2016年9月7日(水)に小林製薬の化粧品や花粉・乾燥などによるかぶれ、かゆみを鎮める顔などの肌トラブル治療薬「キュアレア」を全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで新発売しました。
非ステロイド性のクリーム剤なので、顔の印象を左右するデリケートな目の周りにも使用することができ、2種類の抗炎症成分と抗ヒスタミン成分が、かゆみ、かぶれなどの炎症をしっかり抑えます。
「キュアレア」の効能・効果や配合されている成分などについて解説していきます。
早く治したい、つらい肌トラブルに【キュアレア】
「キュアレア」は化粧品や花粉・乾燥などによる、顔などのかゆみ、かぶれを鎮める肌トラブル治療薬です。
デリケートな目の周りにも使える、非ステロイド性抗炎症成分を配合しており、2種類の抗炎症成分と抗ヒスタミン成分が、かゆみ、かぶれなどの炎症をしっかり抑えます。
抗炎症成分の一つである「ウフェナマート」は、皮膚刺激作用の弱い非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用し、赤み・はれを鎮めます。
また、抗ヒスタミン成分「ジフェンヒドラミン」がかゆみの発生を抑えます。
赤ちゃんにも使える、肌に優しい弱酸性の非ステロイド性クリームで、顔の印象を左右するデリケートな目の周りにもご使用いただけるのが特長です。
※「キュアレア」は、小林製薬の「スキンケア医薬品」です。
小林製薬では、スキンケアでは対処できない肌トラブルを改善する医薬品を、肌を健やかに美しく保つ「スキンケア」と、症状を治療する「医薬品」の中間で、「スキンケア医薬品」と位置づけています。
キュアレア発売の背景
化粧品や花粉・乾燥などによるかぶれ、かゆみを鎮める顔などの肌トラブル治療薬「キュアレア」が新登場!
秋冬の外気の乾燥や春先に飛散する花粉、化粧品やハウスダストなどの刺激物など、肌のトラブルを引き起こす要因は年間を通して絶えることはありません。
特に女性にとって顔の肌トラブルは、疾患そのものよりも、「メイクもできないし、出かけるのも億劫になる」など心理的ダメージが大きく、より深刻な悩みとなっています。
「顔のかゆみ」の対処法として、処方薬で対処する方が多いものの、市販の身体用皮膚薬を顔に塗っている方もおり、正しい治療薬を選択できていないといった実態が明らかになりました。
そこで今回、化粧品や花粉・乾燥などによるかぶれ、かゆみを鎮める顔などの肌トラブル治療薬「キュアレア」を新発売します。
製品名
「キュアレア」(販売名:キュアレアa)
効能・効果
湿疹、皮ふ炎、かゆみ、かぶれ、ただれ、あせも、おむつかぶれ
用法・用量
1日数回、適量を患部に塗布する。
用法・用量に関連する注意
● 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること
● 目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること
● 外用にのみ使用すること
● 患部を清潔にした後、塗布すること
成分・分量(100g中)・働き
成分 | 分量 | 区分 | 働き |
---|---|---|---|
ウフェナマート | 5g | 抗炎症成分 | 皮ふ刺激作用の弱い、非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用し、赤み・炎症を鎮める。 |
ジフェンヒドラミン | 1g | 抗ヒスタミン成分 | かゆみのもととなるヒスタミンをブロックして、症状を抑える。 |
グリチルレチン酸 | 0.3g | 抗炎症成分 | ステロイド剤と同じような作用機序による、抗炎症作用がある(赤み・炎症を鎮める)。 |
- 添加物
- 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、流動パラフィン、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ステアリルアルコール、ステアリン酸ポリオキシル、ワセリン、ステアリン酸グリセリン、キサンタンガム、ジメチルポリシロキサン、コレステロール、パラベン、エデト酸Na、ステアリン酸K、pH調節剤
剤型・形状
目の周りにも使える、非ステロイド性のクリーム
リスク区分
第2類医薬品
包装単位・メーカー希望小売価格
単品容量 | 希望小売価格 |
---|---|
8g | 1,000円(税抜) |
発売日
2016年9月7日(木)
顔の肌トラブルに悩むみんなの声
気になる顔のかゆみ・かぶれは、早く治したいけれど、目の周りなどを市販の皮ふ薬で対処して良いのか分からず、不安に思いながら使用している人も多いようです。
「キュアレア」なら、非ステロイド性の皮ふ炎治療薬なので、目の周りにも使うことができます。
[20代女性 会社員]
化粧品を変えてから、かぶれが起きた!
