【HPクリーム】を徹底解説!

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

HPクリーム

肌のバリア機能が壊れた「乾き壊れ」肌の治療に

GSKのくり返す乾燥肌を保湿しながら再生へ導く「HPクリーム」が、2011年8月1日(月)より全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売されています。

HPクリーム」の効果や副作用、特徴などについて解説していきます。

※グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社

目次

乾き壊れた肌を再生へ導く【HPクリーム】

HPクリーム」は、水分を与える、油の膜で覆う等皮膚表面の一時的な対処ではなく、皮膚の内側から作用して、“乾き壊れた”肌を再生へ導く治療薬です。

ベタつかない、なめらかで伸びのいいクリームで、使い心地の良さにこだわっています。

肌なじみが良く、局所的な使い方にお勧めです。

赤ちゃんからご年配の方まで使用できます。

製品名

HPクリーム

効能・効果

手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛

用法・用量

1日1~数回、適量を患部にすりこむか、又はガーゼ等にのばして貼ってください。

用法・用量に関連する注意

1.小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。

2.目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗って下さい。なお、異常があるときは医師にご相談ください。

3.外用にのみ使用してください。

※出血のある傷口には使用しないでください。(血が止まりにくくなることがあります。)

※顔面にある傷あと、やけどのあとには使用しないでください。

使用上のポイント

  • 乾燥による症状(カサつきやかゆみ等)が出て来たと感じた時は早目に使いましょう。
  • 患部周辺まで広めに塗るようにしましょう。
  • 入浴後の塗布が効果的です。
  • 治ったようにみえても皮ふが生まれ変わるまで、塗り続けることが大切です。

成分・分量(100g中)・働き

成分 分量 働き
へパリン類似物質 0.3g 保湿+血行促進+抗炎症作用
添加物
トリイソオクタン酸グリセリン、オレフィンオリゴマ一、ジメチルポリシロキサン、セトステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリン、ステアリン酸ポリオキシル、パラベン、グリセリン、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マクロゴール、D-ソルビトール、工デト酸ナトリウム、エタノール

製造販売元

ジャパンメディック株式会社

発売元

グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社

リスク区分

第2類医薬品

剤型・形状

年間通じて使いやすい、滑らかな使用感のクリームタイプ

ステロイド無配合

無香料・無着色

包装単位・メーカー希望小売価格

内容量 希望小売価格(税抜) JANコード
25g 1,219円 4987443344754
60g 2,267円 4987443344761

“乾き壊れた”肌とは?

“乾き壊れた”肌とは、皮膚のバリア機能が壊れて、治療が必要な肌状態を指しています。

外的刺激から防御ができず、赤みなどの炎症が起きやすくなります。

さらに、皮膚の中にある水分の蒸発が防げなくなり、肌は乾燥症状をくり返します。

そのため、”乾き壊れた”肌(乾燥性皮ふ炎)は、油分等で皮膚を保護するだけの処置だけでは治りにくいのです。

HPクリーム」は有効成分へパリン類似物質配合。

優れた保湿力を有するだけでなく、乾燥による炎症や肌荒れなどの繰り返す皮ふトラブルも治療し、なめらかで健康な状態へ導きます。

【ヘパリン類似物質】3つの特徴

保湿・抗炎症・血行促進作用を持つ「ヘパリン類似物質」が、ドライスキンに優れた保湿力を発揮し、皮ふをなめらかな状態にします。

保湿

皮ふの水分保持力を向上するとともに、皮ふのバリア機能を改善し、異物の侵入を防ぎます。

血行促進

血流を良くすることで、皮ふの新陳代謝を高め、再生を促進します。

抗炎症

炎症により見た目が気になる荒れた皮ふ症状を鎮め、正常な状態へ導きます。

美しく健やかな肌「うなけや」肌へ

るおい
角質層にしっかり水分を保持できる
めらか
外的刺激から防御ができ、赤み・ヒリヒリなどの炎症・荒れがない
っこうのいい
血流がよく、肌代謝(ターンオーバー、生まれ変わり)が活発
わらかな
カサカサ・ゴワゴワ・ツッパリなど不快な症状が無い
美しく健やかな肌「うなけや」肌を目指しましょう。

どのくらいの期間使えば効果があるの?

