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乾燥肌・皮脂欠乏症(乾皮症)

【さいきc 治療クリーム】を徹底解説!

さいきc 治療クリーム

小林製薬は、乾燥荒れ肌を治す医薬品「再肌シリーズ」から、肌のバリア機能を補うγ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)を配合した「さいきc 治療クリーム」を、2017年9月6日(水)から全国のドラッグストア、薬局などで新発売しました。

さいきc 治療クリーム」の効果や特徴、副作用などについて解説していきます。

【赤み・粉ふきなどの乾燥荒れ肌に】さいきc 治療クリーム

さいきc 治療クリーム」は、肌のバリア機能を補うγ-オリザノールを配合したEX処方のクリームです。

顔などの赤み、粉ふき、皮むけ、ガサガサなどの乾燥荒れ肌を効果的に治していきます。

粉を吹いたり、赤くヒリヒリするような、頬や口まわりなどの特に気になる部分に、塗り込みやすくなっています。

無香料、無着色、弱酸性、パラベンフリー、アルコール(エタノール)フリーで、敏感な顔などの肌のことを考えた、低刺激でやさしい処方です。

敏感な子供の肌にも安心して使用できます。

製品名

さいきc 治療クリーム

効能・効果

乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、しもやけ(ただれを除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)

乾燥肌の治療用としては顔にも使用できます

用法・用量

1日1~数回、適量を患部にすりこむか、又はガーゼなどにのばして貼ってください

用法・用量に関連する注意

使用のつどキャップをしっかりしめること

小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること

目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること

外用にのみ使用すること

衣類に付着すると、まれに黄ばみを生じることがあるので注意すること

成分・分量(100g中)・働き

成分 分量 働き
ヘパリン類似物質 0.3g 肌内部に浸透し、弱まってしまった保湿力とバリア機能を取り戻し、新陳代謝を促す作用がある。
アラントイン 0.2g 皮膚の修復を促進し、皮膚表面の乾燥を回復させる作用がある。
グリチルリチン酸二カリウム 0.5g 皮膚の炎症を抑えてくれる作用があり、敏感肌用の化粧品にも使われている。
γ-オリザノール 1.0g 皮脂分泌を促進し、肌のバリア機能を高める効果がある。
添加物
ワセリン、流動パラフィン、スクワラン、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルポリシロキサン、自己乳化型ステアリン酸グリセリン、セタノール、ステアリルアルコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリソルベート60、1,3-ブチレングリコール、dl-ピロリドンカルボン酸Na、ジプロピレングリコール、安息香酸、エデト酸Na、カルボキシビニルポリマー、トリエタノールアミン、pH調節剤

販売元

小林製薬株式会社

製造販売元

小林製薬株式会社

リスク区分

第2類医薬品

剤型・形状

クリームタイプ

単品容量・メーカー希望小売価格

単品容量 希望小売価格 JANコード
30g 1,700円(税抜) 4987072046340

さいきc 治療クリームの特徴

赤み、粉ふきなどを伴う、つらい乾燥荒れ肌の治療薬です

ヘパリン類似物質が、肌の奥の細胞から修復して乾燥荒れ肌を治し、肌の保水力を回復します ※基底層

肌のバリア機能を補うγ-オリザノールを配合したEX処方のクリームが、効果的に乾燥荒れ肌を治していきます

ほほや口まわりなど、特に気になる部分にも塗りこみやすい、クリームタイプです

使用上の注意

してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)

次の人は使用しないこと
出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)の人
わずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人(血液凝固抑制作用を有し出血を助長するおそれがある)

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
医師の治療を受けている人
薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
湿潤やただれのひどい人

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ、はれ

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

さいきc 治療クリームのよくある質問(Q&A)

