【キズカイン】を徹底解説!

キズカイン

丹平製薬のしつこいかゆみを素早く鎮め、傷口の治りを早める「キズカイン」が、2017年9月1日(金)より全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで新発売しました。

傷口の化膿を防ぎ、かゆみを鎮める「キズカイン」の効果や副作用、特徴などについて解説していきます。

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【くり返すかゆみと傷を同時に治す】キズカイン

キズカイン

キズカイン」は、かゆくてなかなか治らない、掻きこわしてできた“かき傷”を改善していく「かゆみのある傷治療薬」です。

かゆみのある傷に浸透し、傷口の化膿を防ぐ殺菌消毒成分セトリミドを配合。

かゆみを鎮める成分リドカインとジフェンヒドラミンのダブル作用により、しつこいかゆみを素早く鎮め、くり返すかゆみと傷を同時に治します。

さらにノンステロイド(非ステロイド)処方なので、出血した傷口にも安心して使用できます。

また、患部に沁みにくい軟膏タイプの医薬品なので、ワセリン保護膜効果で傷口をしっかり保護します。

商品名

キズカイン

効能・効果

切傷、すり傷、かき傷、靴ずれ、皮膚の殺菌・消毒

用法・用量

1日数回、適量を患部に塗布してください。

【用法・用量に関する注意】

  • 定められた用法・用量を厳守してください。
  • 軟膏が手についたまま、目や口のまわりなどに触れないようにしてください。
  • 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
  • 目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
  • 外用にのみ使用してください。
  • 患部やその周囲が汚れたまま使用しないでください。

成分・分量(100g中)・働き

成分分量働き
セトリミド0.5g殺菌消毒作用により、化膿を防ぐ。
リドカイン2.0g局所麻酔作用で、傷口のかゆみや痛みを素早く鎮める。
ジフェンヒドラミン0.5g抗ヒスタミン作用で、傷口のかゆみを抑える。
添加物
マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸グリセリン、トリオレイン酸ソルビタン、ワセリン

販売元

丹平製薬株式会社

製造販売元

新生薬品株式会社

小分類

殺菌消毒薬(特殊絆創膏を含む)

リスク区分

第2類医薬品

剤型・形状

塗っても沁みにくい軟膏剤

包装単位・メーカー希望小売価格

内容量価格(税抜)JANコード
15g1,000円4987133005620

キズカインの特徴

特徴1

かゆみのある傷に適した3つの有効成分

傷口の化膿を防ぐ殺菌消毒成分と2つのかゆみを鎮める成分が、かゆみのある傷に浸透し、しつこいかゆみを素早く鎮め、傷口の治りを早めます。

特徴2

傷口使用に安心な処方設計

軟膏タイプの医薬品なので、患部に沁みにくく、ワセリン保護膜効果で傷口をしっかり保護します。

また、ノンステロイド処方なので、出血した傷口にも使用できます。

ステロイド剤は菌の繁殖を助ける可能性があります。

キズカインとオロナイン軟膏の違い

オロナイン軟膏

キズカイン」と「オロナイン軟膏」は、傷口の化膿を防ぐ効果がある殺菌消毒薬ですが、配合している成分や価格が大きく異なります。

キズカイン」は、殺菌成分に加え2種類のかゆみ止め成分を配合しているので、つらいかゆみを鎮める効果が期待できます。

それに対して、「オロナイン軟膏」は、かゆみ止め成分を配合しておらず、殺菌成分のみで構成されています。

有効成分だけを比較すると、明らかに「キズカイン」の方が圧倒的に優秀ですが、価格が高いというデメリットがあります。

商品名内容量価格(税抜)
キズカイン15g1,000円
オロナイン軟膏11g300円

この表からわかるように「オロナイン軟膏」の価格は、ワンコイン以下で購入することができるので、コストパフォーマンスに優れています。

これらのことから、かゆみのある傷を治療したいときは「キズカイン」が適しており、かゆみがなく傷口の化膿を防ぎたい(予防したい)ときは「オロナイン軟膏」がおすすめです。