こんな状態、人には見られたくないから、早くなんとかしたい・・・
[40代女性 主婦]
応急処置として身体用の市販薬を使っていますが、これって顔に塗っても大丈夫なの?
[20代女性 主婦]
花粉とか乾燥の時期って目の周りとかほっぺが赤くなるし、かゆい!
病院行く時間もないし、どうしたらいいのか分からない・・・
[20代女性 大学生]
顔の肌トラブルに安心して使える商品があったらいいのにな・・・
[30代女性 会社員]
ステロイド性の皮ふ薬って、薬の効果が強すぎて、副作用が出たりしないか心配・・・
[50代女性 主婦]
市販の皮ふ薬って、顔に塗るとベタつきがすごくて気になる!
顔に使うものだし、使い心地の良い塗り薬って売ってないのかしら・・・
キュアレアの特長
[特長1]
化粧品、花粉・乾燥などによる顔などのかぶれ、かゆみ、赤みを元から鎮める肌トラブル治療薬(塗り薬)。
[特長2]
非ステロイド性抗炎症成分「ウフェナマート」が赤みを抑え、抗ヒスタミン成分「ジフェンヒドラミン」がかゆみを元から鎮める。
[特長3]
皮膚刺激作用の弱い非ステロイド性のため、目の周りにも使用できる。
キュアレアが選ばれている理由
「キュアレア」は、最もデリケートな目の周りの肌トラブルにお使い頂ける皮ふ薬として、支持されています。
[キュアレアの魅力Point]
- 顔の肌トラブルを改善する
- 目の周りにも使える
- 非ステロイドである
- クリーム剤である
- 化粧かぶれに効く
- かゆみに効く
- 赤みに効く
- 肌のブツブツに効く
- その他
キュアレアを使用できる肌トラブル例
[季節の肌トラブル]
- 花粉
- その他、季節の変わり目の肌トラブル
[刺激物による皮膚炎]
化粧品・金属・汗などによる肌トラブル
キュアレアを使用できる部位
「顔のかゆみ」の対処として、「キュアレア」を使用された多くの方が、目の周りのかゆみ・かぶれに使用しています。
「キュアレア」は、非ステロイド性の皮ふ炎治療薬なので、目の周りにも使うことができます。
[キュアレアが使用されている部位]
- 額(ひたい)
- 目の周り
- 頬(ほお)
- 鼻の周り
- 口の周り
- 顎(あご)
- 顔全体
- 首
- 身体
- その他
キュアレアの使い方
お風呂上がり、洗顔後など、清潔な状態の肌に塗ることがオススメです。
もちろん日中にもお使い頂けます。
1日数回を目安に、適量を患部に塗布してください。
キュアレアはアトピー性皮膚炎に効果がある?
