「アリナミンEXプラスα」新発売!
アリナミン錠剤シリーズは、1954年に「アリナミン糖衣錠」を発売以来、半世紀以上にわたり多くの方に服用されています。
「タケダ」は、主力製品であるアリナミンEXシリーズから、新製品「アリナミンEXプラスα」(第3類医薬品)を2017年4月25日に発売しました。
「アリナミンEXプラスα」は、アリナミンEXプラスの処方にビタミンB2を加えたビタミンB1 B6 B12主薬製剤です。
目・肩・腰への効果に加え、三大栄養素を効率よくエネルギーに変えることで、疲れたカラダにさらなる効果を発揮します。
アリナミン錠剤シリーズでは2005年11月に、カラダを動かさないことでカラダが固まったと感じた時の「目の疲れ」「肩こり」「腰の痛み」といった症状に悩む方に向けた「アリナミンEXプラス」を発売しました。
それから10年以上がたち、スマートフォンやタブレット端末の普及が進み、こうした症状がより身近になってきていることから、アリナミンEXプラスにビタミンB2を配合した日本で唯一の処方※となる「アリナミンEXプラスα」を発売します。
「アリナミンEXプラスα」の広告では、メッセンジャーとして俳優の堤真一さんを起用し、「発見!アリナミン」のキャッチコピーにて製品価値を訴求するテレビCMを5月より展開する予定です。
- ※ビタミンB1B6B12製剤(一般用医薬品製造販売承認基準)にビタミンB2を配合
- ※2017年3月タケダ調べ
【目・肩・腰にまで疲れを感じたら】アリナミンEXプラスα
「アリナミンEXプラスα」は、「タケダ」が開発したフルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)とピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)のほか、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をエネルギーに変える反応に役立つリボフラビン(ビタミンB2)、エネルギー産生に重要な働きをするパントテン酸カルシウム、体のすみずみの血液循環を改善するdl-α-トコフェロールコハク酸エステル(ビタミンE)を配合し、「目の疲れ」「肩こり」「腰の痛み」といったつらい疲れの症状にすぐれた効果を発揮します。
効能・効果
- 1.次の諸症状の緩和
- 眼精疲労、筋肉痛・関節痛(肩こり、腰痛、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ
- 2.次の場合のビタミンB1 B2 B6 B12 の補給
- 肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時
「ただし、上記1の症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師または薬剤師に相談すること。」
用法・用量
次の量を、食後すぐに水またはお湯で、かまずに服用すること。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
15歳以上 | 2~3錠 | 1回 |
15歳未満 | 服用しないこと |
- 用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守すること。
成分・含量・働き
3錠(15歳以上の1日最大服用量)中
成分 | 含量 | 働き |
---|---|---|
フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)として (フルスルチアミン塩酸塩) |
100mg (109.16mg) |
神経や筋肉の機能維持に重要な役割をはたす。 炭水化物(糖質)のエネルギー産生に役立つ。 |
ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩) | 100mg | 神経の機能維持。 アセチルコリンなどの神経伝達物質の生成と分解や髄鞘の修復などに関与。 |
ビタミンB12(シアノコバラミン) | 1,500μg | 神経の機能維持。 髄鞘の生成・修復や神経伝達物質の代謝に関与。 |
ビタミンEコハク酸エステルカルシウム (dl-α-トコフェロールコハク酸エステルとして) |
103.58mg (100mg) |
末梢の血液循環を改善。 |
パントテン酸カルシウム | 30mg | 脂質や糖質をエネルギーに変える際重要な役割をはたす。 |
ガンマーオリザノール | 10mg | 神経や筋肉の機能維持に役立つビタミンB1・B6・B12の働きを助ける。 |
ビタミンB2(リボフラビン) | 10mg | 三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をエネルギーに変える際に役立つ。 特に脂質の分解に関与。 |
- 添加物