使用上の注意

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

  • 医師の治療を受けている人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 患部が広範囲の人
  • 深い傷やひどいやけどの人

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、製品の説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。

関係部位症状
皮膚発疹・発赤、かゆみ、はれ

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。

キズカインのよくある質問(Q&A)

Q きり傷・すり傷が出来た直後はかゆみより痛みが出ると思いますが、傷が出来た直後に塗ってもよいですか?
傷が出来た直後に使用しても大丈夫です。(痛みを和らげる効果もあります。)
Q かゆいかさぶた部分に塗っても大丈夫ですか?
かさぶたを剥がすと化膿する恐れがあるので、かさぶたの上から塗って使用してください。
Q 出血していたり、ジュクジュク液が出ていても使用することはできますか?
出血していたり、ジュクジュク液が出ている状態の場合は、傷口の汚れを拭き取った後、使用してください。
Q ステロイド成分は入っていますか?
ステロイド成分は入っていません。
Q 何歳から使用できますか?
自分でかゆみの症状を訴えることができるお子様(3才ごろ)から、大人の方まで使えます。
Q 妊娠中にも使用できますか?
添付文書を見て適切に使用すれば問題ありません。
Q 授乳中ですが使えますか?
添付文書を見て適切に使用すれば問題ありません。

キズカインについてのまとめ

キズカイン」は、肌の乾燥による傷・虫刺され跡の傷・掻きむしった衣類のゴムの締め付け傷など、早く治って欲しいこんな症状に効く「かゆみのある傷治療薬」です。

「かゆみを鎮める2つの成分」と 「化膿を防ぐ成分」が傷口に浸透し、くり返すかゆみと傷を同時に治します。

副作用の気になるステロイドを配合しておらず、安全性の高い塗り薬なので、肌が弱い方や子供のデリケートな肌にも安心して使用できます。

さらに液体やスプレーとは異なり、傷口に塗っても沁みにくく、肌表面を保護する効果も期待できます。

掻きこわしや切り傷・すり傷といった軽度な傷口であれば、「キズカイン」で問題なく治療することができます。

傷口に痛みやかゆみがなく、殺菌だけしたいという方には「オロナイン軟膏」が安くておすすめです。

ただし、患部が化膿(ぐじゅぐじゅ)しているときは、二次感染を防ぐためにも「ドルマイシン軟膏」や「テラマイシン軟膏」などの“抗生物質”を使用してください。

また、ステロイドを配合している市販薬を安易に使用すると、菌が繁殖してしまい症状が悪化するおそれがあります。

上記の医薬品は、カンジダ(真菌)やヘルペス(ウイルス)などに効果がないので、使用しないように注意してください。

症状の程度(傷口の状態)によって、使用する医薬品が大きく異なるため、どれを選べばいいか悩んだら薬剤師に相談してください。

傷口が出血していて、さらに化膿しているときは市販薬で改善することが難しい場合もあるので、皮膚科へ行くことが望ましいです。

傷口が深い、傷口の範囲が広い、出血が多いなど、このような場合はすぐに病院へ行き、適切な処置を行う必要があります。

軽度な傷口に「キズカイン」を5~6日間使用しても症状が良くならない(悪化した)場合も、なるべく早く医師に相談しましょう。

傷口が悪化してしまうと治るのが遅くなるだけでなく、傷跡が残る可能性もあります。

アットノン」や「ヘパリンZクリーム」などの傷跡改善薬を使用すれば、残ってしまった傷跡を消す(薄くする)こともできます。

しかし、一度できた傷跡を消すためには時間がかかってしまい、毎日ケアする必要もあるので、手間やストレスを感じることも多くなります。

傷跡を残さず綺麗に治すためには、症状に合った医薬品を使用して、しっかりと治療することが重要です。

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