧水の使用量を少なくする人もいますが、あまりにも少量では顔全体にきちんと行き渡りません。
化粧水は500円玉くらいの大きさを目安に手の平に出して使うことが望ましいです。
化粧水の付け過ぎ
栄養補給したいと思って化粧水をあまりにも多量に付けすぎると、べたつき感が生じます。
少なすぎるよりはやや多めのほうが良いですが、べたべたになるくらいに付けることは控えましょう。
その後にメイクをするにしても、サラリとした仕上がりにならず化粧寄れの原因になります。
過剰なパッティング
化粧水を付けた後に、肌をパチパチと叩いて馴染ませようとする人もいますよね。
よく見られる光景ですが、実は過剰なパッティングも肌にダメージを与えてしまいます。
化粧水を角質奥へと浸透させたいのであれば、叩くのではなく優しく押さえ込むほうが良いでしょう。
手やコットンなどで肌をこする
化粧水を付けるときは、できる限り肌への刺激を少なくすることが重要です。
手やコットンで肌を強くこすってしまうと、摩擦により肌荒れなどの皮膚トラブルの原因になります。
肌はこすらず、化粧水は優しく丁寧に撫でて押さえるように付けるようにしましょう。
大人ニキビに効く有効成分
大人ニキビに有効だとされている成分はいろいろありますが、それぞれ効果が違います。
特によく使われている有効成分を知っておくと、ニキビケア化粧水を選ぶ時の参考になるのではないでしょうか。
自分のニキビに合った成分を正しく選ぶことができれば、ニキビを繰り返さない肌を作ることも可能です。
グリチルリチン酸2K
とても強い消炎作用を持っていて、赤く膨れ上がったニキビを鎮める作用があるといわれています。
漢方薬の原料にもなる甘草の根っこから作られる天然植物成分で、水によく溶けるので化粧水に向いている成分です。
ニキビケア化粧水なら必ずといっていいほど配合されているメジャーなものです。
安全性が高く、荒れた肌でも使える点が特徴です。
グリチルレチン酸ステアリル
グリチルリチン酸2Kよりも強い消炎作用や抗アレルギー作用があります。
解毒作用などもあり、皮膚炎の治療にもよく使われます。
また、肌荒れの改善やニキビ予防にも効果的です。
グリチルレチン酸ステアリルは油分との相性がいいので、乳液やクリームに配合されることが多いですが、ゲルローションなどの化粧水にも使われます。
イソプロピルメチルフェノール
強い殺菌作用があるため、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌することができます。
イソプロピルメチルフェノールは殺菌剤や防腐剤、防カビ剤としても使われる成分です。
ニキビに対しては殺菌が抗炎症作用をもたらすので、ニキビがこれ以上ひどくならないようにします。
防カビ作用は背中ニキビを引き起こすマラセチア菌もやっつけることができます。
アラントイン
羊の羊膜の分泌液から発見された成分です。
肌を保護する作用を持ち、肌の組織の修復を活性化させることができるので、肌荒れや大人ニキビに効果的です。
ニキビ特有の赤みを抑える消炎作用があり、ニキビ治療薬にもよく使われています。
抗刺激作用や抗アレルギー作用があるので、敏感肌の人でも安心して使えます。
トラネキサム酸
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、美白成分としてよく知られています。
主に肝斑の治療に使われる成分です。
抗炎症作用や抗アレルギー作用があるので、大人ニキビや肌荒れの改善をサポートします。
トラネキサム酸はニキビ跡のケアにも使え、特に薄茶色に残ったニキビ跡に有効です。
肝斑と同じくメラニン色素が原因となっていることが多いので、肝斑に対するアプローチを利用することで改善が可能となります。
イプシロン-アミノカプロン酸
イプシロン-アミノカプロン酸は人工合成されたアミノ酸です。
消炎作用があるため、膿を持つほど炎症してしまったニキビを鎮める効果があります。
肌荒れ改善成分として、ニキビケア化粧水や敏感肌用化粧水にもよく使われています。
肌に穏やかに作用し、弱った肌を健やかな状態に導いてくれる成分です。
サリチル酸
ニキビケア化粧水において、グリチルリチン酸2Kとともによく使われている成分です。
角質を柔らかくし溶解する作用があるので、ニキビの原因となる角栓や古い角質を除去することができます。
ケミカルピーリングに用いられたりイボ治療に用いられたりと、用途が幅広いです。
高い殺菌作用もあり、ニキビの原因菌であるアクネ菌の繁殖も防ぎます。
大豆イソフラボン