- 乳酸カルシウム水和物、無水ケイ酸、セルロース、還元麦芽糖水アメ、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、エリスリトール、ヒプロメロース、タルク、酸化チタン、アラビアゴム、炭酸Ca、白糖
- 成分に関連する注意
- 本剤の服用により尿が黄色くなることがありますが、リボフラビンによるものなので心配ありません。
製造販売元
武田コンシューマーヘルスケア株式会社
リスク区分
第3類医薬品
剤型・形状
- 黄色の糖衣錠
- 1錠:0.315g/直径:9.45mm/厚さ:5.2mm
包装・メーカー希望小売価格(本体)
包装 | メーカー希望小売価格(本体) |
---|---|
60錠 | -(設定していません) |
120錠 | |
180錠 |
アリナミンEXプラスαの特徴
特徴1
「タケダ」が開発したフルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)とピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)などを配合し、「目の疲れ」「肩こり」「腰の痛み」などのつらい症状にすぐれた効果をあらわします。
特徴2
三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をエネルギーに変える反応に役立つリボフラビン(ビタミンB2)のほか、エネルギー産生に重要な働きをするパントテン酸カルシウム、体のすみずみの血液循環を改善するdl-α-トコフェロールコハク酸エステル(ビタミンE)を配合しています。
特徴3
黄色の糖衣錠でのみやすく、1回2~3錠、1日1回で効果があります。
アリナミンが疲れに効く理由
「疲れ」は、活動するためのエネルギーが、うまく作れなくなると感じるようになります。
そんな時には、三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)と共に、特にビタミンB1を摂取することが大切なのです。
でも、実は食品から摂取するビタミンB1には、壊れやすくて、体内に吸収されにくいという、性質があります。
そんな性質を改良したのが、タケダが開発したビタミンB1誘導体「フルスルチアミン」です。
ビタミンB1に比べ、体内へ吸収されやすく、筋肉や神経などカラダ全体に行きわたり、疲れに効果を発揮します。
アリナミンEXプラスαはこんな方に
- 目の奥が痛い・目の焦点が合わない・目がかすむなどの特につらい症状がある。
- 動いている時やじっとしている時、腰に特につらい痛みを感じる。
- いくら揉んでもすぐに肩がこる。
使用上の注意
[相談すること]
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
- 医師の治療を受けている人。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気・嘔吐、口内炎、胃部不快感 |
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
症状 |
---|
軟便、下痢、便秘 |
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
5.服用後、生理が予定より早くきたり、経血量がやや多くなったりすることがある。出血が長く続く場合は、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
アリナミンEXプラスαのよくある質問(Q&A)
- Q01 どのような商品ですか。
- 『タケダ』が開発したフルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)とピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)などを配合し、「目の疲れ」 「肩こり」「腰の痛み」などのつらい症状にすぐれた効果をあらわします。
- Q02 フルスルチアミンとはなんですか。
- 『タケダ』が開発したビタミンB1誘導体です。チアミン(ビタミンB1)に比べ体内への吸収がよく、全身によく届きます。筋肉疲労時などのエネルギー代謝や、神経の情報伝達などに関与する成分です。
- Q03 毎日服用できますか。
- 効果を感じていただけていれば、毎日服用いただけます。
- Q04 1日1回の服用回数となっていますが、いつ服用するのがおすすめですか。
- 1日1回の服用は、食後すぐの服用であれば朝昼夕いつの場合でも効果に変わりはありません。
- Q05 ニンニクは使用していますか。
- ニンニクの研究より生まれた成分を含んでいますが、ニンニクは使用しておりません。
- Q06 錠剤の黄色はなんの色ですか。
- ビタミンB2の黄色です。
- Q07 何歳から服用できますか。
- アリナミンEXプラスαは、15歳から服用いただけます。
- Q08 妊婦中、授乳中でも服用できますか。
- 「妊娠・授乳期のビタミンB1 B2 B6 B12 の補給」の効能がございますので、服用いただけます。