「キュアレア」の有効成分であるウフェナマートは、皮膚刺激作用の弱い非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用し、赤み・はれを鎮めます。
湿疹や皮膚炎の治療に用いられていますが、抗炎症作用はステロイドほど強くないので、比較的症状が軽い湿疹や皮膚炎、ステロイドが使いにくい顔の肌トラブルなどに向いています。
ウフェナマートにはアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、酒さ様皮膚炎などの症状を改善する効能があり、子供のアトピーと大人のアトピーに効果が期待※できます。
※同じアトピー性皮膚炎でも、体質や年齢などによって個人差が大きく異なるので、人それぞれ効果が違います。
アトピーを改善するためには、生活習慣の見直し、食事療法、日々のスキンケア、ストレス解消など、その人に応じた治療(方法)を行うことが重要です。
また、帯状疱疹にもよく使われており、副作用が起こりにくいとされています。
ただし、長期間使い続けるとかぶれ、発疹・発赤、はれ、かゆみなどを生じることがあるので、1~2週間くらい使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、早めに専門医を受診してください。
キュアレアとカユピットの違い
「キュアレア」とカユピットは、含まれている成分や容器の形状などに違いがあり、顔に起こる肌トラブルの症状によって使い分けられます。
効能・効果、成分・分量、特長など、それぞれの製品の違いを比較してみました。
カユピットの効能・効果
効能・効果 |
---|
かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれ、じんましん、ただれ、あせも、虫さされ、しもやけ |
カユピットの効能・効果は、「キュアレア」とほとんど変わりません。
どちらも湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみを鎮める顔などの肌トラブル治療薬として、デリケートな目や口の周りにも使えます。
カユピットの成分・分量(1g中)・働き
成分 | 分量 | 区分 | 働き |
---|---|---|---|
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 20mg | 抗ヒスタミン成分 | かゆみの発生を抑える |
リドカイン | 5mg | 局所麻酔成分 | かゆみをすばやく鎮める |
アラントイン | 2mg | 組織修復成分 | 赤み・炎症を抑え、皮ふの修復を促す |
グリチルリチン酸二カリウム | 5mg | 抗炎症成分 | 赤み・炎症を鎮める |
カユピットには2つのかゆみ止め成分と赤み・炎症を鎮める成分、皮ふの修復を促す成分が配合されており、4つの有効成分が顔のかゆみ・湿疹に効きます。
かゆみを止める成分が「キュアレア」よりも多く配合されているので、顔のかゆみを鎮めるのに特化しています。
さらに皮ふの修復を促す成分も含有していることから、傷の修復を促進する効果が期待できます。
「キュアレア」には2つの赤み・炎症を鎮める成分とかゆみ止め成分が配合されており、3つの有効成分がかゆみ・かぶれなどの炎症に効きます。
赤み・炎症を鎮める成分がカユピットよりも多く配合されているので、顔の赤み・はれなどの炎症を鎮めるのに特化しています。
カユピットの剤型・形状
カユピットはしっとりやさしい使い心地でメイクがヨレにくく、ポイント使いもしやすい先細チューブを採用しています。
「キュアレア」は赤ちゃんにも使える、肌に優しい弱酸性の非ステロイド性クリームで、一般的なチューブです。
どちらも肌になじみやすくべたつきが少ないクリームですが、カユピットは先細チューブなので、「キュアレア」よりも使用量の調節がしやすくなっています。
カユピットの特長
カユピットはデリケートで、かゆくても思いっきりかけない顔にも使えるベタつかないクリームタイプの治療薬です。
顔のかゆみ、湿疹に着目したカユピットは症状を治し、バリア機能を正常化することで、汗・花粉・乾燥などの外部刺激を受けにくい肌に導きます。
目や口のまわりなど、かゆみをすばやく鎮める効果と患部への使いやすさにこだわっており、顔のかゆみ解消を前面に打ち出しています。