ニキビはホルモンバランスが大きく関わっていることが知られています。
女性ホルモンよりも男性ホルモンが多くなると、皮脂が過剰に分泌されるようになり、アクネ菌が住みやすい肌環境になってしまいます。
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似ているため、ニキビに塗ると女性ホルモンが優位な状態を作ることができ、毛穴の状態が落ち着いたり皮脂の過剰分泌が抑えられるといわれています。
フラーレン
フラーレンは、肌内部のアミノ酸やグリセリン、ヒアルロン酸などの保湿成分を正常な状態まで回復する作用があります。
大人ニキビの大きな原因は乾燥だとされていますが、それを防ぐことができます。
肌を守るバリア機能を保ち、ニキビのできにくい肌環境を作ることも可能です。
また、ニキビが赤くなるのは活性酸素のせいでもあります。
フラーレンは活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、ニキビがひどくならないよう働きかけます。
ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)
ビタミンB3に分類される成分で、ビタミンB群の一種です。
ニキビの炎症を鎮めたり、肌のターンオーバーを活性化し正常にします。
ターンオーバーが正常になると、古い角質がはがれ落ちるのでニキビの予防にもなります。
血行促進作用もあるので、肌に栄養をしっかり届けることができます。
栄養の行き届いた肌は状態が改善されるので、肌荒れを防げます。
さらにくすみの予防と改善にも効果があるとされています。
D-パントテニルアルコール(プロビタミンB5)
毛髪の成長を促進するという働きが有名で、育毛剤に配合されていることが多い成分です。
ニキビに対しても有効で、皮膚を活性化する作用があるため肌細胞を元気にします。
この効果により、肌荒れを防ぐ目的で使われることが多いです。
抗炎症作用があるのでニキビの赤みを鎮めることができ、肌のターンオーバーを促進するのでニキビ予防にも役立つ成分となっています。
リボフラビン(ビタミンB2)
リボフラビンはビタミンB2とも呼ばれ、皮膚を正常に保つ働きがあります。
リボフラビンは皮脂の分泌をコントロールするので、オイリーな肌や乾燥肌が引き起こすニキビを予防できます。
また、肌の免疫力を上げる効果もあるので、アクネ菌に負けない肌を作ることも可能です。
ニキビケア化粧水にもよく配合されているので、ニキビにダイレクトに届けることができます。
パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB群の一つであるパントテン酸は、肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。
ターンオーバーが正常に行われると新しい肌がスムーズに生まれ変わるので、ニキビのできにくい肌環境を作ることができます。
肌細胞の生成にも関係する成分であり、十分に補うことで保湿機能がちゃんと備わった肌細胞が生まれるようになります。
肌本来のバリア機能を保つセラミドなどの細胞間脂質を増やすこともできるので、乾燥が原因の大人ニキビにも効果的です。
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)
塩酸ピリドキシンはビタミンB6の活性を持つ化合物の一つです。
ニキビにとって過剰な皮脂の分泌は敵ですし、あまり分泌されない乾燥肌もよくありません。
塩酸ピリドキシンは皮脂の分泌を調整する作用があるので、大人ニキビに有効な成分です。
また、肌ストレスを和らげる作用があり、バリア機能が下がらないよう保つ作用もあります。
これらの作用はニキビ予防にとても役立ちます。
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)
トコフェロールには抗炎症作用があり、ニキビで生じた赤みを抑えることができます。
ニキビが治った後でも、肌の奥に炎症が残っていると赤みが取れないことがありますが、トコフェロール配合の化粧水を使うことで肌の奥の炎症を鎮め、赤みを取ることが可能です。
ニキビがひどくなる原因の一つに活性酸素がありますが、トコフェロールには抗酸化作用もあり、活性酸素を除去することもできます。
また、酸化力が強くニキビの炎症を促すというヒドロキシルラジカルも効果的に除去します。
ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)
