これはやめて!ニキビを悪化させるファンデーションの塗り方

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

ニキビができると、ものすごく憂鬱ですよね。

悪化してパンパンに腫れようものなら、髪が少し触れただけでも痛みます。

しかし、世の中の大多数の女性たちは、そんな状態でもしっかりとメイクをしているのが現状です。

ただ、そこでメイクの仕方を誤ってしまうと、ニキビを更に悪化させることになってしまいます。

ここでは、ニキビができている時にやってはいけないファンデーションの塗り方についてご紹介します。

目次

リキッドファンデーションは避けよう

ニキビがある肌にファンデーションを塗る場合、できればリキッドタイプは避けるようにしましょう。

リキッドは肌をしっかりとカバーしてくれるので人気がありますが、油分や界面活性剤をはじめとした添加物が多く含まれています。

また、その性質上毛穴に入り込みやすいのです。

ニキビがある場合は、肌に軽く乗せられるパウダリータイプを選ぶようにしましょう。

とは言え、リキッドタイプほどではありませんが、パウダリーにも油分は入っています。

なので、肌への負担が少ないことを考えると、パウダリーの中でもルースパウダーやフェイスパウダーなどがおすすめです。

カバー力は弱いですが、成分が100パーセントミネラルなものであればニキビがあっても安心して使うことができるでしょう。

ミネラルファンデーションが誕生したのは美容先進国のアメリカ。もともと整形手術をした人や、やけどを負った人でも使用できるほど肌に優しいものなのです。

天然の鉱物で作られているため、防腐剤やオイルは含まれず、ニキビができている肌でも安心して使うことができます。

さらに嬉しいことに、角質の代謝を促進してくれるという働きもあるので、ミネラルファンデーションを塗っているだけで肌が回復することも期待できます。

ファンデーションの厚塗りには注意

ニキビがある時はそれを隠そうとするので、どうしてもいつもよりファンデーションが厚塗りになりがちです。

しかし、ニキビをできるだけ早く治したいのであれば、ファンデーションの厚塗りは絶対に避けましょう。

何度も重ねづけしたくなるところですが、そこはベースメイクをきちんとして、できるだけニキビに触れないで済むように工夫をします。

また、目元や口元といったポイントメイクをしっかりとすることで、ニキビのある頬や顎から視線をそらす方法もあります。

これならベースメイクの負担も軽くすることができるでしょう。

そして、厚塗りしないとどうしても不安という方は、コントロールカラーを使用するのがおすすめです。

コントロールカラーを使うことでニキビが目立ちにくくなる上に、ファンデーションが少量で済むというメリットがあります。

色は、赤ニキビであればグリーン系、ニキビ跡をカバーしたい時にはイエロー系の下地が有効です。

メイク道具にも気を配って

メイク用品は、長期間交換しなかったり、誤った保管を続けていると、酸化や腐敗してしまいます。

特にファンデーションのパフは毎日使うものであるが故に、とても雑菌が繁殖しやすくなります。

雑菌のたくさんついたパフを肌に塗ることで、せっかく他のケアに気を付けていても意味がなくなってしまうのです。

できれば、使用したパフは洗ってしっかり乾かし、定期的に交換するようにするといいでしょう。

また、固めのパフやブラシはニキビにとって大きな刺激になってしまいます。

ニキビのできている時は、使う時の力加減にも注意するようにしましょう。

肌に合わないファンデーションは使わない

肌が弱い敏感肌の場合、肌に合わないファンデーションを使用しているだけでもニキビができることがあります。

また、夏は汗をかいたり冬は乾燥したりといった気候の変化でニキビができたり、食生活が悪いとニキビができることがあります。

そんな時に合わないファンデーションを使っていれば、更にニキビを悪化させることになってしまいます。

そのため、肌のコンディションの良い時に自分の肌に合うファンデーションを探すことが大切です。

化粧品売場に行けば、お店の人が肌の調子をチェックしてくれ、ぴったりのファンデーションを教えてくれます。

実際に化粧をしてもらったり、化粧品についてもアドバイスをくれたりするので、悩んでいる人は一度相談してみてもいいでしょう。

高いファンデーションが自分にとっていいものとは限りません。

ニキビが改善されるには、自分に合っているファンデーション選びが大切です。

肌の保湿も大切

ニキビができている肌にファンデーションを使う場合、その前にしっかりと保湿をすることも大切です。

保湿がしっかりできていないと、最初に述べたファンデーションの厚塗りに繋がってしまいます。

またメイクの前だけでなく、メイクを落としたあとにもしっかりとニキビのケアをすることで、ニキビが治りやすくなるでしょう。

化粧水を使う時は、乾燥しないような保湿成分がしっかり入っていることはもちろん大切ですが、ニキビができている時だけ、ニキビに効く成分が入っている化粧品を使うのも有効と言えます。

ファンデーションを正しく使ってニキビが悪化しないメイクをしよう

ニキビが悪化しないようにするためには、自分に合ったファンデーションや肌に優しいファンデーションを選ぶこと、塗り方が厚くならないように気を付けること、さらにはその前に保湿をしっかりすることも大切になってきます。

ファンデーションについての正しい知識を学んで、ニキビに優しいメイクをするように心がけましょう。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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