「キュアレア」は化粧品や花粉・乾燥などによる、顔などのかゆみ、かぶれを鎮める肌トラブル治療薬です。
2種類の抗炎症成分と抗ヒスタミン成分が、かゆみ、かぶれなどの炎症をしっかり抑えて、早く治したいつらい肌トラブルを改善します。
顔の赤み・炎症がひどいときは「キュアレア」が適しており、顔のかゆみがつらいときはカユピットが適しています。
キュアレアとイハダ プリスクリードiの違い
「キュアレア」とイハダ プリスクリードiは、容器の形状などに違いがあります。
効能・効果、成分・分量、特長など、それぞれの製品の違いを比較してみました。
イハダ プリスクリードiの効能・効果
効能・効果 |
---|
皮膚炎、湿疹、かゆみ、かぶれ、ただれ、あせも、おむつかぶれ |
イハダ プリスクリードiの効能・効果は、「キュアレア」と全く同じです。
どちらも皮膚炎、湿疹、かゆみ、かぶれを鎮める顔などの肌トラブル治療薬として、デリケートな目や口の周りにも使えます。
イハダ プリスクリードiの成分・分量(1g中)・働き
成分 | 分量 | 区分 | 働き |
---|---|---|---|
ウフェナマート | 50mg | 抗炎症成分 | 皮ふ刺激作用の弱い、非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用し、赤み・炎症を鎮める。 |
ジフェンヒドラミン | 10mg | 抗ヒスタミン成分 | かゆみのもととなるヒスタミンをブロックして、症状を抑える。 |
グリチルレチン酸 | 3mg | 抗炎症成分 | ステロイド剤と同じような作用機序による、抗炎症作用がある(赤み・炎症を鎮める)。 |
イハダ プリスクリードiが配合している成分・分量(1g中)は、「キュアレア」と全く同じです。(添加物を除く)
どちらも2つの赤み・炎症を鎮める成分とかゆみ止め成分が配合されており、3つの有効成分が顔のかゆみ・かぶれ・腫れなどの炎症を鎮めます。
イハダ プリスクリードiの剤型・形状
イハダ プリスクリードiは目もとのかゆみやかぶれに使える、目もとがテカらないノンステロイドのクリームタイプで、適量を取りやすい先細チューブが採用されています。
「キュアレア」は気になる目のまわりのかぶれ・かゆみにも使える、肌に優しい弱酸性の非ステロイド性クリームで、一般的なチューブです。
どちらも肌になじみやすくべたつきが少ないクリームですが、イハダ プリスクリードiは先細チューブであることから、「キュアレア」よりも適量が取り出しやすくなっています。
イハダ プリスクリードiの特長
3つの有効成分を配合
ウフェナマート
(炎症を鎮める)
+
グリチルレチン酸
(炎症を鎮める)
+
ジフェンヒドラミン
(かゆみ抑制)
ノンステロイド
本剤にステロイド成分は配合されていません
イハダ プリスクリードiの特長は、「キュアレア」とほとんど変わりません。
どちらも顔のかゆみやかぶれ、赤みなどを鎮める肌トラブル治療薬で、非ステロイド性抗炎症成分ウフェナマートが、つらいかゆみ、赤みを元から鎮めます。
イハダ プリスクリードiもしくは「キュアレア」を塗り続けることで、皮ふの湿疹・皮ふ炎を抑えることができます。
2種類の抗炎症成分で赤み・炎症を抑えつつ、抗ヒスタミン成分で素早くかゆみを鎮めることで、炎症の悪化サイクル(悪循環)を断ち、治していきます。
- どこまで塗っていいの?
- 顔全体に使えますが、目頭、目尻など目のきわに塗る際には、目の中に入らないようにご注意ください。
- 万一、目の中に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗いながしてください。
キュアレアと再肌の違い
「キュアレア」と再肌は、効能・効果や成分・分量などに違いがあり、顔に起こる肌トラブルの症状によって使い分けられます。
それぞれの製品の違いを比較してみました。
再肌の効能・効果
効能・効果 |
---|
乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、しもやけ(ただれを除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く) |
再肌を使うときのPOINT!
