ヒゲを剃っても青ヒゲが残ってしまう人や、濃いヒゲにコンプレックスをいだいているなど、ヒゲ脱毛したいと思う男性の方も多いのではないでしょうか。
しかし、ヒゲ脱毛にはメリットもありますが、デメリットもあります。
ヒゲ脱毛をする前に、それらのことをきちんと頭の中に入れておいた方が後悔することも少なくなるでしょう。
今回はヒゲ脱毛のメリット・デメリットを紹介します。
ヒゲ脱毛のメリット
コンプレックスを解消できる
コンプレックスがあると、人間は自尊心が低下したり、幸福感が低下することにつながります。
そうすると、自分の気がつかない間に葛藤したり、自分に自信がないため、行動を制限することもあるでしょう。
自分の容姿にコンプレックスを持っている人は意外と多く、濃いヒゲがコンプレックスの場合、脱毛することでそのコンプレックスを解消することができるのです。
それにより自分に自信が持てるようになり、内向的だった人も、自分から色んな人に積極的に話しかけることができるようになります。
清潔感が出る
女性の中には、ヒゲを生やしている男性にあまり良い印象を持たない人も多いです。
青ヒゲやヒゲの剃り残しが目立つと、「清潔感がない」と避けられてしまうこともあります。
それだけではなく、ヒゲは相手に威圧感を与えることも。
清潔感はモテるためには非常に重要な要素です。
その清潔感を、脱毛することで永久に手に入れることができるのです。
毎日きちんと剃っても、ヒゲが濃い人は清潔感が出にくいでしょう。
節約できる
ヒゲの永久脱毛は、安いクリニックでも70,000円ほどかかります。
高くて手が出ないと思う人もいるかもしれませんが、ヒゲが濃い人の生涯使うであろうシェーバーやヒゲ剃り、クリームの代金を考えると、早めに脱毛することでお金をだいぶ節約できます。
それだけではなく、ヒゲを毎日剃る人はヒゲを剃る時間や手間を大幅に削減することができるでしょう。
時は金なりと言いますし、お金だけでなく時間も節約できるのが、ヒゲ脱毛の素敵なメリットです。
剃るよりも肌がつるつるに
ヒゲが濃い人の場合は、毎日ヒゲを剃っても昼過ぎにはポツポツとヒゲが生えてきてしまいます。
念入りにヒゲを剃ったとしても、剃り残しや青ヒゲが目立つなんてことも。
つまり、どうやっても見た目がつるつるになることはなく、鏡を見る度にむなしくなってしまう人もいます。
脱毛することにより、ヒゲの剃り跡がなくなることで美肌になります。
カミソリ負けしていた人は、脱毛により肌荒れを起こすことがなくなるでしょう。
仕事で相手に好印象
サラリーマンやビジネスマンの方で脱毛をしている人が多くいます。
今の時代ではオフィスワークをしていても、清潔感というのは非常に大事です。
ヒゲを生やしたまま出勤して上司に怒られるというもの珍しくありませんし、ヒゲを剃っていたとして、ヒゲが濃いために「ヒゲを剃ってこい」と難癖をつけられることも。
営業の仕事では、見た目が特に大事です。
脱毛は相手に清潔感や好印象を与える効果があり、仕事が上手くいくようになることもあります。
ヒゲ脱毛のデメリット
二度と生えてこない
当たり前ですが、一度つるつるにしてしまうと二度とヒゲは生えてきません。
もちろん、それがわかっていて脱毛する人がほとんどですが、二度と毛が生えてこないというのは、それはそれで寂しいものです。
ヒゲと相性のいいファッションもありますし、女性によっては、ヒゲをワイルドでカッコいいと感じる人もいます。
ヒゲが生えてこない男性を「幼い」「ナヨナヨしている」と思う人もいるでしょう。
そんな時、脱毛しなければ自由にヒゲを生やすこともできますし、剃ることもできます。
日焼けできない
ヒゲを脱毛している人は、光脱毛や医療レーザー脱毛の施術を受けている人がほとんどですが、これらの施術を行っている最中は日焼けができなくなってしまいます。
これらの脱毛は特殊な光を黒い色(メラニン色素)に対して反応させ、再生機能を破壊していきます。
肌を焼いているということはメラニン色素が付着している状態なので、機器が反応してしまい、痛みが倍増してしまうのです。
「夏になったら、思いっきり遊びたい」と思っても、施術を行っている最中や、施術を受ける前は日焼けできません。
施術の後に口の周りが黒くなる
医療レーザー脱毛の場合、施術の後に泥棒ヒゲと言って毛穴の中の毛が埋まっていて、口周りが灰色~青みがかりになってしまう現象が起こります。
時間が経てば自然に抜け落ちますが、口の周りが黒くなる状態は4~5日続くので、脱毛していることが周りにバレてしまうこともあります。
営業職のために色んな人と会う人は、口の周囲が真っ黒のままだと、とても気になってしまうでしょう。
肌トラブルを起こす可能性がある
脱毛は、肌トラブルが起こる可能性があるというデメリットがあります。
ヒゲ脱毛は、レーザーや光の熱など、脱毛するためには十分な熱量が必要です。
そのため、火傷する危険性があり、肌の赤みや、茶色のあざができることもあります。
施術の刺激で肌が荒れたり、内出血を起こすこともあるのです。
ごくまれにですが、B型肝炎やHIVなどに感染することもあります。
また、脱毛すると体内で作られた汗を外に出せなくなります。
肌を保温させる汗が不足すると、乾燥肌の原因になってしまうでしょう。
脱毛には時間がかかる
ヒゲの脱毛は、1回では終わりません。
毛には「毛周期」と呼ばれるサイクルがあります。
毛周期は「休止期」「成長期」「退行期」を繰り返していますが、脱毛の効果があるのは成長期だけです。
しかも、成長期で肌の表面に出ている毛は全体の20%ほどなので、何回も「毛周期」の期間に合わせ、脱毛を繰り返す必要があるのです。
これを最低でも5回はやらなければならず、完了までに1年から2年ほどかかることもあります。
費用面は、脱毛した方が将来的にはだいぶお得ですが、脱毛は施術以外に別途費用がかかる場合があるので注意しましょう。
ヒゲ脱毛は慎重に
ヒゲ脱毛することによる一番の変化はルックスです。
ヒゲ脱毛することにより、青ヒゲや濃いヒゲを解消し、すべすべの肌になりますが、ヒゲは生えてこなくなってしまいます。
デメリットを理解し、対策することができれば、ヒゲ脱毛はメリットしかありません。
一生に一度のことなので、ヒゲ脱毛する時はしっかりと考えてから行いましょう。