【テラ・コートリル軟膏a】を徹底解説!

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

テラ・コートリル軟膏a

ジョンソン・エンド・ジョンソンの化膿をともなう湿疹、皮膚炎にすぐれた効果を発揮する「テラ・コートリル軟膏a」が2012年11月1日(木)から全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売されています。

実際に使用した感想(効果)や配合されている成分など、「テラ・コートリル軟膏a」について解説していきます。

目次

【化膿をともなう湿疹、皮膚炎に】テラ・コートリル軟膏a

テラ・コートリル軟膏a」は、炎症を抑えるヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)と細菌による化膿を抑えるオキシテトラサイクリン塩酸塩(抗生物質)を配合しています。

細菌を殺菌する作用があり、炎症による腫れや赤みをおさえ、かゆみや痛みをやわらげます。

細菌感染(化膿)をともなうか、その恐れのある湿疹や皮膚炎に効く化膿性皮膚疾患用薬です。

効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

用法・用量

1日1~数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付する。

成分・分量(1g中)・働き

オキシテトラサイクリン塩酸塩:30mg(力価)

グラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示す。

ヒドロコルチゾン:10mg

炎症による腫れや赤みをおさえ、かゆみや痛みを和らげる。

添加物

白色ワセリン、流動パラフィン

包装単位・メーカー希望小売価格

6g/1,000円(税抜)

テラ・コートリル軟膏aの特長

テラ・コートリル軟膏a」は優れた抗炎症作用を示すヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)とグラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合。

化膿をともなう湿疹・皮膚炎に効果的です。

テラ・コートリル軟膏aとテラマイシン軟膏aの違い

テラ・コートリル軟膏a」とテラマイシン軟膏aは、どちらもオキシテトラサイクリン塩酸塩(抗生物質)※を配合しており、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)に効果を発揮し、化膿した患部を治します。

抗生物質の他に配合されている成分がそれぞれ異なるため、皮膚の症状によって使い分けられます。

テラ・コートリル軟膏a」は、ヒドロコルチゾン(ステロイド成分)が配合されているので、化膿を伴う湿疹、皮膚炎、かぶれ、じんましん等の炎症に優れた効き目を発揮します。

テラマイシン軟膏aは、ポリミキシンB硫酸塩(抗生物質)※を配合しているため、2つの抗生物質がブドウ球菌などの細菌による化膿をおさえ、患部の治りを助けます。

化膿を伴う湿疹や皮膚炎等のつらい炎症には「テラ・コートリル軟膏a」が適しており、皮膚の化膿症状がひどいときはテラマイシン軟膏aが適しています。

※オキシテトラサイクリン塩酸塩は、グラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示します。

※ポリミキシンB硫酸塩は、グラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に効果があります。

テラ・コートリル軟膏aの強さ(ランク)

ステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬は、薬ごとにそれぞれ強さでランク付けされています。

強さのランクは、5段階(I群~V群)に分類されます。

  • I群:strongest/最強
  • II群:very strong/非常に強力
  • III群:strong/強力
  • IV群:medium/中程度
  • V群:weak/弱い

テラ・コートリル軟膏a」に配合されているヒドロコルチゾンは、V群に入ります。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

1.次の人は使用しないでください

  • 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 抗生物質又は副腎皮質ホルモンによりアレルギー症状を起こしたことがある人

2.次の部位には使用しないでください

  • 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等のある患部
  • 湿潤やただれのひどい患部
  • 深い傷やひどいやけどの患部
  • 目や目の周囲

3.顔面には、広範囲に使用しないでください

4.化粧用やひげそり後用として使用しないでください

5.長期連用しないでください

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

  • 医師の治療を受けている人
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人
  • 授乳中の人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 患部が広範囲の人
  • 小児

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

関係部位:症状

  • 皮膚:発疹・発赤、かゆみ
  • 皮膚(患部):みずむし・たむし等の白癬症、にきび、化膿症状、持続的な刺激感

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

テラ・コートリル軟膏aについてのまとめ

「テラ・コートリル軟膏a」は、抗生物質(オキシテトラサイクリン塩酸塩)とステロイド(ヒドロコルチゾン)の2種類で構成されている化膿性皮膚疾患用薬です。

化膿をともなう湿疹、皮膚炎に優れた効果を発揮するため、けがなどによる傷の治りを助けたり、細菌から皮膚を守る抗菌作用を持つので、様々な皮膚トラブルに対して使用することができます。

かぶれやじんましん、とびひなどの皮膚トラブル以外に、ニキビやめんちょうに対しても効き目があることから人気も高い医薬品の一つです。

価格も安いためコスパも優れており、ドラッグストアで気軽に買えることも人気の理由だと考えられます。

ただし、効能・効果が似ている「テラマイシン軟膏a」などと比較すると、ステロイド(ヒドロコルチゾン※)が配合されているため、使用するときは注意がより必要になります。

※ヒドロコルチゾンはステロイドの中でもV群(弱い)に分類されるため、副作用などは比較的起こりにくく、顔にも使用することが可能ですが、元々ニキビとステロイドは相性が悪いので、症状を注意深く観察することや経過を把握することが重要になります。

特に抗生物質を長期間使用すると耐性菌が体内で生成されるため、抗菌作用が効かなくなることやステロイドの最も怖い副作用である「酒さ様皮膚炎」などに注意が必要です。

私はニキビではなく、太ももと背中にできてしまった湿疹に「テラ・コートリル軟膏a」を使用してみました。

最初はあまりひどくなかったのですが、気づいたら膿?のようなものが症状にあらわれたこともあり、患部の症状が良くなるまで約10日間~2週間ほど塗り続けました。

少し悪化してしまったこともあり、治る(完治)まで時間がかかってしまいましたが、「テラ・コートリル軟膏a」を塗り続けたことで症状がそれ以上悪化することもなく、思っていたよりも早く治ってくれました。

そのため、患部が悪化する前に早期治療※をすることがとても大切なポイントになります。

※健康な肌に「テラ・コートリル軟膏a」を塗っても予防することはできず、逆にステロイドの副作用などが怖いため、湿疹や皮膚炎などの症状が起きている部分にのみ使用しましょう。

「テラ・コートリル軟膏a」は、使い方などをしっかりと守って使用することで、様々な症状に対して効果を発揮して、患部の治りを助けてくれるため、非常におすすめの医薬品の一つです。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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