第一三共ヘルスケアのがまんできないしっしん・皮膚炎・かゆみにすぐれた効果を発揮する「ベトネベートクリームS」
実際に使用した感想(効果)や配合されている成分など、「ベトネベートクリームS」について解説していきます。
【がまんできないしっしん、皮膚炎、かゆみに】ベトネベートクリームS
「ベトネベートクリームS」は、ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が、しっしん、かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮します。
のびが良く、ベタつかない使い心地のよいクリーム剤です。
効能・効果
しっしん、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量
1日1~数回、適量を患部に塗布する。
成分・分量(100g中)・働き
ベタメタゾン吉草酸エステル:0.12g
ステロイドの外用薬で、炎症をしずめる強い作用がある。
添加物
セトステアリルアルコール、ワセリン、流動パラフィン、クロロクレゾール、セトマクロゴール、pH調節剤
剤型・形状
ステロイド性のクリーム剤
包装単位・メーカー希望小売価格
5g/1,050円(税抜)
ベトネベートクリームSの特長
[特長1]
ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が、しっしん、かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮します。
[特長2]
のびが良く、ベタつかない使い心地のよいクリーム剤です。
ベトネベートクリームSの強さ(ランク)
ステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬は、薬ごとにそれぞれ強さでランク付けされています。
強さのランクは、5段階(I群~V群)に分類されます。
- I群:strongest/最強
- II群:very strong/非常に強力
- III群:strong/強力
- IV群:medium/中程度
- V群:weak/弱い
「ベトネベートクリームS」に配合されているベタメタゾン吉草酸エステルは、III群に入るため、市販薬の中では最も強いステロイド外用薬です。
使用上の注意
[してはいけないこと]
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1. 次の人は使用しないで下さい
本剤又は本剤の成分、抗生物質によりアレルギー症状を起こしたことがある人
2.次の部位には使用しないで下さい
- 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等
- 目の周囲、粘膜等
3.顔面には、広範囲に使用しないで下さい
4.長期連用しないで下さい
[相談すること]
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 患部が広範囲の人
- 湿潤やただれのひどい人
- 深い傷やひどいやけどの人
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ、はれ、水疱皮膚(患部)みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感
3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい
ベトネベートクリームSについてのまとめ
有効成分が「ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)」のみなので、非常にシンプルな構成で出来ています!
ステロイドを配合しているため、皮膚の炎症を抑える効果は非常に優れていますが、長期間の使用に関しては注意が必要です。
特に吸収率の高い「顔」や「粘膜」「陰部」などの皮膚が薄い部分に関しては、使用を控えましょう。
その他にも「ステロイド成分」に関しては、使用する際の注意点などが数多くあるため、自己判断で安易に使用せず「医師、薬剤師、登録販売者」に相談しましょう。
また、「ステロイド外用剤」はアレルギーを抑えると共に、皮膚表面の免疫系の働きも抑えてしまう効果もあるので、「にきび」「ヘルペス」「カンジダ」などの感染症に弱く、症状を悪化させる恐れがあるので気を付けてください!
患部の症状が良くならない場合(悪化したとき)は、早めに専門医を受診しましょう。
その症状に合った最適な治療法や医薬品などを使用して、適切に症状を改善することが重要です。