Q どのくらい使い続けてよいのですか?(効果がある場合、ずっと続けてよいですか?)
乾燥症状が気になる間は続けて使用できます。
配合されている有効成分に関して、長期で使用することによる副作用の報告はありませんが、医薬品なので、効果を感じられた場合でも、皮ふが生まれ変わる約1ヶ月を目安に使用を一度休んでください。
5~6日使っても症状が改善されない場合には医師に相談することをおすすめします。
Q 有効成分の働きは?
次の作用により、乾燥肌を改善して肌の中から潤いを与え、なめらかにします。また、皮膚の赤みも抑えます。
ヘパリン類似物質:ラメラ構造を修復し、整えます。角質に潤いと柔軟性を与えます。
アラントイン:荒れたり、ひび割れた皮ふ組織の修復を助けます。
グリチルリチン酸二カリウム:肌の炎症を抑えます。
ガンマ-オリザノール:皮脂腺の働きを活性化し、皮脂分泌を高めます。皮ふ表面を保護し、皮ふのバリア機能を補います。
Q どのような医薬品ですか?
クリームタイプの乾燥肌治療薬です。
有効成分が肌のラメラ構造の乱れを修復することで、肌の内側から乾燥肌を治します。
Q どのくらい使用したら効果があらわれますか?
まずは用法用量に従って5~6日程度使用してください。
個人差はありますが、5~6日間使用しても症状が改善しない場合、使用を中止して、添付文書を持参のうえ医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
Q 「さいき」を使った後に、乳液やクリーム、日焼け止め、ファンデーションなどで普通にお手入れしてよいのですか?
「さいき」が肌に十分馴染んだ後に使用してください。
それぞれの製品には様々な成分が配合されています。
「さいき」の後に重ねて他のスキンケア製品を使用される際は、使用前に目立たない部位で刺激などを確認のうえ、使用するとより安心です。
Q 一日に何回くらい使用したらよいですか?
目安ですが、1日2~4回程度使用することをおすすめします。

さいきc 治療クリームについてのまとめ

2015年9月10日に発売されて話題となった、乾燥肌治療薬「再肌シリーズ」から新商品が登場しました。

今月6日に新発売された「さいきc 治療クリーム」は、ポイントで塗り込みやすいクリームタイプです。

目のまわりや口のまわりなどの気になる部分にも、ピンポイントで使用することができるので、使いやすいように設計されています。

さいきa 治療ローション」や「さいきn 治療乳液」とは異なり、普段使用している化粧水や乳液などの上から塗ることができます。

さらに、皮脂腺の働きを活性化し、皮脂分泌を高めるガンマ-オリザノールを新配合しているので、皮ふ表面を保護し、皮ふのバリア機能を補います。

EX処方のクリームが赤み、粉ふき、皮むけなどを伴う、つらい乾燥荒れ肌を治していきます。

ただし、「さいきc 治療クリーム」は殺菌成分を配合していないため、ニキビを治療する(治す)効果は期待できません。

抗炎症成分が配合されているので、赤ニキビなどの赤みを抑える効果は期待できますが、根本から治すことはできません。

しっかりとニキビを治すためには、ニキビの原因の元となるアクネ菌などを殺菌する必要があるので、良くなったと思ってもすぐに再発する恐れがあります。

成分的には特に問題ありませんが、ニキビが悪化してしまう可能性も考えられるので、ニキビの治療を目的として「さいきc 治療クリーム」を使用ないでください。

ニキビを治すのであれば、「ペアアクネクリームW」や「イハダ アクネキュアクリーム」などのニキビ治療薬を使いましょう。

また、乾燥による肌荒れがひどいと「さいきc 治療クリーム」で改善することが難しく、効果が期待できないことがあります。

肌の保水力を回復するヘパリン類似物質や組織修復成分を配合しており、高い保湿力がある医薬品なので、乾燥がそれほどひどくなければ、すぐに良くなると思います。

しかし、肌がヒリヒリして痛かったり、皮膚炎などの症状がひどいと治せないこともあるので、効果がないときは皮膚科へ行くことがおすすめです。

私自身、季節に関係なく乾燥肌がひどいので、粉を吹いてしまったり、ヒリヒリして痛くなるなどの肌トラブルによく悩んでいます。

私の場合、乾燥がそんなにひどくないときは、化粧水の代わりに「さいきローション」を使用することで、症状を緩和することができます。

でも、肌荒れがひどくなってしまうと「再肌」を使っても、治せないことが何度かありました。

そのため、乾燥や肌荒れが軽度であれば、普段のスキンケアの後に「さいきc 治療クリーム」を使用することで、気になる症状を治していけると考えられます。

特に顔などの炎症(皮膚炎)がひどいときは、ステロイドを使用しないと治せないケースもあるので、医師の指示に従って治療する必要があります。

ステロイドを配合している市販薬も数多くありますが、デリケートな顔に使用できるものは限られているため、自己判断で安易に使わないようにしてください。

症状が治らない(悪化した)ときは、なるべく医師の診察を受けることが望ましいですが、「病院へ行く時間がない」という方は薬剤師に相談しましょう。

乾燥肌が悪化してしまうと治るまでに時間がかかってしまい、肌荒れが長引いて大変な思いをすることがあります。

たかが乾燥と思わず、症状が悪化する前の早い段階で、適切な処置をすることが大切です。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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