シミは消すこともできる!まずはシミの種類とその治療方法について知ろう

本ページはプロモーションが含まれています。
  • URLをコピーしました!

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

これまでなかった場所にできたシミをみつけ、ぞっとしたことがある人も多いのではないでしょうか。

見るのも嫌なこのシミは、早い人だと20代頃にはポツポツと現れるようになります。

ひとくちにシミといってもその種類とできる原因はさまざまです。

タイプによって呼び方も変わります。

そこで今回は、シミができる原因を紹介するとともに、効果的な予防方法やできてしまったシミを消す方法についても紹介していきます。

目次

シミの種類はさまざま!まずは特徴を知って予防することが何より大切

まずは数あるシミの種類から紹介

紫外線による刺激や炎症をはじめ、遺伝やホルモンバランスの影響など、シミができてしまう原因はさまざまです。

シミの形や色をよく観察してみると、色の濃さや形状などが異なっていることが分かります。

遺伝やホルモンバランスの影響などのように、個人の努力ではどうしようもないタイプもありますが、ほとんどのシミは日頃のスキンケアに気をつけていれば、未然に防げるものがほとんどです。

もし、今までなかったはずのシミに気づいたときは、シミのタイプをよく観察し、これ以上増えないようにしっかりと対策するようにしましょう。

日光黒子

一般的にシミと聞いて思い浮かべるタイプがこの日光黒子(にっこうこくし)です。

老人性色素斑ともいい、30代頃からぐんと数が増えはじめ、年齢を重ねるにつれ色も濃くなる特徴があります。

症状が出やすい場所は顔・腕・デコルテなどさまざまです。

形は円形状が多く、はじめは薄茶色だったものが、しだいに濃い茶色へと変わっていきます。

この日光黒子は加齢も影響しますが、原因のほとんどは紫外線です。

長年にわたって蓄積されたダメージが年数を重ねて皮膚表面へと現れます。

予防はとにかく紫外線を避けることです。

紫外線の多い日には日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子を使ったりすることが大切となってきます。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とは、にきびや化粧品かぶれなどによって生じた炎症後にできるシミです。

過度な刺激によって肌表面にメラニン色素が沈着し、その影響で日焼けしたような薄茶色になってしまいます。

時間の経過によって色が薄くなっていくことがほとんどですが、紫外線などによる刺激が積み重なると、色がどんどん濃くなっていくこともあるので注意が必要です。

予防は肌への刺激を避けることです。

とくに患部を指先などで触らないようにすることが大切となってきます。

そばかす

子どもから思春期にかけて多く見られるシミがそばかすです。

直径数ミリ以下の小さなシミが、鼻や頬のあたりに集中して出るのが大きな特徴となっています。

このそばかすの原因は遺伝です。

ほかのシミと同じように紫外線で悪化することもあります。

そのためそばかすがある場合は、日焼け止めなどを使って色が濃くなっていかないように注意することが大切です。

遺伝が原因となるそばかすの予防は困難ですが、日常生活の中で、メラノサイトの生成を阻害するビタミンCを積極的に摂取することが増加を抑えるのに効果的だと考えられています。

肝斑

肝斑は女性ホルモンのバランスが影響してできるシミだと考えられています。

30代から50代にかけての女性に多く、頬骨に沿って左右対称にできるのが大きな特徴です。

肝斑はほかのシミとは違い、閉経を迎える50代以降になると次第に薄くなっていったり消えたりすることがあります。

予防は生活バランスを整え、ホルモンバランスをできるだけ乱さないようにすることです。

もし、肝斑ができた場合はできるだけ早めに皮膚科で相談し、内服薬を服用することが、肝斑の拡大を防ぐのに効果的となっています。

シミを消す効果的な治療法を紹介!まずは自分に合った治療法を探してみましょう

シミは皮膚科や美容皮膚科で改善することが可能です

シミ対策は日常生活のバランスを整えつつ、十分なスキンケアや紫外線対策をすることが大切です。

こういった基本的なケアに力を入れることで、シミの数はぐっと減らすことができます。

できてしまったシミもあきらめる必要はありません。

皮膚科や美容皮膚科で相談すれば、できてしまったシミを薄くしたり消したりすることもできます。

シミができて悩んでいる人は、できるだけ早めに皮膚科や美容皮膚科で相談し、早目にケアすることを心掛けましょう。

濃いシミにも効く、最新のレーザー治療とは

レーザー治療とは肌に沈着したメラニン色素だけを破壊する治療法です。

使用するレーザーは出力を細かく調整することができ、肌のほかの部分にほとんど影響を及ぼさないといった特徴があります。

レーザーの照射範囲や出力をコントロールすることで、大きなしみから小さなシミまでしっかりと対応することが可能です。

また、痛みもそれほど強くなく、これまで難しかった肝斑を消す治療にも用いられています。

手軽で確かな効果を実感できる外用塗布薬

外用塗布薬治療ではシミができた部分に処方された薬を塗ります。

レーザー治療と組み合わせて行われることが多い治療法ですが、外用塗布薬治療だけでも薄く小さなシミであれば綺麗にシミが消える場合もあります。

使われることが多い薬は漂白効果のあるハイドロキノンや肌のターンオーバーを強力に促す作用があるトレチノインなどです。

レーザー治療やほかの治療法に抵抗感がある人にもおすすめとなっています。

体の中から作用する内服薬の使用もシミ対策には効果的

そばかすや肝斑といった遺伝やホルモンバランスが影響するシミには内服薬の使用が効果的です。

治療ではメラニン色素を抑制するトランサミンや色素沈着を未然に防ぐビタミンC誘導体などが処方されます。

この内服薬による治療は、シミの拡大や色が濃くなるのを防ぐのに効果的です。

レーザー治療をはじめ、IPLとよばれる光治療やピーリング治療と合わせることでより相乗効果を実感することもできます。

シミ対策は早目が肝心!まずは皮膚科や美容皮膚科で相談しましょう

シミ対策でまず大切なことは、シミができる原因や種類について知っておくことです。

それぞれの特徴を知ることで効果的な対策を立てることもできます。

また、シミに気づいた時はできるだけ早めに対策することが大切です。

皮膚科や美容皮膚科に行けばさまざまな治療法でシミを消すこともできます。

シミの数が増えてきたことや色が濃くなってきたことに悩んでいる人は、こういったスキンケアのプロに相談してシミ対策を始めましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

目次