乾燥肌の治療用としては顔にも使えます
- 顔全体にも使えますが、粘膜には塗らないようにしてください。
- 顔以外にも、太もも、手、ひじ、ひざなど全身に使えますが、かさぶた、出血のある傷口などの部分には塗らないようにしてください。
再肌の効能・効果は「キュアレア」と少し異なります。
「キュアレア」が化粧品や花粉・乾燥などによる、顔などのかゆみ、かぶれを鎮める肌トラブル治療薬であるのに対して、再肌は肌の奥(基底層)の細胞から修復して、乾燥肌を治し、肌の保水力を回復する乾燥肌治療薬です。
再肌の成分・分量(100g中)・働き
成分 | 分量 | 区分 | 働き |
---|---|---|---|
ヘパリン類似物質 | 0.3g | 乾燥肌治療成分 | 「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の3つの働きがあり、乾燥肌に優れた効果がある |
グリチルリチン酸二カリウム | 0.5g | 抗炎症成分 | 赤み・炎症を鎮める |
アラントイン | 0.2g | 組織修復成分 | 赤み・炎症を抑え、皮ふの修復を促す |
再肌には乾燥肌を治療する成分、炎症を鎮める成分、皮ふの修復を促す成分が配合されており、3つの有効成分が肌を改善・修復へと導きます。
ヘパリン類似物質は、体内にある「へパリン」という物質と似た成分で、「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の3つの働きがあり、乾燥肌に優れた効果があります。
この3つの働きは、肌の内側から新陳代謝をうながすため、一時的な保湿とは違い、乾燥肌の根本的な解決に繋がるので、乾燥肌を治すのに特化しています。
「キュアレア」には2つの赤み・炎症を鎮める成分とかゆみ止め成分が配合されており、3つの有効成分がかゆみ・かぶれなどの炎症に効きます。
ウフェナマートは、皮膚刺激作用の弱い非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用するため、赤み・はれなどの炎症を鎮めるのに特化しています。
再肌の剤型・形状
再肌は、肌にやさしくなじませやすいローションタイプ(さいきa)と肌の油分をすぐに補う、なめらかな使用感の乳液タイプ(さいきn)の2種類があります。
さいきaはサラッとした使用感で、洗顔後の素肌に最初に使うことで肌に浸透しやすく、天然保湿因子成分を配合し、角層に潤いを与える保水治療ローションです。
さいきnは化粧水の後に使いやすく、肌表面にヴェールを作ることで、しっとり感が持続しやすい保水治療乳液です。
「キュアレア」は、肌になじみやすくべたつきが少ないクリームです。
再肌の特長
再肌は肌の治療・修復を目的とした、顔にも使える保水治療ローション/乳液です。
肌のことを考えた低刺激で肌に優しい処方で、有効成分を含む3つの成分が、肌構造を正常化し、乾燥をくり返す肌を、内側からしっかりと潤う乾きのない肌に導きます。
ヘパリン類似物質が、肌の奥の細胞に働きかけ、弱った細胞を修復することで、乾燥肌を治していきます。
「キュアレア」は化粧品や花粉・乾燥などによる、顔などのかゆみ、かぶれを鎮める肌トラブル治療薬です。
2種類の抗炎症成分と抗ヒスタミン成分が、かゆみ、かぶれなどの炎症をしっかり抑えて、早く治したいつらい肌トラブルを改善します。
顔の赤み・炎症がひどいときは「キュアレア」が適しており、顔の乾燥による症状(粉ふき、カサつき、ピリピリ)が出てきたと感じたときは再肌が適しています。
使用上の注意
[相談すること]
1.次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
- 医師の治療を受けている人
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 湿潤やただれのひどい人
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ、はれ、刺激感(ヒリヒリ感)、熱感、乾燥感 |
3.1~2週間くらい使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
キュアレアのよくある質問(Q&A)
【Q1】キュアレアを使った後に、乳液やクリーム、日焼け止め、ファンデーションなどで普通にお手入れしてよいのですか?
【A1】「キュアレア」が肌に充分馴染んだ後にご使用ください。
それぞれの製品には様々な成分が配合されています。「キュアレア」の後に重ねて他のスキンケア製品を使用される際は、ご使用前に目立たない部位で刺激などを確認のうえ、使用していただくとより安心してご使用いただけます。
【Q2】目の周りに使ってもよいですか?
【A2】目の周りやまぶたにもお使いいただけます。
目に入らないようにご注意ください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。
症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
【Q3】どれくらい使えば効果がありますか?
【A3】まずは1~2週間程度お使いください。
個人差はありますが、2週間お使いになられても症状が改善しない場合、別の疾患である可能性も考えられますので使用を中止して、添付文書を持参のうえ医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
【Q4】いつ使うのですか?
【A4】洗顔後などの清潔なお肌に直接塗布してください。
1日数回、適量を患部に塗布してください。
【Q5】ステロイド、抗生物質は入っていますか?
【A5】ステロイド、抗生物質は入っていません。
【Q6】顔に使ってよいですか?
【A6】顔にもお使いいただけます。
目に入らないようにご注意ください。
万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
【Q7】どのような製品ですか?