ビタミンC誘導体は有名な抗酸化物質であり、活性酸素を除去します。
ニキビは毛穴の皮脂が大好物なアクネ菌によって炎症が拡大するのですが、活性酸素を除去することでそれを抑えることができます。
また、皮脂の酸化を防ぐ作用も、ニキビの予防と改善には欠かせません。
さらに、ニキビがひどくなるとメラニン色素が生成されます。
ビタミンC誘導体はメラニン色素が過剰に生成されるのを防ぎ、色素沈着を予防することも可能です。
大人ニキビができる原因
繰り返し何度も同じか所にできる、跡が残りやすい、治りが遅いなどの厄介な性質を持つ大人ニキビに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
大人ニキビの原因は一つではありません。
対策を講じるためには、まずは自分の大人ニキビの原因が何なのかをきちんと特定しておくことが大切です。
原因を知ることができれば効果的で効率的な対策の実現につながり、ひいては悩み解消につながります。
大人ニキビができる原因① ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のことです。
肌は常に一定の周期でターンオーバーを繰り返しています。
このターンオーバーが乱れると肌細胞の再生が遅れて肌環境が不健康な状態に陥り、大人ニキビができやすくなってしまうというメカニズムです。
ターンオーバーの乱れがあると、化粧品によるスキンケア効果も半減してしまいます。
大人ニキビができる原因② バリア機能の低下
バリア機能が低下すると、肌に水分を溜め込んでおく力が衰えてしまい乾燥してしまいます。
紫外線や摩擦、心的ストレスなどの刺激を受けると、それが肌ダメージとなりバリア機能は低下します。
外的な刺激を受けやすい敏感肌の方はとくに注意が必要です。
バリア機能の低下は大人ニキビだけではなく、シワやシミやたるみなどあらゆる肌トラブルの原因となります。
大人ニキビができる原因③ 不規則な生活
不規則な生活が続くと、自律神経のバランスの乱れやホルモンバランスの乱れ、バイオリズムの乱れが生じます。
それが肌ダメージにつながり、大人ニキビの原因となりますので、健康的で規則正しい生活を心がけて体の内側からもケアをすることが重要になります。
就寝時間や起床時間がバラバラで生活リズムが乱れがちな方は要注意です。
大人ニキビができる原因④ 睡眠不足
寝ている間に分泌される成長ホルモンは、健やかで美しい肌づくりには欠かせない存在です。
睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が不十分になり、肌環境の悪化につながり大人ニキビができやすくなります。
早めの就寝を心がけて睡眠時間をたっぷりと確保することが、美肌への近道です。
良質な睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促進させましょう。
大人ニキビができる原因⑤ 食生活の乱れ
過度なダイエットで栄養が不足したり好き嫌いが多くて栄養の偏りが生じると、肌環境は悪化します。
大人ニキビができにくい美肌に導くためには、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンE、アミノ酸の摂取が効果的です。
さまざまな食品を満遍なく食事メニューに取り入れて、ビタミンやミネラルやタンパク質などの栄養が不足しないように気をつけましょう。
大人ニキビができる原因⑥ 冷え
体が冷えると代謝が低下して血行不良を引き起こします。
体のめぐりが悪くなり、肌のターンオーバーも不活発になってしまいますし、肌細胞の再生もスムーズに行われなくなります。
ですので、冷え性で大人ニキビに悩まされている方は、体の冷えを取り除くというアプローチが必要になります。
運動や食生活の改善、マッサージなどでめぐりの良い体に導きましょう。
大人ニキビができる原因⑦ 過労
過労も大人ニキビの大敵となります。
疲労の蓄積は自律神経の乱れにつながり、それが肌に悪影響を及ぼすというメカニズムです。
過労に睡眠不足や不規則な生活リズム、食生活の乱れなどが重なると、さらに肌環境が悪化します。
疲れを感じたら、意識的に休息を設けることも必要なことです。
自分をいたわることもスキンケアにつながるということを理解しておきましょう。
大人ニキビができる原因⑧ ストレス
ストレスは万病のもとと言われますが、肌にも悪影響を及ぼします。
刺激や摩擦、気温、湿度などの外側からの刺激による物理的なストレスだけではなく、内側から来る精神的なストレスも大人ニキビの原因になるということを忘れてはいけません。
