本ページはプロモーションが含まれています。
ニキビ・ニキビ跡

鼻の下ニキビが恥ずかしい!どうしたら治るの?

いつの間にか鼻の下ニキビが出来ていて軽く触っただけでも痛い、そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

顔の真ん中に出来るため目立つ上に隠しようもなく、治るまでは恥ずかしい思いをすることもあります。

そこで、今回は鼻の下ニキビの原因と対策方法についてご紹介します。

早く何とかしたい人はぜひ参考にしてみてください。

なぜ鼻の下にニキビが出来るの?

鼻の下は皮脂腺が集中している場所です。

皮脂腺とは皮膚の内側にあって皮脂を分泌する器官のことで、手の平と足の裏以外の全身にあります。

この皮脂腺が詰まると炎症を起こし、ニキビになってしまうのです。

また、鼻の下はひげそりやメイクなどで普段から刺激を受けやすい場所のため、何かのきっかけで皮膚を傷付けてニキビになることもあります。

【原因1】不摂生な生活

睡眠不足や食生活が乱れている時に、鼻の下ニキビが出来やすいという人もいるのではないでしょうか。

睡眠不足で自律神経が乱れてしまうと免疫力の低下につながり、ニキビが出来やすい肌になります。

また、脂質や塩分、糖分などが多い栄養バランスの悪い食生活をしていると胃や腸でスムーズに消化が出来ず、体内に老廃物が溜まってしまいます。

さらに、脂質や糖質が多い食事を続けていると皮脂腺から分泌される皮脂も増えてしまうのです。

【原因2】肌のお手入れを怠っている

日頃から顔をしっかりと洗っていなかったり、メイクを落とす時に十分に落としきれていないとニキビが出来ることがあります。

特に人中(鼻の下のミゾ)は皮脂や汚れが溜まりやすく、しっかりと洗わないと皮脂腺が詰まってしまいます。

また、保湿をしっかりしないと皮膚が乾燥してしまい、さらに乾燥するのを防ぐために皮脂が過剰に分泌される場合があります。

過剰な皮脂の分泌が皮脂腺を詰まらせてニキビを作ってしまうのです。

他には、鼻炎や花粉症の時に鼻の下ニキビが出来てしまう人は、鼻水や鼻をかむことが刺激となって肌を傷つけたり乾燥させていると考えられます。

【原因3】ホルモンバランスが崩れている

ニキビ全般の原因としてよく挙げられるのが、ホルモンバランスの崩れです。

女性には生理周期があるため、女性ホルモンの影響からホルモンバランスが崩れやすいです。

特に生理前には黄体ホルモンが分泌されるので、この影響を受けて生理前後はニキビが出来やすくなります。

また、規則正しい生活をしていないと肌の調子を整える女性ホルモンが減り、男性ホルモンが多く分泌されて皮脂が多く放出されるようになります。

その結果、肌の調子が悪い中で皮脂が多く分泌されてしまい、鼻の下ニキビが出来てしまうのです。

【原因4】思春期

第二次性徴期は、男性ホルモンの影響によって皮脂の分泌が増えます。

だいたい13~18歳位の間は皮脂の分泌と体外への排出のバランスが悪く、皮脂が溜まって皮脂腺がふさがり、ニキビが出来てしまいます。

特に思春期にできるニキビは、Tゾーンや頬などの皮脂分泌が多い場所を中心に顔全体に出来ることが多いです。

【原因5】内臓のどこかが弱っている

ニキビが出来る時は内臓も弱っている可能性が高いです。

そして、ニキビが出来る場所によって弱っている箇所が違ってきます。

例えば、頬や口の周りにニキビが出来ている時は胃や小腸が弱っていると考えられます。

そして、鼻の下ニキビが出来ている時は肺や大腸が弱っている可能性があります。

内臓がしっかりと機能していないと老廃物が体内に溜まったり、栄養が体内へ十分に吸収されないので肌の調子が悪くなるのです。

他には、日常的にタバコを吸っていると血行が悪くなり、肌のターンオーバーが適切に行われません。

さらに、タバコの煙の成分が毛穴に詰まってニキビが出来てしまう場合もあります。

恥ずかしい鼻の下ニキビ、すぐに治したい!