【A7】非ステロイド性抗炎症剤ウフェナマート、かゆみを抑えるジフェンヒドラミン、赤みを抑えるグリチルレチン酸を配合した塗り薬です。
赤ちゃんのオムツかぶれから、ご年配の方の湿疹、皮膚炎、かゆみなどの皮膚症状にご使用いただけます。
顔や目のまわりにもご使用いただける製品です。
キュアレアの口コミ・感想・評判
「キュアレア」についての口コミや評判をピックアップ!
気になる顔のかゆみ・かぶれ・赤みを治すことができるの?
- 口コミ評価
- ★★★★☆
- 20代 女性
- 新しく買った化粧品が肌に合わなかったのか、顔がかぶれてしまいました。特に目の周りのかぶれとかゆみがひどく、化粧もできなくて本当に困りました。ドラックストアで薬剤師さんに相談すると、目の周りにも使えるキュアレアを勧められたので、購入しました。1日4回ほどキュアレアを使ってみたところ、次の日にはだいぶ治まってくれました。症状がひどくなる前に使って良かったと思います。
- 口コミ評価
- ★★★★★
- 20代 女性
- 目の周りの赤み・痒み・腫れなどが突然起こってしまい、他人の目が気になっていました。痛みもあるので化粧をすることもできず、顔の赤みは特に目立つので本当に嫌でした。一刻も早く何とかしたい!と思い、すぐにキュアレアを購入しました。朝からキュアレアを使い始めて1日何度か塗りこんだところ、夜には症状が少し良くなっていました。一週間ほど使い続けたら赤みが消えてくれたので助かりました。
- 口コミ評価
- ★★★★☆
- 20代 女性
- ひどい乾燥で瞼が荒れやすくなってしまった時に、キュアレアを使用しました。3日ほど使ってみたのですが、残念ながらほとんど効果がなくて、症状が改善されることはありませんでした。症状が軽いときに使えば効いたかもしれませんが、ひどく荒れている時に使っても効果がないのかもしれません。瞼の荒れがそこまでひどくない方に向いている商品だと思います。キュアレアを塗って悪化したり、副作用が出るようなことは特になかったです。
- 口コミ評価
- ★★★★★
- 30代 女性
- 私は花粉症が毎年ひどくて、花粉が原因で目の周りや顔がかぶれてしまったり、かゆくなりやすいです。CMでキュアレアという医薬品があることを知ったので、顔のかぶれやかゆみに使ってみようと、ドラックストアで購入しました。一週間ほど使ってみたところ、かぶれがだいぶ良くなり、かゆみはなくなりました。顔に塗っても嫌な臭いも全くしないので、とても使いやすい商品だと思います。
- 口コミ評価
- ★★★★☆
- 30代 女性
- 化粧品が合わなかったせいか、肌が荒れてしまいました。特に目のまわりの赤みがひどくて、メイクで隠しても目立つので悩んでいました。病院に行く時間がなかったので、とりあえず市販薬でなんとかしようと思い、キュアレアを購入してみました。さすがに1日で赤みが消えることはありませんでしたが、3日程でだいぶ改善されました。肌なじみがよく、ベタつかないのも嬉しいです。
- 口コミ評価
- ★★★★☆
- 30代 女性
- 目のまわりがかぶれてしまい、痛みやかゆみもあったのでキュアレアを使ってみることにしました。塗ると痛みが緩和されて、かゆみも数分で気にならなくなりました。1日3~4回塗って毎日ケアしたところ、キュアレアを使い切る前に治すことができました。特にステロイド無配合なので、安心して使えるのが嬉しいです。でも効果はかなり弱めです。1日でも早く治したい方には不向きかもしれません。
- 口コミ評価
- ★★★☆☆
- 20代 女性
- 口まわりがかぶれてしまい、痛痒くて仕事にも集中できなくて困っていました。どの薬を使えばいいのかわからなかったので、薬剤師の方に相談したところキュアレアが良いと教えてくれました。塗ってすぐにかゆみがおさまり、痛みも少し和らいでくれました。効き目が早いので助かります。ただ、かぶれが完全に治るまでに多少時間がかかってしまいました。
- 口コミ評価
- ★★★☆☆
- 20代 女性
