本ページはプロモーションが含まれています。
ニキビ・ニキビ跡

下手に触ると跡が残ることも!しこりニキビの原因と改善法

しこりニキビはニキビの最終段階であり、最も治りにくいニキビとされています。

しかも、触ると痛みもあり厄介です。

見た目的には蚊に刺された時のように赤く盛り上がり、芯がないのが特徴です。

気になって触ると跡が残ることもあるので、正しいケアを行うことが大切になります。

そこで、しこりニキビの原因や改善法・予防法をご紹介しましょう。

しこりニキビができるメカニズム

ニキビは、まず白ニキビから始まり段階を踏んで変化していきます。

白ニキビの次は黒ニキビ、その次は赤ニキビ、黄ニキビと続き、最終段階がしこりニキビです。

ニキビの段階が進むごとに、アクネ菌を殺そうと白血球中の好中球が活発に活動を始めますが、それと同時に大量の活性酸素を発生させます。

活性酸素はアクネ菌を殺すとともに、コラーゲンやエラスチンを破壊してしまうため、毛穴がボロボロの状態になってしまいます。

肌は炎症を改善しようと新しい細胞を生成しますが、過剰生成をしてしまい肌が固くなってしまうのです。

これが、しこりニキビができるメカニズムです。

しこりニキビができる原因とは

一般的には、黄ニキビからしこりニキビに悪化することはほとんどありません。

しかし、炎症が長引いたり、体調が万全でないなど、いくつかの要因が重なることにより、しこりニキビとなってしまいます。

では、どのような原因によってしこりニキビができるのでしょう。

しこりニキビができる原因① ホルモンバランスの乱れ

1つ目の原因はホルモンバランスの乱れです。

ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、古い角質が肌表面に残ってしまいます。

その角質がだんだん厚い層になり、肌に蓋をして毛穴詰まりを起こしてしまうのです。

老廃物や皮脂が毛穴の中に溜め込まれてしまい、雑菌やアクネ菌が増殖するため、しこりニキビの原因となってしまいます。

しこりニキビができる原因② 腸内環境の悪化

2つ目の原因は腸内環境が悪化することです。

腸内環境が悪化すると腸内に老廃物が蓄積され、血液を通して体中にまき散らされてしまいます。

すると体は皮膚から老廃物を排出しようと働きかけるため、炎症が起こりやすくなり、しこりニキビの原因となってしまいます。

しこりニキビができる原因③ 血行不良

3つ目の原因は血行不良です。

血液のめぐりが悪くなると、新陳代謝が悪くなり肌のターンオーバーが正常に行われなくなるほか、血の塊ができやすくなるのも、しこりニキビの原因とされています。

しこりニキビができる原因④ 食生活の乱れ

4つ目の原因は食生活の乱れです。

脂質や糖分の多いものを好んで食べていると、過剰な皮脂分泌が行われニキビを悪化させる原因となるほか、血液もドロドロになりしこりニキビの原因となります。

しこりニキビができる原因⑤ 睡眠不足

5つ目の原因は睡眠不足です。

睡眠不足はホルモンバランスを乱し、肌のターンオーバーも乱してしまいます。

しこりニキビができやすい肌環境を作り出してしまうのです。

しこりにきびの改善法・予防法

しこりにきびの改善法は、ホルモンバランスの乱れを改善することが大切です。

そのためには、生活習慣を見直すことが大事で、喫煙や飲酒を控えたり、ストレスをため込まないようにしたり、適度な運動を行ったりなど、健康的な生活を心掛けるようにしましょう。

次に、腸内環境を整えることも大切となり、老廃物を腸内に溜め込まないように毎朝のお通じを習慣づけることも重要です。

そして、血行を改善するために、バスタイムはぬるめのお湯にゆっくりと浸かってリラックスしたり、冷たい飲み物の代わりに体を温める作用のあるジンジャーティーなどを飲んだりするのもおすすめです。

食生活においては、肌のターンオーバーを助ける良質のたんぱく質や、ビタミンやミネラルなどを積極的に摂るようにすると、肌環境を改善することができるでしょう。

肉よりも野菜中心の食生活にすると、皮脂の過剰分泌も抑えられます。

睡眠は1日6時間しっかりと眠るようにし、特に成長ホルモンの分泌が活発な午後10時から午前2時の間に熟睡すると、肌の回復機能が高まり、しこりニキビをより早く改善することができます。

これらの事を続けることニキビを改善できるだけでなく、予防法にもなります。

早い段階で対処することが大事

しこりニキビは一度できてしまうと、自力で治すには数か月から数年かかるのが一般的です。

そのため、ただのニキビだからと侮らず、早いうちに対処することが大切になります。

小さいニキビができているのを見つけたら、市販薬を塗り炎症を抑え込むように努めましょう。

また、自分では手に負えないと感じたら、皮膚科で診断してもらうのが賢明です。

皮膚科なら、しこりニキビを予防するスキンケア方法を教えてくれたり、跡が残らないように正しい治療を行ってくれたりします。

自力では数か月から数年かかる治療も、より短い期間で完治することができるので、肌への負担も少なくなります。

正しいケアでニキビのできにくい肌作りを行う

しこりニキビを改善・予防するには、生活習慣の改善がカギとなるようですね。

バランスのとれた食生活、質の良い睡眠、ストレスのない生活などは、それほど難しいタスクではありません。

まずは、できることから始めてみると良いでしょう。

しこりニキビは一度できてしまうと治すのに時間がかかるため、ニキビのできにくい肌作りをすることが大切です。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
関連記事