【コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル】を徹底解説!

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この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)

鼻炎にすぐ効くタイプとゆっくり効くタイプの2種類の顆粒で、1日2回で効く、コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル

興和株式会社は、つらい鼻炎の症状にすぐれた効き目をあらわす5つの有効成分を配合した鼻炎薬「コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」を、全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売しています。

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」の効果や副作用、特長などについて解説していきます。

目次

【鼻炎に1日2回で効く!】コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル

花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎や、鼻かぜなどの急性鼻炎によって引き起こされるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状は、単につらく不快なだけでなく、集中力を低下させたり、睡眠を妨げたりして、日常生活に支障をきたしかねません。

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」は、先に溶けて効き始める顆粒とゆっくり溶けて後から効く顆粒が配合されているので、1日2回朝夕の服用で、つらい鼻炎の諸症状にすぐれた効き目をあらわします。

7歳以上のお子様から大人まで幅広く服用でき、常備薬としてもおすすめです。

商品名

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル

効能・効果

急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭が重い

用法・用量

下記の量を水又は温湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 2カプセル 2回朝夕
7歳以上15歳未満 1カプセル
7歳未満の幼児 服用しないこと

成分・分量(4カプセル中)・働き

成分名 分量 働き
クロルフェニラミンマレイン酸塩 8.0mg アレルギーなどによる、くしゃみ、鼻水といった症状を抑える。
ベラドンナ総アルカロイド 0.4mg 鼻汁と涙液の分泌を抑制し、鼻水、なみだ目を抑える。
塩酸プソイドエフェドリン 120.0mg 鼻粘膜の充血やハレを抑制し、鼻づまりを改善する。
グリチルリチン酸 45.0mg 鼻粘膜やのどの炎症を抑制し、鼻づまりやのどの痛みをしずめる。
無水カフェイン 100.0mg 鼻炎に伴う頭重をやわらげる。
添加物
トウモロコシデンプン、乳糖、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、エチルセルロース、グリセリン脂肪酸エステル、タルク、赤色一〇二号、カラギーナン、ソルビタン脂肪酸エステル

発売元

興和株式会社

製造販売元

大昭製薬

リスク区分

指定第2類医薬品

剤型・形状

すぐ効くタイプとゆっくり効くタイプの2種類の顆粒を配合したカプセル剤

包装単位・メーカー希望小売価格

包装単位 希望小売価格(税抜) JANコード
24カプセル 1,450円 4987067252503

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセルの特長

特長1

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセルには、先に溶けて効き始める顆粒とゆっくり溶けて後から効く顆粒が配合されています。

1日2回朝夕の服用で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻炎症状にすぐれた効き目をあらわします。

特長2

7歳以上のお子様から服用できます。

※この医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

1.次の人は服用しないでください

  • 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
  • 次の症状(前立腺肥大による排尿困難)のある人。
  • 次の診断(高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病)を受けた人。

2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください

  • 他の鼻炎用内服薬
  • 抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)
  • 胃腸鎮痛鎮痙薬

3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください

(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)

4.長期連用しないでください

相談すること

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

  • 医師の治療を受けている人。
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人。
  • 授乳中の人。
  • 高齢者。
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
  • かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬等により、不眠、めまい、脱力感、震え、動悸を起こしたことがある人。
  • 次の症状(高熱、排尿困難、むくみ)のある人。
  • 次の診断(緑内障、腎臓病)を受けた人。
  • モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人。

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系 めまい、不眠、神経過敏、頭痛、けいれん
泌尿器 排尿困難
その他 顔のほてり、異常なまぶしさ

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

症状の名称 症状
ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
急性汎発性発疹性膿疱症 高熱、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
再生不良性貧血 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

症状
口のかわき、眠気、便秘、目のかすみ

4.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセルのよくある質問(Q&A)

Q どのような特長がありますか?
A
本剤には、先に溶けて効き始める顆粒とゆっくり溶けて後から効く顆粒が配合されているので、1日2回朝夕の服用でつらい鼻炎の諸症状にすぐれた効き目をあらわします。
なお、7歳以上のお子様から服用できます。
Q いつ服用するのが効果的ですか?
A
1日2回朝夕の服用でつらい鼻炎の諸症状にすぐれた効き目をあらわします。
成人(15歳以上)は1回2カプセル、7歳以上15歳未満は1回1カプセルを水又は温湯で服用して下さい。
Q 毎日服用しても大丈夫ですか?
A
長期連用しないで下さい。
5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
Q 飲み合わせに注意するお薬はありますか?
A
本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないで下さい。
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)、胃腸鎮痛鎮痙薬
Q 妊娠していますが、服用できますか?
A
妊娠中の方は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
Q 授乳中ですが、服用できますか?
A
授乳中の方は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
Q 子供に服用させてもよいですか?
A
7歳以上15歳未満は、1回量が1カプセルとなります。
なお、15歳未満のお子様には使用できません。
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい。

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセルについてのまとめ

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」は、1日2回(朝夕)の服用で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻炎症状にすぐれた効果を発揮する持続性鼻炎薬です。

5つの有効成分を効果的に配合しており、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎や、鼻かぜなどの急性鼻炎を緩和します。

※かぜ薬と併用することはできないので、一緒に服用しないよう注意してください。

春といえば、花粉症に悩む人が最も多くなる季節。

春は嫌いではありませんが、花粉症を発症してからというもの、毎年この時期になると鼻炎症状によって、日常生活に支障が出ることも少なくありません。

花粉症のつらい症状を少しでも楽にするためには、症状が出始める前から花粉症対策をすることが重要なポイントとなります。

私は2月中旬頃から「アレグラFX」を飲んでいましたが、どんどん花粉症がひどくなって、くしゃみや鼻水を抑えきれなくなりました。

早めに花粉症専用薬(アレルギー専用鼻炎薬)を服用して、花粉症対策をしているにもかかわらず、症状が悪化することがあるので本当に厄介です。

花粉症の症状が軽いうちは「アレグラFX」「アレジオン20」「クラリチンEX」などで対処することができます。

服用しても眠気が生じにくく、日常生活に支障をきたすこともほとんどないので、非常に使いやすいと思います。

しかしその反面、鼻炎症状を抑える作用が弱いため、服用しても十分な効果が得られないことがあります。

これらのアレルギー専用鼻炎薬が効かなくなってしまったら、「コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」を服用するのがおすすめです。

鼻炎症状を抑える作用に優れており、効果の持続時間も長いため、「今すぐなんとかしたい!」という方に向いています。

さらに、1日2回(朝夕)の服用で済むので、飲み忘れてしまうこともなく、持ち運ぶ必要もないので便利です。

ただし、日中でも眠気に襲われることが多々あるため、車やバイクの運転、機械類の操作はしないようにしてください。

普段よりも注意力・集中力が低下してしまい、思わぬ事故につながることがあるので注意が必要です。

また、「コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル」を5~6日間服用しても症状がよくならなかったり、悪化してしまった場合には、なるべく早く病院を受診してください。

鼻炎症状を悪化させないためにも、症状がひどくなる前に適切な治療を行うことが大切です。

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この記事を書いた人

2011年10月に登録販売者を取得。現在、某ドラッグストアで店長として勤務しており、お客様に対して市販薬の効果効能・副作用を説明しています。また、当ブログの編集長を務め、医薬品のプロとして正しい情報提供のために、すべての記事で監修を行なっています。

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