慢性化させないのが大事!頬にできるニキビの原因と対策

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

頬のニキビは慢性化しやすく、一度できると同じ場所に何度も繰り返してできるという特徴があります。

クレーターなどニキビ跡が残る確率も高いため、ニキビを作らないのが一番の予防策となります。

そんなことはいっても、ニキビを防ぐのはなかなか難しいですよね。

そこで、頬ニキビができる原因と対策についてご紹介します。

目次

頬ニキビができる原因

頬ニキビは、思春期よりも大人になってからできやすいニキビであり、様々な原因が重なり合ってできるのがほとんどです。

そこで、代表的な5つの原因についてご説明します。

原因1:食生活の乱れ

腸内環境は、肌環境を映す鏡だと言われています。

そのため、食生活が乱れ腸内のバランスが崩れてしまうと、肌のバランスも乱れニキビができやすくなるのです。

また、揚げ物やジャンクフード、スナック菓子など、脂分の多い食べ物を多量に摂取するのも、皮脂の過剰生成を促しニキビができやすい環境を作り出してしまいます。

脂分だけでなく、糖分も肝臓への負担が多く、大量に摂取すると内臓に負担を与え、ホルモンバランスを乱す恐れがあります。

原因2:睡眠不足

人間の体が睡眠中に疲労を回復するのと同じように、肌も睡眠中に修復作業が行われます。

しかし、しっかり睡眠がとれないと、肌の修復作用適切に行われないため、肌荒れやニキビを引き起こす原因となるのです。

肌の再生力を高める成長ホルモンは、入眠してから30分程で分泌が始まり、肌の新陳代謝は睡眠してから3時間から4時間で行われます。

そのため、睡眠不足では肌の再生が適切に行えないのです。

原因3:肌の乾燥

ニキビはオイリー肌の人にできるというイメージがありますが、乾燥もニキビの原因となります。

肌が乾燥すると、肌の潤いを保とうと皮脂の分泌が過剰になり、ニキビを作り出す素地ができてしまいます。

紫外線を浴びたり、洗顔をしすぎたりするのも、肌の乾燥を促す行為です。

原因4:間違ったスキンケア

肌の清潔を保つことは、ニキビのないスベスベの肌を保つのに必要なスキンケアですが、洗顔のし過ぎは肌の乾燥を促し、ニキビの原因となってしまいます。

また、石鹸やシャンプーなどをしっかりすすがず、肌に石鹸成分が残っていると、そこから雑菌が繁殖し、アクネ菌を増殖させる原因となります。

原因5:ストレスをため込む

ストレスをため込むと、自律神経のバランスが乱れ、ホルモンバランスを乱すことにつながります。

ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが正常に行われず、肌の再生力が衰えニキビができやすくなってしまうのです。

また、皮脂の過剰分泌も促され、毛穴が詰まりアクネ菌の増殖を引き起こします。

頬ニキビの対策方法

では、頬ニキビを予防・改善するためにどのような対策があるのかをご紹介しましょう。

対策方法1:バランスの取れた食生活

ニキビのできにくい肌を作るには、バランスの取れた食生活を心掛けるのが第一です。

特におすすめの栄養素は、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA、セラミドなどがあげられます。

ビタミンB群は豚肉やレバー、ビタミンCは柑橘類、ビタミンAはニンジンやカボチャ、セラミドはこんにゃくやブロッコリーに豊富に含まれます。

毎日の食生活に取り入れるようにしましょう。

対策方法2:質の良い睡眠をとる

肌の新陳代謝がスムーズに行われるようにするためには、質の良い睡眠が大切です。

就寝前は神経を興奮させるようなことは避け、好きな音楽を聴いたり、アロマを焚くなど、リラックスできる環境をつくるのがおすすめです。

睡眠障害を引き起こす可能性もあるので、寝る前にスマホを使用するのは避けましょう。

対策方法3:肌の保湿

皮脂の過剰分泌を引き起こす肌の乾燥を防ぐために、しっかりと保湿対策するのもニキビ対策の一つです。

洗顔後にお手入れするのはもちろんのこと、紫外線対策もしっかり行うようにしましょう。

対策方法4:正しいスキンケアを行う

スキンケアは、正しく行ってこそニキビのない美しい肌を保つことができます。

洗顔は1日2回までとし、肌に必要な皮脂まで根こそぎ洗い落とすのは避けるようにしましょう。

ゴシゴシ洗ったり、肌に刺激を与えるようなスキンケア製品を塗ったりするのは禁物で、ソフトに優しく行うのが正解です。

対策方法5:ストレスを発散する

ストレスは知らないうちに貯まっているものなので、自覚症状がなくても、定期的に発散することが大事です。

香りのよい入浴剤を入れたお風呂にゆったり浸かったり、友達と旅行に行ったり、スポーツをして汗を流すなど、自分なりの発散方法を見つけるようにしましょう。

ホルモンバランスが整い、肌の調子を整えることができます。

対策をしっかり行いニキビに悩まされない肌作りをしましょう

頬ニキビのできにくい肌作りをするには、食生活に気を付けたり、生活習慣を整えたり、ストレスを発散するなど、毎日の積み重ねが重要ということですね。

肌の健康を保つことは、体の健康を保つことにもつながるので、今日から始めてみてはいかがでしょう。

頬ニキビが防げるだけではなく、病気になりにくい健康な体作りも行えて一石二鳥です。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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