ストレスを受けやすい方は、低刺激で肌に優しい無添加タイプの化粧品で物理的なケアをするだけではなく、リラックスすることができる癒しを見つけて自分をいたわることも大切です。
大人ニキビができる原因⑨ 紫外線
紫外線は肌ダメージに直結します。
角質のバリア機能の衰えやターンオーバーの乱れ、肌細胞の再生の遅れにつながり、大人ニキビができやすい肌環境になってしまいます。
紫外線は3月頃から10月頃まで多い状態が続きます。
ピークとなるのは5~8月頃ですが、年間を通して積極的な紫外線対策を行う必要があります。
日傘や日焼け止めや帽子などで紫外線から肌を守りましょう。
大人ニキビができる原因⑩ 花粉・大気汚染
花粉や大気汚染なども大人ニキビの原因になり得るものです。
季節や環境などによって肌環境が乱れやすくなるという方は花粉や大気汚染が原因となっている可能性が高いですので、バリア機能を高めるために保湿ケアを徹底的に行ったり、空気清浄機を用いて空間を衛生的に保ったりなどの対策が必要になります。
バリア機能がアップすれば、花粉や大気汚染に負けない肌環境を維持することができます。
大人ニキビができる原因⑪ 肌の乾燥
肌の乾燥は、全ての肌トラブルの原因になると言っても過言ではありません。
乾燥しているということは角質のバリア機能が低下している証拠です。
角質のバリア機能が低下しているということはターンオーバーも肌細胞の再生リズムも乱れているということですので、とにかく保湿ケアを徹底的に行って肌にたっぷりと潤いをチャージすることが重要なポイントとなります。
肌の乾燥は大人ニキビの最大の敵です。
大人ニキビができる原因⑫ 角質肥厚
角質肥厚とは、文字通り角質が厚くなってしまっている状態です。
この状態に陥ると、ターンオーバーが不活発になり肌のごわつきやざらつきが生じてキメも粗くなります。
化粧品も浸透しにくくなり乾燥やバリア機能の低下を助長させてしまいます。
大人ニキビができやすくなり、できてしまった大人ニキビの治りも遅くなりますので、ピーリングやパックやふき取り化粧水などで角質ケアをして正常な状態に導く必要があります。
大人ニキビができる原因⑬ 間違ったスキンケア
毎日きちんとスキンケアをしているのに大人ニキビがなかなか改善されない場合は、スキンケアの方法が間違っている可能性があります。
スキンケアの方法を見直してみることが大切です。
今使っている化粧品が自分の肌質や肌の悩みに適しているかどうかを見極める必要があります。
肌の表面は潤っていても内側は乾燥しているインナードライ状態に陥っている可能性もありますので、美顔器やブースターを用いたりマッサージをしたりして化粧品の浸透力を高める工夫をすることも大事です。
大人ニキビの改善と予防
ホルモンバランスや過剰な皮脂分泌が原因の思春期ニキビと違い、複合的な要因のある「大人ニキビ」。
改善するにはただ単に清潔を心がけるだけでなく、内側からのケアや生活全般の見直しも必要です。
そこで、大人のためのニキビの予防・改善策を紹介します。
大人ニキビの改善と予防① 規則正しい生活を送る
肌の状態を整えるには体調を整えることがまず第一です。
体調が崩れれば肌の新陳代謝が乱れ、トラブルを起こしやすくなるだけでなく肌が自ら回復しようとする力も衰えてしまいます。
夜遅くまでスマホやゲームに夢中になったり、寝る前にお菓子を食べたりといった不摂生は肌トラブルに直結するものです。
ニキビ予防のためにもぜひ健やかな毎日を送るようにしましょう。
大人ニキビの改善と予防② 十分な睡眠をとる
睡眠というのは単に疲れを取るだけでなく、体が細胞の修復を行う大切な時間でもあります。
特に午後10時から午前2時までの間は、肌細胞の再生が活発になるいわば「ゴールデンタイム」。
この時間にしっかりと眠っておくことで、肌は健やかに保たれます。
反対に睡眠が十分でないと肌の新陳代謝が乱れ、さらにホルモンバランスも崩れるためニキビができやすくなりますから注意しましょう。
大人ニキビの改善と予防③ 栄養バランスの良い食事を心がける
ニキビなどのトラブルのない健康な肌を保つためには、肌細胞の生まれ変わり、すなわちターンオーバーが正常に行われることが大切です。
これには毛細血管を通して細胞に豊富な栄養と酸素が送られる必要があります。
そのため食生活が乱れると栄養の供給が不十分になり、肌の調子が乱れてしまうのです。
食事はタンパク質を中心に、ビタミンなどを多く含む野菜もうまく組み合わせましょう。