乾燥肌を治すために「HPクリーム」を使う期間は、症状の程度によって大きく異なります。

まずは用法用量に従って5~6日程度使用してください。

私は乾燥肌がひどくなりやすく、カサカサ・粉ふきなどがよく起こってしまいます。

肌がカサカサして部分的に白っぽくなる程度であれば、2~3日使用すると改善できることが多いです。

しかし、顔全体が乾燥して粉を吹いているときは、1~2週間使い続けて少しずつ症状が改善されていく感じです。

皮膚の炎症やカサカサなどの症状があまりにもひどくなってしまうと、治すまでに1ヶ月以上かかることもありました。

そのため、乾燥が気になるときは毎日しっかりとスキンケアを行い、肌の潤いを保つことが重要です。

また、ヘパリン類似物質は副作用が起こりにくいといわれていますが、化粧品ではなく医薬品なので、使い続けても大丈夫なのか気になる方も多いと思います。

乾燥症状が気になる間は続けて使用できますが、「医薬品を毎日使うのは不安・・・」という方は、皮膚が生まれ変わる約1ヶ月を目安に使用を一度やめて様子を見てください。

ただし、治ったように見えても、皮膚が生まれ変わるまで、肌のターンオーバーを意識して塗り続けることが大切です。

広めの患部や有毛部位に【HPローション】

HPローション

HPローション」は、するっと広がるクリアローションタイプの乾燥性皮ふ炎治療薬です。

広めの患部や有毛部位にもするっと広げられるので、汗をかきやすい夏の間も使いやすくなっています。

アルコール(エタノール)無配合で、敏感肌の方でも使用できる肌にやさしい処方です。

また、化粧水と同じように使える医薬品なので、「HPローション」を使用後、乳液やクリームを使用できます。

サラッとした使い心地が好きな方や、洗顔後すぐの突っ張ったような乾燥が気になる方におすすめです。

化粧水の代わりとして使える!

HPローション」は、肌なじみの良いローションタイプの乾燥性皮ふ炎治療薬なので、化粧水と同じような感じで使えます。

ベタつきがほとんどなくサラッとした使い心地なのに、肌の潤いをキープすることができます。

肌への浸透性も非常に高いので、短時間でスキンケアをすることができ、時間がない朝でも手軽に使えるのが嬉しいです。

保湿力と浸透力の両方に優れているので、乾燥がそこまでひどくなければ一本でケアできると思います。

肌の保湿が足りないときは、「HPローション」が肌になじんだ後に乳液を使うことで、さらに潤いを与えることができます。

私も乾燥がひどくなったときは乳液や美容液を一緒に使用していますが、肌がカサカサしていても潤いを保てます。

乾燥が気になる部分(狭い範囲)にポイント使いしたり、会社や学校などに持ち運びたいときは「HPクリーム」が便利です。

乾燥が気になる部分だけでなく、顔全体のスキンケアをしたい方には、使い心地が良くて広範囲に塗りやすい「HPローション」がおすすめです。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)

1.出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病など)の人は使用しないでください。

(血液凝固抑制作用を有し出血を助長するおそれがあります。)

2.次の部位には使用しないでください。

目や目の周囲、粘膜(口腔、鼻腔、膣など)

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

  • 医師の治療を受けている人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 湿潤やただれのひどい人

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ、はれ、紫斑

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

HPクリームのよくある質問(Q&A)

Q 使用年齢に制限はありますか?
ありません。
子供に使用する場合は、あまり沢山の量を一度に使用しないように注意してください。
Q 顔にも使用できますか?
保湿目的なら、顔にも使用できます。
初めて顔に使用する場合は、耳の後ろなど、顔の皮膚に近い場所で24時間のパッチテストをするのがおすすめです。
目や目の周辺、粘膜(口腔、鼻腔など)への使用は避けてください。
Q なぜ打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛に効くの?
上記の痛みや腫れは血行障害に基づくもの。
肌の内側から働きかけ、血行促進作用と抗炎症作用がある有効成分ヘパリン類似物質配合のHPシリーズに認められている効能です。

HPクリームとヒルドイドの違いとは?

HPクリーム」は、処方薬の中でも特に保湿力に優れている「ヒルドイド」と同量・同成分(ヘパリン類似物質)を配合しており、同じ効果があると考えられます。

効果や使い心地を使い比べたことがありますが、私の個人的な感想としては違いがほとんどないと思います。

乾燥肌で悩んでいる方は「ヒルドイド」を使用することも多いと思いますが、処方薬なので病院へ行かないと手に入らないのが手間になってしまいますね。

毎日のスキンケア(保湿ケア)のためとは言え、症状がひどくないのに病院へ行くのはちょっと気が引けます。

手間をかけずに「ヒルドイド」と似た商品が欲しいときは、ドラッグストアなどで手軽に購入できる「HPクリーム」がおすすめです。

ニキビを治す効果はあるの?

HPクリーム」はニキビ治療薬とは異なり、殺菌成分を配合していない(殺菌作用がない)ため、ニキビを治療する効果は期待できません。

ニキビを根本から治すためには、ニキビの原因となるアクネ菌などの細菌が増殖するのを防ぐ必要があります。

殺菌成分を配合していない「HPクリーム」は、細菌の増殖を防ぐことができず、安易に使用するとニキビが悪化する可能性もあります。

ニキビを一刻も早く治したいときは、「ペアアクネクリーム」や「ドルマイシン軟膏」などのニキビ治療薬を使用しましょう。

特にニキビが悪化してしまうと、治るまでの期間が余計にかかったり、最悪の場合はニキビ跡が残るおそれがあります。

ニキビがなかなか治らないときは、早く綺麗に治すためにも病院へ行き、適切な処置を受けることが望ましいです。

ニキビ跡を改善する効果があるの?