アリナミンEXプラスαとアリナミンEXプラスの違い
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の効能・効果、成分・分量、特徴など、それぞれの製品との違いを比較してみました。
アリナミンEXプラスの効能・効果
効能・効果 |
---|
1.次の諸症状の緩和 2.次の場合のビタミンB1 B6 B12の補給 「ただし、上記1の症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師または薬剤師に相談すること。」 |
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の効能・効果は、ほとんど変わりません。
どちらも目の疲れ、肩こり、腰の痛みなどのツライ症状(肉体疲労)にすぐれた効果をあらわします。
新製品の『アリナミンEXプラスα』は、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をエネルギーに変える反応に役立つリボフラビン(ビタミンB2)を新たに配合しているので、効能・効果にビタミンB2の補給が追加されています。
さらにリボフラビン(ビタミンB2)は、特に脂質の分解に関与しています。
アリナミンEXプラスの用法・用量
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
15歳以上 | 2~3錠 | 1回 |
15歳未満 | 服用しないこと |
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の用法・用量は、全く同じです。
どちらも15歳未満は服用できないので、注意してください。
アリナミンEXプラスの成分・分量(3錠(15歳以上の1日最大服用量)中)・働き
成分 | 分量 | 働き |
---|---|---|
フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)として フルスルチアミン塩酸塩 |
100mg 109.16mg |
神経や筋肉の機能維持に重要な役割をはたす。炭水化物(糖質)のエネルギー産生に役立つ。 |
ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩) | 100mg | 神経の機能維持。アセチルコリンなどの神経伝達物質の生成と分解や髄鞘の修復などに関与。 |
ビタミンB12(シアノコバラミン) | 1,500μg | 神経の機能維持。髄鞘の生成・修復や神経伝達物質の代謝に関与。 |
ビタミンEコハク酸エステルカルシウム (dl-α-トコフェロールコハク酸エステルとして |
103.58mg 100mg |
末梢の血液循環を改善。 |
パントテン酸カルシウム | 30mg | 脂質や糖質をエネルギーに変える際重要な役割をはたす。 |
ガンマーオリザノール | 10mg | 神経や筋肉の機能維持に役立つビタミンB1・B6・B12の働きを助ける。 |
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の成分・分量は、ほとんど変わりません。
『アリナミンEXプラスα』は、「アリナミンEXプラス」の6種類の成分に加えて、新たにリボフラビン(ビタミンB2)を配合しており、成分が7種類に増えています。
目・肩・腰にまで疲れを感じたら『アリナミンEXプラスα』がおすすめです。
アリナミンEXプラスの包装・メーカー希望小売価格
包装 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
[分包品] 9錠(3錠×3包) | 500円(税抜) |
[ビン入り品]60錠 | 2,180円(税抜) |
[ビン入り品]120錠 | 4,080円(税抜) |
[ビン入り品]180錠 | 5,980円(税抜) |
[ビン入り品]270錠 | 7,980円(税抜) |
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の包装は、多少異なります。
「アリナミンEXプラス」は5種類の包装が展開されているのに対して、『アリナミンEXプラスα』は包装が3種類と少なくなっており、特に270錠が発売されていないのは不便に思います。
また、「アリナミンEXプラス」よりも『アリナミンEXプラスα』の方がメーカー希望小売価格(値段)も高いことから、コストパフォーマンスはあまり良くないと言えるでしょう。
アリナミンEXプラスの特徴
■ アリナミンEXプラスは、「タケダ」が開発したビタミンB1誘導体フルスルチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12を配合し、「目の疲れ」「肩こり」「腰の痛み」などのツライ症状にすぐれた効果をあらわします。