鼻の下ニキビの原因には、様々なものがあることがわかりました。

原因に沿った対策をすることで、鼻の下ニキビは改善出来ます。

逆に対策を取らずに放置すると症状が悪化したり、慢性化する可能性があるので注意しましょう。

【対策方法1】規則正しい生活をする

不摂生を続けていると自律神経の乱れから肌の免疫力が落ちたり、皮脂の分泌が増えたりします。

自律神経やホルモンバランスの乱れを改善するためには、規則正しい生活をすることが一番の対策方法です。

鼻の下ニキビが出来た時の不摂生に思い当たるフシがあるならば、規則正しい生活を心掛けます。

いきなり生活の全てを見直すのは難しいかもしれません。

その場合は睡眠時間を少しずつでも長くするなどして、徐々に不摂生を改善できるようにしてみましょう。

また、ストレス解消も自律神経やホルモンバランスを整えるのに必要ですから、半身浴をしたり軽い運動をするなどしてストレスを溜めない生活を目指して取り組むと効果的です。

【対策方法2】肌のお手入れをしっかりとする

普段から丁寧に顔を洗っていなかったり、メイクをしっかりと落としていないと感じる人は洗顔の仕方を見直しましょう。

洗顔をする時は力を入れて強くこすったりせず、洗顔料をよく泡立ててその泡で優しく洗います。

この洗い方で汚れが落としきれないのであれば、化粧品とメイク落としや洗顔料の相性が悪い可能性がありますので使っているメイク落としや洗顔料を見直してみましょう。

逆に洗顔のし過ぎで皮脂を落とし過ぎていたり、鼻炎などで普段から鼻をかんでいる人は鼻の下が乾燥している可能性があります。

肌の乾燥が感じられる場合は、洗顔後にしっかりと保湿ケアをしましょう。

洗顔後に乳液などで肌をきちんとカバーしないと、肌の水分がどんどん失われてしまいます。

お肌のケアをする時にはニキビ肌向けの化粧水などを使うとより効果が感じられます。

【対策方法3】食生活の改善

脂質や糖質などの多い食生活は胃腸の調子を悪くし、体に老廃物が溜まったり皮脂の過剰分泌に繋がったりします。

1日3食をバランスよく食べることが大事ですが、忙しい人はなかなか難しいかもしれません。

そこで、手始めに朝食でビタミンの多い食事を摂るようにしてみましょう。

脂質や糖質を摂り過ぎていないか見直し、肉や魚、野菜や海藻などを偏らないようにまんべんなく食べるように心がけたいものです。

【対策方法4】ニキビを潰してはいけない!

ニキビが出来るとどうしても気になって触ったり、潰してしまう人がいます。

しかし、これが一番やってはいけないことで痕が残ったり、傷口から雑菌が入って余計に悪化してしまいます。

ニキビには出来るだけ触らないようにし、洗顔や肌のお手入れも優しく刺激しないように行いましょう。

そして、メイクをする場合はニキビに化粧品が付かないようにするか、ニキビ肌用の化粧品を使うのがおすすめです。

【対策方法5】市販薬を使ったり、皮膚科を受診する

生活習慣や食生活を見直しても鼻の下ニキビが改善されない場合は、市販薬などを試してみると良いでしょう。

ニキビの種類によって効果のある薬が違いますので、購入の際は薬剤師や登録販売者に相談するのがおすすめです。

また、痛みが強かったり膿んだりしているとなかなか症状が改善しない可能性があります。

そのため、症状が重い時には皮膚科を受診し、処方薬で改善しましょう。

原因に合った正しい対策を!

鼻の下ニキビには、様々な原因があります。

忙しいからと対策もせずに放置していると、改善しないばかりか悪化する可能性があります。

そのため、まずは日常生活や食生活を見直した上で、正しいスキンケアをしましょう。

また、ニキビが悪化している場合は自力で治すのが難しいこともあるため、皮膚科を受診するのがおすすめです。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
関連記事