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ピアストラブル

ファーストピアスで腫れる、ピアスの穴が埋まるのを避けるには?

これからピアスの穴を開けようと思っている皆さん、勇気を出して開けたファーストピアスで耳が腫れて、ピアスの穴が埋まるなどのトラブルが起きてしまったら悲しいですよね。

なぜファーストピアスで耳が腫れてしまったり、ピアスの穴が埋まってしまったりなどのトラブルが起きてしまうのでしょうか。

事前に原因と対処法を知って、安心してピアスデビューをしましょう。

ファーストピアスでトラブルが起きてしまう原因

ファーストピアスは、ピアスの穴を開けて最初に装着します。

そして、ピアスの穴が完成するまでずっと装着しておくピアスです。

その開いた穴のことをピアスホールといい、このピアスホールは、いわば傷口と同じです。

体が傷ついた部分を修復しようとして穴を塞ごうとするため、ファーストピアスをつけることで穴が塞がるのを阻止します。

個人差はありますが、ピアスホールが安定するまで一般的に4週間から6週間といわれていますので、この期間はずっとファーストピアスをつけている必要があります。

この期間は、とてもデリケートなのでトラブルが起こりやすいのです。

では、腫れてしまうのはなぜなのでしょうか。

ピアスを触りすぎる

原因として考えられるのは「ピアスを触りすぎる」ことです。

ついつい気になって、手がいってしまいがちですが、手にはたくさん雑菌がついています。

その手でピアスやその周辺を触ってしまうと、ピアスホールから雑菌が侵入し、腫れてしまいます。

まだピアスホールが安定していない、非常に不安定で傷つきやすい状態なので炎症を起こしやすいのです。

しかし、雑菌が気になるからといって、消毒のしすぎもよくありません。

消毒するたびに触ることになるのでピアスホールに刺激を与えてしまいます。

また、消毒液ですが、腕や足などの切り傷や擦り傷に使う一般的な消毒液は殺菌作用が強力です。

傷を治すために必要なよい菌まで殺してしまうので、かえって腫れてしまうこともあるのです。

では、埋まってしまうのはなぜなのでしょうか。

ピアスがきつすぎる

原因として考えられるのは「ピアスがきつすぎる」ことです。

ピアスが落ちるのが不安でピアスをきつくつけてしまったり、自分の耳たぶの厚さより短い軸のピアスを選んでしまったりすると圧迫された状態になります。

圧迫された状態が続くと、うっ血し、腫れて、ピアスがさらにきつくなってしまいます。

ピアスホールは傷口と同じですので、この圧迫された状態で穴がふさがろうとするのでピアスが埋まってしまうのです。

ファーストピアスで腫れない、穴が埋まらないようにするための対処法

ファーストピアスをするときに腫れや、埋まるなどのトラブルはできるだけ避けたいものです。

適切な対処法を知り、できるだけ腫れないように、埋まることのないようにしていきましょう。

では、腫れないようにするためにはどうすればよいのでしょうか。

必要以上に触らない

腫れてしまう原因は「ピアスを触りすぎる」ことなので、対処法としては、必要以上に触らずに、刺激を与えないことです。

触ってしまうと、刺激になってしまうのでピアスホールがなかなか安定しません。

ピアスホールは傷口と同じなので雑菌が侵入しないように消毒して清潔に保つことが必要ですが、消毒のしすぎも刺激になってしまいます。

消毒は一日に一回、お風呂上がりの清潔な状態で行うことが理想的です。

また、ピアス専用の消毒液がありますので、専用のものを選ぶと刺激が少なくてよいでしょう。

では、埋まらないようにするためにはどうすればよいのでしょうか。

耳を圧迫しない

埋まってしまう原因は「ピアスがきつすぎる」ことなので、対処法としては、ピアスのキャッチをつける時に1ミリ以上隙間が出来るようにして、圧迫させないことです。

軸が短すぎると締めつけられて、血のめぐりが悪くなり、ピアス穴の完成までに時間がかかってしまいます。

化膿するリスクも高くなってしまいますので、軸の長さに余裕のあるピアスを選ぶことが大切です。

また、ファーストピアスは、ピアスホールが安定するまでずっと装着していなければいけないものです。

そのため、お風呂のときや、寝ている間も外すことができませんので注意が必要です。

すすぎをしっかりする

お風呂の場合、髪を洗うときに髪の毛がピアスに引っかかってしまうと刺激になってしまいますし、髪を洗った後のシャンプーやリンスが残ってしまうのも刺激になってしまうのでよくありません。

髪を洗った後はシャンプーやリンスが残らないようにシャワーを優しく当てながら洗い流しましょう。

柔らかい枕を使用する

寝ている場合、寝ているときの姿勢に気をつけなくてはいけません。

横向きに寝てしまうとピアスが圧迫されてしまうので、上を向いて寝ることが理想的です。

しかし、上を向いているとなかなか寝つけなかったり、上を向いて寝ていても寝返りをうったりもします。

寝ている間、ずっと同じ姿勢でいるのは不可能なので横向きに寝ても大丈夫なように枕を柔らかい枕にしてみましょう。

硬い枕だとピアスに枕が当たって刺激になってしまいますが、柔らかい枕なら負担を減らすことができます。

ファーストピアスは触りすぎと、きつすぎに注意が必要

ファーストピアスが腫れ、埋まる原因は「触りすぎる」と「ピアスがきつすぎる」ことなので、「刺激を与えない」と「圧迫させない」ことが対処法になります。

どうしても気になってピアスを触りたくなってしまう衝動に駆られますが我慢してください。

トラブルなくピアスホールを安定させるために、刺激を与えないこと、圧迫させないことを心がけましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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