- 寝ている間に掻きむしってしまったのか、朝起きたらまぶたが赤く腫れていました。まぶたに使える薬がわからず、色々調べていた時にキュアレアのことを知ったので、実際に使ってみると1週間程度で赤みが引いてくれました。残念なことに赤みがすぐに消えることはありませんでした。ただ、まぶたにも使えるので助かります。
- 口コミ評価
- ★★☆☆☆
- 20代 女性
- ファンデーションが肌に合わなくて、顔全体がかぶれてしまいました。赤みまで出てしまったせいで、皮膚炎がかなり目立って恥ずかしく、目の周りにも使えるキュアレアを購入することにしました。肌の炎症がひどかったせいなのか、塗るとしみるような感じがありました。そこまでしみる痛みは感じませんでしたが、キュアレアを使って余計悪化するのは嫌だったので、すぐに使うのをやめました。結局、皮膚科に行って処方薬を出してもらうことになったので、お金の無駄になってしまいました。
- 口コミ評価
- ★★☆☆☆
- 30代 女性
- 急に目の周りが赤くかぶれてしまい、かゆみもひどくなってしまいました。皮膚科に行く時間がなかったので、とりあえずキュアレアを購入して対応することにしました。ちゃんと説明書通りに使ったのに全然効果がなく、2日経ってもキュアレアで症状が良くなることはありませんでした。結局、皮膚科で処方箋を出してもらったので、最初から病院に行けばよかったと後悔しています…。しかも、8gで1,000円以上と値段も高めなので、早く治したい方はすぐに皮膚科へ行くことをおすすめします。
※効果には個人差があります。
※あくまでも個人の感想であり、商品の効果を保証するものではありません。
キュアレアについてのまとめ
「キュアレア」は、顔などのかゆみ、かぶれ(化粧かぶれ、赤み、花粉・乾燥などによるかゆみ、かぶれ)に効果を発揮する肌トラブル治療薬です。
現在、全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで、数多くの肌トラブル治療薬(皮膚用薬)が販売されていますが、顔(特に目の周り)に使用できるものは限られています。
また、市販の身体用皮膚薬には「l-メントール」や「dl-カンフル」など、冷感刺激成分(塗るとスーッとする成分)が配合されていることが多く、目の周りに使用することができません。
「キュアレア」に配合されている3種類の有効成分は、どれも安全性が高いため、副作用も起こりにくく、非常に使いやすい医薬品です。
さらに、冷感刺激成分などの余計な成分も配合されていないので、デリケートな目の周り※にも安心して使用でき、様々なシーンで活躍してくれます。
※まぶたにも使えますが、目に入らないように注意してください。
今まで顔のかゆみなどの肌トラブル対処法がわからず、身体用皮膚薬などを顔に塗ってしまっていた方や、何の治療薬を使えば良いのか悩んでいた方に、正しい治療薬の一つとして新たに選択肢が増えました。
特に女性の方は化粧品が合わず、湿疹・赤み・かぶれが起きてしまうことも多く、何時間も症状が治まらなかったり、症状が悪化してしまうこともあると思います。
そんな顔の肌トラブルに対して、「キュアレア」は優れた効果を発揮し、様々な症状を緩和してくれます。
ステロイドや尿素といった肌の負担となる成分を配合しておらず、肌に優しい処方なので子供から大人まで安心して使用することができます。
しかし、症状が重いと効き目もあまり期待できないので、早めに医師の診断を受けて、適切な治療薬を使用しましょう。
また、イソプロピルメチルフェノールなどの殺菌成分を含んでいないため、ニキビ治療薬として使用することはできず、ニキビに対しての効き目は期待できません。
グリチルレチン酸(抗炎症成分)が配合されているので、ニキビの炎症を鎮める効果はありますが、治療を目的として「キュアレア」を使用することはおすすめできません。
間違ったケアによってニキビを悪化させてしまうと、ニキビ跡が残ってしまう恐れがあるので注意してください。
ニキビ跡を残さずキレイに治すためにも、症状が軽いうちに適切な治療をすることが大切です。