■ 補酵素(コエンザイムA)となってエネルギーの産生に重要な働きをするパントテン酸カルシウム、体のすみずみの血液循環を改善するビタミンEを配合しています。
■ 服用しやすい黄色の糖衣錠です。
『アリナミンEXプラスα』と「アリナミンEXプラス」の特徴は、ほとんど変わりません。
どちらも眼精疲労、筋肉痛・関節痛(肩こり、腰痛、五十肩など)、神経痛、手足のしびれの緩和や肉体疲労時に、1回2~3錠、1日1回ですぐれた効果を発揮します。
また、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時にも服用することができます。
アリナミンEXプラスαについてのまとめ
アリナミンEXシリーズから、新製品「アリナミンEXプラスα」が2017年4月25日(火)に発売されました。
「アリナミンEXプラスα」は、目・肩・腰などの疲れを改善するビタミンB1 B6 B12主薬製剤です。
「アリナミンEXプラス」の処方にビタミンB2が新たに加わり、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を効率よくエネルギーに変えることで、目・肩・腰への効果に加え、疲れた身体にさらなる効果を発揮します。
ビタミンB2は「発育のビタミン」と言われており、成長を促進することによって、皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関わります。
脂質を使って細胞を修復したり、新しい細胞への生まれ変わりを助ける働きがあるので、主に「チョコラBBプラス」や「ハイチオールBクリア」など、ニキビ治療薬(肌トラブル治療薬)に多く含まれています。
また、体内のビタミンB2が不足すると、脂肪が燃焼されにくくなり、エネルギー不足に陥ってしまうことで、太りやすくなります。
三大栄養素の中でも、脂肪を燃焼させてエネルギーに変える働きが強いのが、ビタミンB2だと言われており、ダイエットにも効果が期待できる成分の一つです。
私は「アリナミンEXプラス」を約1年間服用していましたが、疲れを改善する効果があまり感じられず、服用する前とほとんど変わらないような気がしていました。
そのため、1年間は「アリナミンEXプラス」を毎日飲み続けましたが、最後に買ったものがなくなったのを機に飲むのをやめました。
相性や体質による個人差があるのはもちろんのことですが、疲れ具合によって効き目の差が非常にある医薬品だと思います。
私の場合、毎日12時間ほど働いており、睡眠時間も平均4時間程度なので、恐らく「アリナミンEXプラス」の効果だけでは、疲れを改善し切れなかったのだと思います。
無理し過ぎていない範囲で疲れを改善するのであれば、十分な効果が期待できると思いますが、許容範囲を超えてしまっている場合、疲れを改善するのは非常に難しいと考えられます。
ただ、あくまで「アリナミンEXプラス」を服用し続けた私の体験談(口コミ)なので、良い効果があらわれる方やしっかりと疲れが取れる方も多いと思います。
また、「アリナミンEXプラスα」はビタミンB2が新たに配合されたことにより、効き目がさらに良くなっているかもしれません。
特に「アリナミンEXプラスα」を飲んでるから疲れなんて大丈夫!という、プラセボ効果も疲労を改善するのにとても大切です。
やはり、実際の効果(効き目)は飲んでみないとわからないので、目・肩・腰などの疲れに悩んでいる方は、一度試してみる価値はあると思います。
「アリナミンEXプラスα」を服用したことによって、肉体疲労が回復されるようなら、継続して服用することがおすすめです。
短期間で効果を発揮する医薬品ではなく、最低でも2週間以上飲み続けることで、疲労回復の効果が期待できるため、効果があらわれるまでに多少時間を要すると思います。
したがって、飲み始めて1週間ほどの短期間では、疲れを改善する効果があまり期待できないため、効かない(効果がない)からといって服用を中止しないようにしましょう。
しばらく服用しても疲れが全然改善されないのであれば、一旦「アリナミンEXプラスα」の服用を中止して、即効性のある栄養ドリンクを飲んでみるか、“にんにく注射”を打つのが良いかもしれません。
風邪などで本当につらいときに“にんにく注射”を打つと、短時間で疲労回復ができるので、即元気になりたい方には向いていると思います。(効果のあらわれ方には個人差があります。)
「アリナミンEXプラス」はそれほど効果がありませんでしたが、新処方の「アリナミンEXプラスα」なら効き目も変わるのかな?と、少しだけ期待しています。
しかし、疲労回復を改善するのに必要なビタミンB1やビタミンEの含有量が同じなので、成分だけで判断すると、なかなか難しいように思います。
そのため、とりあえず「アリナミンEXプラスα」を3ヶ月分購入して、疲れに効き目があるかどうかを試してみたいと思います。
実際に服用した効き目(効果)については、改めて紹介する予定なので、購入するか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。