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ニキビ・ニキビ跡

原因に合わせて適切なケアを!気になる口周りのニキビの治し方

思春期の頃はあまりニキビに無縁だった人でも、大人になってから口周りのニキビに悩まされることがあります。

口周りはニキビができやすいゾーンでもあり、治ったと思ってもまたすぐにできてしまい、途方に暮れてしまいますよね。

思春期のニキビとは違い、一筋縄で治りにくいのが大人ニキビの特徴です。

そこで、口周りのニキビの原因や治し方、予防方法についてご紹介しましょう。

口周りのニキビの原因とは

口周りのニキビの原因は、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、紫外線、乾燥、間違ったスキンケアなどがあげられます。

複数の原因が重なってできるため、なかなか治りにくくなっているのです。

では、それぞれの原因に合わせた治し方をみていきましょう。

ストレス

まず、ストレスがかかると、体の保護機能が働き男性ホルモンやノルアドレナリンが分泌され、皮脂の過剰分泌が起こります。

男性ホルモンやノルアドレナリンが分泌されると、肌を固くして毛穴を収縮させるため、皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

そのため、ニキビができてしまうのです。

ストレスが原因のニキビには、お気に入りの入浴剤を入れたぬるめのお湯にゆっくり浸かったり、音楽を聴いてリラックスしたりなど、ストレスから解放される時間を意図的に作ると良いでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、皮脂の過剰分泌を引き起こしたり、反対に皮脂の分泌を抑制して肌のバリア機能を弱めたりと、肌を不安定な状態にしてしまいます。

皮脂分泌が過剰になると肌が酸化しやすくなりアクネ菌が増殖してニキビができやすくなり、肌のバリア機能が低下すると、刺激物が肌内部に侵入しやすくなり、炎症を起こしやすくなります。

ホルモンバランスを整えるには、生活習慣を見直すことが重要です。

質の良い睡眠をとること、バランスのとれた食生活を送ること、適度な運動をすることなどがあげられます。

就寝中には、ホルモンバランスを整える作用がある成長ホルモンが分泌されます。

午後10時から午前2時までの間に最も活発に分泌されるため、この時間帯に熟睡していることが大切です。

食生活においては、女性ホルモンと同じような働きをする大豆イソフラボン、女性ホルモンの分泌を促すビタミンEやビタミンB6、自律神経の働きを助けるカルシウムを積極的に摂るようにしましょう。

適度な運動は、ウォーキングやジョギングなどがおすすめですが、ストレッチや階段の上り下りなど、辛くない程度に体を動かすだけでもOKです。

紫外線

紫外線は、毛穴に詰まった皮脂を酸化させ、硬いコメドにしてしまいます。

そうすると毛穴詰まりが起こり、毛穴の中でアクネ菌が増殖して活性酸素を大量発生させ、炎症を起こしてしまいます。

また、ニキビは日焼けするとシミになりやすいため注意が必要です。

外出時には日焼け止めを塗り紫外線対策をしたり、活性酸素を除去する効果のあるビタミンCを摂取したりなど、体の内側と外側からケアするようにしましょう。

乾燥

乾燥は、ニキビとは無関係に思われがちですが、肌の潤いを取り戻そうと皮脂が過剰分泌されるためオイリー肌を促します。

また、肌のバリア機能も低下させるため、外部からの刺激を受けやすく炎症の引き起こしや、角栓ができやすい状態にします。

肌の保湿を十分に行い、潤いを保つことが大切です。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアは、肌に合わない化粧品を使っていたり、洗顔時にしっかり石鹸が落とせていなかったり、刺激を避けるためにスキンケア自体をしていないなどがあげられます。

肌に刺激の少ないマイルドなクレンジングや洗顔料、基礎化粧品を使いお手入れすることが大事です。

すすぎ残しがないように、洗顔時は何度もすすぎましょう。

刺激を避けてスキンケアをしないのは、肌のバリア機能を低下させてしまうため、洗顔後は最低限化粧水と乳液をつけるのがルールです。

口周りのニキビの予防方法

口周りのニキビの予防方法として重要なのは、丁寧なスキンケアを行うことです。

皮脂を叱り洗い流そうとゴシゴシと擦ってはいけません。

しっかりと泡立てて優しく洗うようにしましょう。

タオルで拭くときも、タオルを肌に乗せて押さえるようにして水を吸収し、肌とタオルを摩擦させてはいけません。

また、乾燥する季節は肌の保湿だけでなく、室内の保湿にも気をつけることが大事です。

必要ならば部屋に加湿器を置き、部屋の湿度を適切に保つよう心がけましょう。

加湿器がない場合は、部屋に濡れタオルを干したり、洗面器やコップに水を入れて置いたりするだけでも湿度が保てます。

そして、肌に直接触れるシーツや枕カバー、タオルなどは清潔に保ち、雑菌が毛穴の中に入らないように気をつけることも大事です。

もちろん、スキンケアを行う時は石鹸で手を洗い、清潔な状態で行うのも基本となります。

ニキビのない美肌を目指しましょう

このように、口周りのニキビの原因は色々あるので、一つ一つできることから改善していくと良いでしょう。

特に、ホルモンバランスの乱れはニキビと密接に関わっているため、生活習慣の改善が緊急課題となります。

肌のターンオーバーは、約30日の周期で行われます。

次の周期で美しい肌へと前進するために、適切なケアを行いましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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