大人ニキビの改善と予防④ ビタミンを摂取する
バランスの良い食事に加え、ビタミンを積極的に摂るようにするとニキビの改善を早めることができます。
ストレスが原因の場合はビタミンC、過剰な皮脂分泌にはビタミンB群、炎症を防ぐにはビタミンAが有効です。
これらは食品から摂ることもできますが、医薬品やサプリメント等を利用すればより安定的に摂取することができるでしょう。
大人ニキビの改善と予防⑤ ストレスをためない
働く大人には避けることのできないストレスもニキビの原因になります。
ストレスを受けると男性ホルモンの分泌が増え、皮脂が多く出るようになってしまうからです。
完全にストレスのない生活というのは難しいですが、せめてストレスを持続させることの無いよう、生活の中で工夫をしたいものです。
アロマテラピーを取り入れたり、お風呂にお気に入りの入浴剤を入れたりするのも良いでしょう。
大人ニキビの改善と予防⑥ 適度な運動を行う
運動をして汗をかくことはニキビの予防・改善に効果的です。
汗によって体内の老廃物が排出されデトックス効果が得られますし、皮脂も溜まりにくくなるからです。
また体を動かすことはストレス解消にもなりますし、肌の新陳代謝を活発化することにもつながります。
通勤の際1駅分歩く、寝る前にストレッチするといった程度の軽い運動でOKです。
大人ニキビの改善と予防⑦ 皮膚に刺激を与えない
肌への刺激はニキビを悪化させるのはもちろん、ニキビが発生する原因ともなります。
ニキビができたらむやみに触らないのはもちろん、毛先がニキビに触れないような髪型にしたり、普段から洗顔の際にごしごしこすらないといった配慮も必要です。
化粧水などのスキンケア用品も、できるだけ添加物のない肌に優しい処方のものを選びましょう。
大人ニキビの改善と予防⑧ 部屋を乾燥させない
ニキビの原因は過剰な皮脂と思われがちですが、実は乾燥も原因になります。
肌が乾燥すると表面のバリア機能が衰え、外部の刺激に弱くなって炎症を起こしやすくなるからです。
化粧品でたっぷり保湿するのも良いですが、特に乾燥しやすい冬場は加湿器などを利用して部屋が乾燥し過ぎないよう注意しましょう。
大人ニキビの改善と予防⑨ しっかりと紫外線対策をする
乾燥だけでなく紫外線もまた肌のバリア機能を低下させる要因となります。
また、すでにニキビができたりニキビ跡が残ったりしているところに紫外線が当たるとシミになってしまう可能性もあります。
日傘や帽子、日焼け止めなどを利用して肌を紫外線から守るようにしましょう。
日焼け止めは油分の少ない「ノンコメドジェニック」のものがおすすめです。
大人ニキビの改善と予防⑩ スキンケアを見直す
ニキビ=皮脂というイメージからとにかく洗顔、と思われがちですが、大人ニキビはどちらかというと乾燥からくることが多いものです。
洗浄力の高すぎるメイク落とし、過度な洗顔などは避け、潤いを残す洗顔料でやさしく洗いましょう。
洗顔後には化粧水・乳液・クリームのフルコースでしっかりと保湿し、乾燥を防ぎます。
大人ニキビの改善と予防⑪ メイクやヘアスタイルを工夫する
ニキビは隠したいけれど厚化粧は悪化の危険があります。
下地に赤みを抑えるイエローを使えば、薄化粧でもニキビを目立たなくできます。
ファンデーションは厚塗りをせず、パウダーでふんわり仕上げると良いでしょう。
髪はニキビに触れないように、スッキリとおでこを出したりポニーテールにしたりするのがおすすめです。
大人ニキビの改善と予防⑫ 体質から改善して治す
どんなにケアしてもニキビを繰り返す人は、ニキビができやすい体質である可能性があります。
そんなとき頼りになるのが漢方です。
漢方では血の巡りが悪い人、顔に熱を溜めやすい人、炎症を起こしやすく化膿しやすい人など体質に合わせて薬を処方し、ニキビのできにくい体質へと改善していきます。
気になる人は専門の漢方薬局で相談してみましょう。
大人ニキビの改善と予防⑬ 皮膚科を受診して治療を受ける
大人ニキビは軽度の場合はホームケアでも改善できますが、赤く炎症を起こしたり黄色く膿を持ったりと重症化してしまったときは皮膚科での治療がおすすめです。
皮膚科では飲み薬と塗り薬が処方され、体の内と外からケアすることができます。
肌のターンオーバーを促すケミカルピーリングは治療だけでなく予防策としても有効です。
大人ニキビ対策用の化粧水で美肌を手に入れよう!
美肌のカギを握る「化粧水」。
しつこく繰り返す大人ニキビを予防するためにも、治していくためにも、毎日のスキンケアが重要です。
自分にぴったりの化粧水を見つけて、ニキビのないきれいな肌を目指しましょう!