残念ながら、ニキビを治す効果については期待できませんが、「HPクリーム」を使い続けることでニキビ跡を消す(薄くする)効果は期待できます。

有効成分のヘパリン類似物質は、傷あと改善薬「アットノン」にも配合されている成分なので、さまざまな傷跡を改善する効果が期待できます。

したがって、「HPクリーム」はニキビ跡を薄くする効果があるだけでなく、やけどの跡や虫刺されのかき傷跡などにも優れた効果を発揮します。

しかし、使い続けたからといって、全てのニキビ跡を改善できるわけではありません。

ニキビが悪化してしまい、色素沈着が濃く残ったり、クレーターになった部分に使用しても、ほとんど効果がないと考えられます。

軽度(薄い色素沈着など)のニキビ跡や傷跡なら「HPクリーム」や「アットノン」で改善できますが、ひどい場合は美容皮膚科で治療を受ける必要があります。

また、少しでも早くニキビ跡を消したいときは、サプリメントではなく医薬品の「ビタミンC」を毎日服用することがおすすめです。

私はニキビ跡(色素沈着)、かきむしり跡(傷跡)、やけど跡などを改善するために「シナール配合錠」を5年以上毎日飲み続けています。

効果があらわれるまでの期間は、半年~数年と長くかかってしまいましたが、明らかに飲み始める前よりも色素沈着が薄くなっています。

HPクリーム」や「ヒルドイド」と「ビタミンC」を併用して長期間使用した結果、気になっていたニキビ跡(色素沈着)だけでなく、腕や足の傷跡も改善することができました。

濃く残ってしまった傷跡に関しても、完全に消すことはできませんでしたが、よく見ないとわからないぐらい薄くなっています。

そのため、外側と内側のWで治療することにより、傷跡を治す効果がさらに期待できると考えられます。

【HPクリーム】についてのまとめ

HPクリーム HPローション

HPクリーム」は、“乾き壊れた”肌を再生へ導く乾燥性皮ふ炎治療薬です。

乾燥による赤みや肌荒れ(カサカサ・粉ふき)などの繰り返す肌トラブルを治療し、滑らかで健康な肌へ導きます。

有効成分ヘパリン類似物質の3つの作用(保湿・血行促進・抗炎症)により、バリア機能が壊れた「乾き壊れ」肌を治療します。

肌なじみが良いクリームなので、乾燥しやすい時期だけでなく通年通じて使いやすくなっています。

クリームではなく、化粧水の代わりとして使いたい方には「HPローション」がおすすめです。

HPローション」は、肌への浸透性に優れており、サラッとした使い心地なので、保湿化粧水と同じように使用できます。

肌になじんだ後は、普段使っている乳液やクリームなどの化粧品も使用できるため、顔全体の保湿ケアを短時間で行えるメリットがあります。

乾燥が気になる部分にポイント使いしたいときは「HPクリーム」が塗りやすく、広範囲の乾燥をケアしたいときは「HPローション」が適しています。

それぞれの効果は変わりませんが、クリームとローションで使用感が大きく異なるので、臨機応変に使い分けるのがおすすめです。

また、病院で処方してもらうのであれば、効果が同じで使用感も似ている「ビーソフテン」が良いと思います。

ビーソフテン」は、ヒルドイドのジェネリック医薬品なので価格が安いメリットがあります。

特に「ビーソフテンローション」は肌なじみが良くてベタつきもなく、「HPローション」と使用感がほとんど変わらないのでとても使いやすいです。

これらの医薬品は、目や目の周囲、粘膜(口腔、鼻腔、膣など)に塗らないように注意してください。

さまざまな効果が期待できる「HPクリーム」ですが、5~6日間使用しても症状がよくならない(悪化した)場合は使用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。

特に乾燥肌が悪化したときは、市販薬で治せなくなってしまうケースが多く、ステロイドが必要になることもあります。

顔に使用できるステロイドは限られており、使用方法や使用期間などの注意点も多いので、安易な自己判断で使用しないでください。

肌のカサカサ・粉ふきがひどくなったり、赤みが出てヒリヒリする(痛みを伴う)ときは、皮膚科に行って診てもらいましょう。

乾燥肌を悪化させない(乾燥を予防する)ためにも、毎日の正しいスキンケアを行い、症状が悪化してしまった場合は、早い段階で適切な治療をすることが重要です。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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